2020年11月9日「ウィッキーさん至急戻られたし」
いやあ、なかなか頑張っているのではなかろうか。みんなの体操にジム、Smanpoお遍路さんも8000歩オーバー。糖質もほぼ抜きで、4日目。すでに体が軽く感じている。すんばらしいぞー!!
健康的な生活が脳を退化させる
実はこれも以前から感じていたのだが、健康的な奴は無茶をしないので基本、つまらない。話がつまらない。話のネタが健康にまつわるものしかない。そのいい例が『星星のベラベラENGLISH』だ。
何一つ記憶に残らないベラベラENGLISH
自分はズームイン朝世代だが、ウィッキーさんのワンポイント英会話の終わりの言葉は未だ忘れない。「Have a nice weekend」これが金曜日の放送で最後に彼が放つ言葉だ。それに比べて毎日視聴している星星のベラベラENGLISHはどうだ。家族にも確認したが、全員、何一つ、全く、覚えていない。これはヌルくて健康的すぎるからだ。
ウィッキーさんは愛すべき哀れな孤独モンスター
通行人に何度も無視され、変な輩にも阻まれ、異国の地で何人だかもよくわからない男(しかも変な名前)が、ガチロケをする姿。哀れであり、悲しくもあり、それが感動を呼ぶ。「がんばれウィッキーさん!」全国の子供も大人も応援して観ていた。だから身についているのだ今も。
「さん」付けが殿堂入りした外国人はウィッキーさんだけ
ではないだろうか。ゾマホンにしろボビーにしろチャックにしろキャンベルにしろモーリスにしろザ・ビーストにしろ、呼び捨てだろう。やっぱりウィッキーさんは偉大なのだ。ネットの大辞典『Wikipedia』も元々はウィッキーさんの豆知識を編纂するものだと聞いている。
オクトパストラベラーの秀逸なサブストーリーはフィオル
アンインストールしようしようと思いながらもまだやっているオクトラ。このゲーム、仲間キャラごとにサブストーリーがあり、戦闘ものだったりお使い物だったり色々あるのだが、だいたいがつまらんし、中身がない。その中で唯一異彩を放つのが『フィオル編』である。
フィオル編のストーリー
港町リプルタイドで母親と二人暮らしの自警団員フィオルは、亡き父を目指し自警団で働くいてる。一応は主任格まで出世したものの、決断力がなさ過ぎて部下から置いてきぼりにされパッとしない。そこに最近町に越してきたミカという娘が新たに加入する。
ミカは魔物駆除に出かけるが、魔物を前にして恐怖に駆られ身動き一つとれない。襲い掛かる魔物から間一髪フィオルが助け出すものの、その異常な怖がり方が気になる。しかしミカは何も言わない。なぜリプルタイドに来たのか。なぜ自警団に加入したのか。ミカは自警団を辞めようとするが、フィオルはそれを思いとどまらせる。
フィオルの母は夫に先立たれてから生活が荒み、多額の借金をした末、町のバーで娼婦として働いている。間接的に夫の命を奪った自警団を憎み、そこで働く娘フィオルにも愛情を失っており、憎しみさえ抱いていた。
港に巨大な船が入港する。現れたのは残虐な拳ですべてを支配する男、ギードと、その一味。その拳から繰り出される暗黒の技で、すべての人々を屈服させてきた。そのギードがリプルタイドで「ミカ」という名の女性を探しているという。
ギードの噂を聞き、ミカを守るべくギード一味と戦った自警団長は無残にも殺されてしまった。追及の手は刻一刻とミカに迫っていた。フィオルはミカを自宅に匿うが、それを見ていたフィオルの母はミカを利用し、一儲けしようと企む。
フィオルの母はギードに自分を人質にしてフィオルとミカを洞窟に誘い出すように持ち掛け画策する。二人はまんまと罠にはまり、洞窟へ。そこには母親とギードとその一味が待ち構えていた。母親はその場でギードから報酬を受け取り娘に罵声を浴びせ逃走する。
母親に裏切られたことで戦闘の意志を失ったフィオル。ギードになぶり殺しにされるフィオルを助けるべく、ミカの拳が覚醒する。なんとミカは一子相伝の暗殺拳の使い手だった。
数年前、暗殺拳宗家主催の地下闘技トーナメントでギードに殺されかけてから、ミカの体は恐怖に支配されていた。恐怖により戦うことを脳が拒絶してしまう。リプルタイドに来たのは、暗殺拳の伝承から逃れるためであり、自警団へ加入したのは恐怖と向き合い克服ためだったのだ。一方ギードは、闘技場で唯一殺し損ねたミカを完全抹殺することで己の暗黒の技を完成させることが目的だった。
フィオルの危機を前にして、ついに恐怖の呪縛を脱し、再び拳を握るミカ。
ミカの暗殺拳の炸裂によりフィオルの剣技も覚醒。超剣技「三連撃」により、見事ギードを打ち倒した。
二人に別れの時が訪れる。
目を背け続け、逃げ続けた過去に決別するため、ミカは暗殺拳宗家のある祖国へ。フィオルは世界を股に掛ける正義の旅団へ加入した。
「逃げない、恐れない、迷わない」
誓い合った二人の旅は始まったばかりだ-
fin
※かなり脚色しました。でもこっちのほうがいいでしょ。
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