第一幕を書く。
昔ほど、物語が書けなくなった。
小学生のころ、私はえんぴつとノートを放さない子供だった。
いつでも、物語は沸いてきて、無尽蔵だった。
物語の始まりと終わりが思いついて、真ん中をどうしていいかわからない子供だった。
その頃は、自分に才能がないとか、そういうことを考えずに、始まりを終わりを書いていた。
それだけで楽しかった。
中学生になって、周りが絵を描き始めた。
私は絵で表現ができなかったし、使用とも思わなかった。
高校生の時、自分で描いてみた絵を他人に見せたら「練習してないでしょう」といわれだ。
その時の私は、練習とかではなく自分なり楽しむことを念頭に置いていたし、本当に書いていて楽しかったのは文章だった。
そして大人になって、文章を書くことも難しくなってきた。、
私は、カメラを持った。
一瞬、頭のおなかに思いついた物語が写真だけで関係した。
絵を描かなくても、情景を綴らなくても、写真はそのすべてを物語ってくれた。
私はこれ幸いとこの手法に今でも夢中でいる。
そしていま、動画を始めた。これも、非常に面白い。
ただ、より自分一人で出来なくなった。
私は、私の作りたいものを作り出し続ける情熱も、そこに対する熱量も維持ができない。
だから、私のできる限りのことをする。
そして、その一歩が、この写真集の第一幕です。
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