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助成金活用事例〜設備投資の助成金〜
皆さん、こんにちは。
今日は、設備投資の75パーセントが助成される「業務改善助成金」の活用例を見ていきたいと思います。
皆さんはこの業務改善助成金をご存知でしょうか。
名前だけは聞いたことがある方もいると思いますが、
実際にどのようなものが75%助成されるのかを、
いくつかの事例を交えながら解説していきます。
それでは早速1つ目の事例から見ていきましょう。
これは飲食店での事例です。
100万円の厨房機器を75パーセント引きで15万円で購入できたというものです。
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この飲食店では、従来の厨房機器によって熱気や廃棄物が拡散し、とても不快に感じていました。
特に長時間調理を行うため、スタッフにとっては非常に厳しい環境でした。
また、調理スタッフの経験によって味が変わることや、調理に時間がかかるという悩みもあったようです。
新しい厨房機器を導入した結果、
熱が発生しにくくなり、かなり快適になったと報告されています。
最新の厨房機器は副射熱が少なく、自動調理プログラムが導入されているタイプもあり、
大量生産が可能になったことで業務が効率化されました。
また、一度に複数の調理ができるようになり、回転率が向上して売り上げも上がりました。
続いて2つ目の事例についてです。
こちらは配膳ロボットの導入です。
300万円の配膳ロボットを75パーセント引きで75万円で購入しました。
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最近、チェーン店などで配膳ロボットを見る機会が増えてきていますが、
従来の悩みとしてはスタッフの定着率が低く、長時間労働が常態化していました。
配膳ロボットを導入することで、従業員が直接料理を運ぶ負担が軽減され、業務の効率化が実現しました。
これにより、他のサービスに注力できるようになり、サービスの質や売り上げの向上、人件費の削減を実現できた事例です。
次は介護業界の事例です。
ここではオンライン診療ツールを導入しました。
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介護事業所では、寝たきりの方や認知症の高齢者が多く、自分で移動することができず、
介護従業員が外来診療に付き添っていました。この労力は非常に大きな負担となっていました。
オンライン診療ツールを導入することで、
介護老人ホームで直接オンライン診療を受けることができるようになりました。
これにより、介護従業員の外出業務時間が年間で30パーセント削減されました。
この成果は従来の負担がどれほど大きかったかを示す指標となります。
最後に温浴施設の事例ですが、自動精算機を導入しました。
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多くのところで見かける自動精算機ですが、従来はチェックアウト時に行列ができてしまい、
お客様のサービス満足度に課題がありました。
また、繁忙時間帯にはスタッフを余分に配置する必要があり、そのため業務負担が増していました。
自動精算機を導入することで、例えば2人の従業員を配置していたレジに対して、
4台や5台の自動精算機を設置することにより、待ち時間を軽減し、精算がスムーズに行えるようになりました。
またそれだけではなく、売り上げ管理や顧客管理システムと自動生産機が連携することができるようになったので、マーケティングツールとしても活用ができるようになりました。
ぜひ皆さんの会社でも業務の生産性が向上するような機器があれば、いつでもご連絡ください。