フォトコンチャンネルの運用の難しさと今後の展開

CSLフォトコン運営を始めて18ヵ月。参加者、視聴者、スポンサー、運営に支えられてもうすぐ第5回大会が始まる。これだけ長く続けられるとは思ってなかったので嬉しい。

しかし、続いているからこその苦悩というものもあり、普段は表に出さないそのあたりの話でもしようと思う。

CSLフォトコンとは

都市開発ゲーム Cities: Skylinesのゲーム内スクリーンショットを活用したフォトコンテスト。非公式の大会で、一部の有志により運営している。

ゲームなので表現に制約がかかってくるのだが、その制約を感じさせないほどクオリティの高い作品が多く見ごたえのあるイベントになっていると自負している。

大会がどんなもんか、もう少し詳しく知りたい場合はこちらのリンクを参照してもらいたい。

第5回CSLフォトコンテスト
https://csl-contest.net/3798-2

専用YouTubeチャンネルを開設した経緯

CSLフォトコンでは毎回アンケートを取っていて、運営メンバーで内容を吟味し、都度改善を行っている。これまでも寄せられたご意見をもとに、投票プロセスの変更やサイトデザインの改善、賞金配分の見直しを行ってきた。

その中で「フォトコン専用のチャンネルで大会をやるべき」というご意見をもらった。

CSLフォトコンでは最終審査として生放送での投票を実施している。放送は、参加者、視聴者で時間や空気感を共有する重要な要素と位置付けていて、我々のイベントでは必須であると考えている。この生放送は運営メンバーの個人チャンネルで放送してきた。今回の指摘は「放送する個人チャンネルの属性に引っ張られることは公平に欠けるのではないか」ということである。確かに。

しかし、すぐに専用チャンネルに移行できるかというと課題もある。

これまで個人チャンネルで放送してきた理由は収益化に尽きる。CSLフォトコンは賞金を出す大会であるため、その費用を捻出しなければならないのだ。賞金の一部には生放送中にもらったスーパーチャットの収益を充てている。このスーパーチャットをもらうためには収益化済みのチャンネルで放送する必要があるが、その最低限の条件がチャンネル登録者1000人、総再生時間4000時間である。この条件がどれだけ大変か、YouTubeで活動している人にはわかってもらえると思う。

さらに都合の悪いことに、最低限の条件を満たしたとしても収益化審査を通過する補償はない。特に、画像のスライドショーのようなチャンネルは収益化審査が通りづらい。あれ、これ、フォトコンと相性悪すぎでは...?

とはいえ、指をくわえてるだけでは状況は改善しないので、やれるだけのことはやってみようということでチャンネルを立ち上げたのが2021年9月のことである。

チャンネルの今後の展開

投稿動画について
しばらくはこれまでの作品紹介動画を投稿していく予定である。さらにフォトコンの舞台裏など、公開できる範囲で動画にしたい気持ちもある。例えば、審査員の選定はどうなっているのかとか、テーマの決定はどうなっているのかとか。あとは、後夜祭を専用チャンネルでやれたらいいと思っている。
他にも動画の要望があれば教えてほしい。

最終審査の生放送について
当面はこれまで同様、運営メンバーの個人チャンネルで放送する予定であるが、収益化できたら専用チャンネルで最終審査を実施するようにしたいと考えている。

おわりに

フォトコン専用チャンネルですべてを完結させられるかどうかは未知数であるが、とりあえずチャンネルを育てていこうと考えている。長い長い道のりになるが、見守っていただければ幸いである。

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