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カメラを愉しむ 何もない 月と沙だけ どこまでも
静かさも行きすぎると恐怖
時おり風が吹いて、
リュックにつけたアクセサリーがカサカサと
その音にさえ、髪の毛が逆立ち、
オアシスを跳ねる魚の音にさえ、思わず身構えてしまう…
そんな情景が思いだれた…
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ここは中国内モンゴル…
かつては、緑の草原だったところが沙漠になったのだとか、
「沙漠」という字は、それを表しているのだと…
背後には青山山脈、
動物の足跡があるのは昼間見て知っている
月明かりの沙漠の向こうで、キラリと光るのは、
動物の目…
想像が恐怖を煽って、
マスマス恐くなる…
よく行ったよねぇ…
若かったんだねぇ…
今、
部屋を片付けていて、
写真、撮りに行けないから
データーを漁っていたら出てきたの…
写真はいいね、
一枚の中に何万語にもなる思い出がつまっているのだから…
古い写真をこうして引っ張りだして、
旅をするのもなかなかいいね…
片づけ昨日ははかどった
元カミが助っとに来てくれたんだけど、
僕の数倍の決断力での強硬断捨離…
お陰で部屋はスッキリしたが、
服など、半分に減らされた
それでもまだまだ…
もう一回思い切った強硬断捨離をしなければだめだな…
墨染めの衣一枚になるのは…覚悟がいるねぇ…(笑い)
もう、物は要らない…
つくづく、そう思わされた一日だった…
ついでに恰好も捨ててしまわなければ…なのである