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攻略本は一度クリアしてから見るものです。

ついにカナダに来て1年経ちました。1年も海外に滞在しているという実感がなくて、若干自分でひいてます。うさちゃんパンパースです()
1年経って感じるのは『こんなんやってみなわかるわけないやろ』多すぎという事。1年経っての英語力は、この日記の最後に控えめに披露させていただこうと思うのでこうご期待。

Victoriaでのほーむすてい先で荒ぶる犬氏と小生

①ざっくりカレンダー

とりあえず、最後に日記を更新した8月からのざっくり起こった出来事から振り返ってみます。
6月中旬~9月中旬:鬱
9月終わり:プライベートカレッジに入学
12月終わり:ついにWork permit 獲得
2023年2月:ついにバイトし始める
3月:バイトをクビになる
4月:学校での授業終了
~現在:就活中

昨年は人生で三本の指に入るくらい勉強した実感があります。渡米前に手持無沙汰だったので英語の勉強と簿記3級をなんとなくとって、カナダについてからは1日最低2時間は自主学習の時間を設けるようにして『ました』
今年に入ってからはWork permit、つまり働いてもいい権利がカナダ政府から正式に降りたので、とりあえず仕事を得て働くことに注力しています。
一番の理由は『お金がないから』です。

最近見た中で一番怖い値札

②費用

4月の日記でこちらに来るに際しての費用について書いてみましたが、1年経って大体使ったお金は
『4,500,000円』
といったところ。ずっとバンクーバーで1年学校にずっと通って過ごすとそこまで変わらない金額になると思います。学校に1,500,000~2,000,000円前後、生活費に1カ月120,000~150,000円といったところで、そこからもろもろかかってきます。
何より骨身にしみて思ったのは、海外でお金に余裕がないと心身へのプレッシャーがえげつないということです。国内でも一緒かもしれませんが、そこらへんにいるホームレスを見ていると明日は我が身と真剣に考えるようになります。

③精神面

起こった出来事についてさらさらっと触れていきます。人生2度目の鬱をカナダで経験したのですが、うつの再発は50~60%らしくさらに3回目の再発はそれより高い確率らしいです。2か月ほど学校にもいかずフラフラしていました。
そのあと学校を変えようとしましたが、私が選んだプランのしばりが結構ややこしいことが発覚し、60万円くらいをどぶに捨てることが発覚したのでしぶしぶ元のプランでバンクーバー生活を続行することにしました。この後入るカレッジのディレクターが本当にいい人で、現地で本当に信頼できる人が一人でもいることがどれだけ大事か、この時しみじみ感じました。

ぬーどになってもいいびーち

④学校生活

ESL、いわゆる語学学校を卒業して私が選んだのは『Co-op program』というカナダ独自の留学生向けのプログラムです。ざっくりいうと、ワーキングホリデーVISAを獲得する以外で、カナダ国内で合法的に働くことが出来るプログラムです。長くなるので詳細割愛しますが『Coop カナダ』で調べると沢山出てくるので詳しく知りたい人はぜひどうぞ。
日本のワーキングホリデーVISAは30歳までしか使えないので、私には一番手っ取りはやく、そこまでリスクも高くない方法で就業経験が詰める可能性のある選択肢だったのでこれを選びました。
ちなみに、カナダで合法的に働く方法はざっくり以下があります。
・ワーキングホリデーVISA:国ごとに1年間の滞在と労働が許される
・Coop VISA:勉強した期間分だけ就労VISAが獲得できる。
・Post Graduation:条件を満たした後、最大3年の滞在と労働を許される
・Work VISA:就職する会社が発行してくれる
・PR:Permanent Residence、半永久的に滞在する権利
・永住権

⑤プライベートカレッジ

そんなわけでVancouver International Collegeというところに通い、24週間の座学を先月やっと終えました。内容はGeneral Businessで、カナダの法律や会計、リーダーシップなどです。勉強は苦にならないので全然問題なく、むしろ物足りなかったです。
Co-op programを提供している学校はたくさんありますが、学校ごとに雰囲気が全く違うのでここらへんもやってみんとわからん感すごかったです。

⑥旅行

この1年で遠出したのは、1カ月住んだVictoriaを除けば
・Seattle
・Whistler
・Toronto
の3つのみです。Seattleは1度はWNBAレジェンドSue Birdのレギュラーシーズン最終戦を見に行き、もう一度は今野さんの大学最後の試合を見に『いこうとしました』前者は昨年8月ESTAなしでいけたのでたかをくくっていたら、この前の後者はルールが変わってESTAなしでは入れないと知り、国境で門前払いされました。
Torontoは渡邊選手ケガでDNPでした。
Whistlerはバンクーバーオリンピックの会場にもなった北米一有名なスキー場ですが、3日前にバスケで足を肉離れして滑れませんでした。
1勝3敗、昔のNBA playoffなら敗退決定でした危ない危ない…。

⑦VISA

Seattleの件もそうですが、滞在半年を過ぎたころから色んな人の色んな人生を聞いていくうちにVISAの事をすごい意識するようになりました。それによってどれくらいの長さ滞在、もしくは仕事が出来るかが決まり、逆算していろんなことを決めないといけないという現実を知ったからです。
今の私は今年の12月まで滞在し仕事が出来ますが、逆に8カ月しかいない人を企業が雇うのか?という点です。特にネイティブスピーカーでもないやつを限定期間雇って、もし有能だったとしても何十万という申請費用のかかるWork Visaを出してまで雇う人材か…とかいろいろ考えると、海外で『仕事をする』上でVisaは重要なんだと気づかされました。

⑧就活

ということで、カナダに来た大きな理由でもある『現地での就職経験を得る』という段階に今はいってきており、アルバイトとは別にオフィスでの仕事を今探しています。
ただ、こちらには『新卒』『中途』というくくりが厳密にないため、普通に全員ごちゃまぜバトルです。ネイティブ達と仕事を取り合わないといけない+自分は今年の12月までしか働けない、というのもあってくそ厳しいです。
200件履歴書送ってまともな返事が返ってきたのは10件ほどです。

⑨これから先

とりあえずビザが今年の12月まであるのでもう少しオフィス的な自分のやりたかった仕事を探しつつ、13年ぶりに食洗器を回すなどして生活費を稼いでいこうと思っています。
チャレンジしなければここまで書いたようなこともわからなかったので、結構むりげーだなーと思いつつも、ここにいる限りは頑張っていこうと思いマッスル。もう200以上出してるから、応募する会社なくなってきてるけど。

くじけたらこういう近所の公園にすぐいく

⑩Language

So last but not least, I'd like to mention about my English. I've never studied it ever since for entrance exam for high school. That also means I've never tried to learn about oral and listening seriously in my life.
I dare to say this, but I've dealt with it as hard as I can. For instance, I always ask my teacher even teeny tiny stuff. Sometimes even my teacher got confused like "why you so serious about it?" Cuz most other students are around 20, that means they are still most likely relying on their parents in terms of money. So I suppose I shouldn't blend in others when it comes to study to make the best of opportunity considering cost efficiency.
As a result, basically there is no problem on communicating with English speakers just to live, but I'm feeling it's not adequate with it to work in English environment simultaneously now. Me personally, in order to reach that level, it would take another year, or two. Actually, if we wanna get a job, we gotta get to know about terminology, unique expressions only for that industry and company, etc… So "at least" is not enough. What we feel it's enough is exact what we are needed at least in terms of English proficiency. That is my personal thoughts for now.

ちなみに現在はバンクーバーのダウンタウンに住んでいます。窓のないシェアハウスからついに脱出できて、だいぶ快適に住んでおります。
先日もツイートしましたが、バンクーバーはカナダ1物価が高いこともあり、最低賃金は毎年上がっており、次の6月から$16.20/hになります。ざっくり$1.00→100円です。マクドナルドのバイトでも、これです。
いやー書いた書いた。ということでどんだけ事前に調べても、実際現地にいってみないとわからんやろってことばっかりでてんやわんやですが、なんとかやってます。

最後に一つ、私が1年これまで住んで思う事。
海外に住んでみよう、子どもを留学させようと思っている人、周りにそういう人がいる方へ。

とにかく海外の経験がある知り合いに相談してください!

今の我が家からの景色です。バンクーバーのダウンタウンのど真ん中。

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