コーディ・ローデスの躍進にみるアメリカの再保守化
2024年7月14日、なんとあのトランプの演説会場で暗殺未遂事件が起きるというとんでもない事件が起きてしまった…。
運よくトランプは、生きていたらしい。
これは本当によかったね…。
ここで死んでいたらとんでもない事件になっていたでしょうね。
本当にアメリカが分裂して内戦状態になっていたんじゃないでしょうか。
これでトランプ大統領になる可能性はかなり高くなったとみていいでしょう。
しかし、この暗殺事件が起きるにしても起きないにしても…やっぱりトランプが勝つ可能性が高かったと思います。
というか、アメリカそのものが左傾化の流れに限界が来ていたのではないかな。
というのも、実は今現在アベマで放送中のWWEを最近見直しているのだが…どう考えても主人公が変わっているのだ。
2024年現在、アメリカ史上最大のプロレス団体「WWE」のメインイベンターはコーディ・ローデスなのだ。
あのアメリカンドリームのダスティ・ローデスの息子なのだが、その恰好はまさに「アメリカの夢」その物であった父の意思を継ぐような星条旗をかたどったコスチュームをしているのだ。
2000年代後半から2010年代、WWEを支えていたベビーフェイスであるジョン・シナも愛国ヒーローだったのであるが、彼は時期が悪かった。
イラク戦争をやっている最中に、米兵をかたどったキャラクターをしていたのだ。
観客もその押しつけがましいヒーロー米兵的なキャラを嫌い、ブーイングが飛び、CMパンクやダニエル・ブライアンといったカウンター的なレスラーにばかり声援が飛んでいた。
しかし、今は違う。
完全にコーディ・ローデスはアメリカンヒーローとして、新しいアメリカのアイコンとして人気が出ている。
なぜこのように明暗が分かれたのか。
やはりポリコレ疲れが大きいのではないだろうか。
やはり、もうアメリカもリベラル化に限界が来ている…極左にも極右にもぶれない中間的なやや保守的なヒーローを欲しがっているのではないだろうか。
恐らくトランプは大統領選挙に勝つだろう。
アメリカは再び保守に戻ろうとしているのではないだろうか…。