(末尾に追記あり)命中率の調査

PvEの命中率がどのようにして決まっているかの調査を始めました。
調査開始時点で、命中率がこのように決まっていると仮定しました。

命中率 = Plv + Phit + Mac
Plv: レベルの影響
Phit : 近距離命中の影響
Mac : 攻撃を受けるモンスター固有の回避率の影響

今回はPhit(近距離命中)の命中率への影響を調べました。

調査方法はこんな感じです。

攻撃者としてLv30のWizardを用意。
攻撃対象のモンスターに対して1000回以上の攻撃を行って命中回数を数える。
装備/MDの組み合わせによって、近距離命中13/23の2パターンで測定。

結論1:近距離命中が1増えると、命中率は約2%上昇する
結論2:モンスターごとに固有の回避率(AC?)が存在する

画像1

以下、いつもの雑談です。

表の中でxになっている個所は、
近距離命中13の時点で命中率が高すぎたため測定を中止しました。
空白になっているジュラカの欄は後日実施するかもしれません。
(今日は疲れました……)

近距離命中を10増やすことで、酸性アリの群れに対しては21.97%、
ワニに対しては18.10%の命中率上昇がみられました。
この2つの結果からおおむね20%の命中率上昇というのは若干乱暴ですが、
近距離命中1=命中率2%というのは見た目にも綺麗なので、
反例が出るまではこの数字を採用しようと思います。(→結論1)
より正確な値が知りたい人は10000回ずつ叩いて結果を教えてください。

今回はモンスターのレベルによる影響も知りたかったため、
モンスターのレベル10ごとに5種類ピックアップしました。
巨大アリと酸性アリの群れの間で突然命中率が低下するため、
単純にモンスターのレベルで回避率が決まっているわけではなく、
モンスターごとにACのような値を持っている可能性が高いです。
(→結論2)

測定の方法ですが、攻撃回数は目視(!)で計測しました。
今回の測定の一番つらかったポイントです。
あまり攻撃速度が早いと目で追いきれない可能性があったため、
未変身WIZで計測しました。
またモンスターから攻撃を受けると被ダメージモーションで
攻撃モーションが消されてしまうため、
タゲ役と攻撃役のキャラクターを分けて用意しています。

画像3

このように状態で杖が1000回振られるのを目視でカウントしています。

命中率についてはダメージ固定の武器を用いて、
統計画面のダメージの差分から命中回数を計算しました。

画像2

攻撃回数と終了時ダメージを入力すると命中率が出るようなシートを
あらかじめ用意していました。

次回以降ですが、攻撃側のレベルを上げながら測定することで
レベルによる影響を調べようと思っています。

(2020/05/20追記)
ジュラカで追加測定を行ったところ、上記の結論1と反する結果が出ましたので、結論1は取り下げます。

画像4


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