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お局が多い職場について その理由と対策


病院という組織は職種や病院規模により異動が難しく、同じ部署に居続けるとお局化や長老化する傾向にあります。


みなと先生が考える傾向としては、4年程度同じ所にいるとお局化しやすいです。

それは業務の属人化や既得権益、生存者バイアスが強くなり、残ってる人が強いという考えがはびこるからではないでしょうか。

特に長く固定されている看護師や異動ができない薬剤師、技師などのメディカルスタッフや医療事務は特にその傾向があります。


部署の固定化


医療職は長年勤務していたり、部署が固定化されている職員が自然と「お局」としての地位を築くことが多くなります。
経営層や管理職の方が昇進や異動で業務や配置が変わることが多いため、お局の方が職場のことを詳しく知っている可能性もあります。



人間関係の重視


チームワークが重要であり、人間関係が職場環境に大きな影響を与えます。
特に上下関係が強調される中で、経験豊富な職員が指揮を取る事が多くなります。
また自分の地位を脅かす後輩に対して厳しく接することが多く、「お局」的存在を生む要因となります。


承認欲求


お局と呼ばれる職員は、プライベートでの充実感が欠けている場合が多く、職場の往復を繰り返す日々の方も多いと思います。
そのストレスを自分より立場の弱い人にぶつけることで解消しようとする傾向があります。
これにより、後輩や新人に対して威圧的な態度を取ることがあります。



パワーハラスメント


お局からの嫌味や指導は、時にはパワハラとして認識されることもあります。
無視や嫌がらせをしたり、精神的な苦痛を与える行為として問題視されることがあります。
また重箱の隅をつつくようにミスを指摘することもあります。


これらの要因から、お局的存在は病院内で一般的になっています。

対策

以下の方法があります。


距離を取る


お局との接触を最小限にし、必要以上に近づかないようにすることで、メンタルへの影響を軽減できます。
勤務希望をうまく利用して、お局と同じシフトにならないよう工夫することも有効です。

言葉を聞き流す


お局からの嫌味や指摘は、多くの場合、承認欲求から来ているため、スルースキルを身につけて気にせず仕事に集中することが重要です。


心の余裕を保つ


自分自身のメンタルヘルスを大切にし、お局との関係がうまくいかない場合には職場を変えることも選択肢として考えるべきです。
自分の心の余裕を保つことで、負の連鎖を断ち切ることができます。


このような対策を講じることで、お局との関係性を改善し、より良い職場環境を築くことが可能です。

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