医療マネジメント職からの年収アップ戦略
医療マネジメント職は、意外と進む方向を間違えなければ年収を上げるチャンスがあります。
みなと先生自身も、前回の話であった資格や経験を活かし、現在では安定的な年収を得ており、また常に市場価値考えて行動しており、さらなる転職も視野に入れています。
では、年収を上げるにはどうすればよいかを説明いたします。
1 公務員系
2 医療コンサル
3 電子カルテ企業
4 出世する
の道をおすすめします。
現在、そうでなくても経験を積むことにより、転職等で可能となります。
それぞれの道の特徴や目指すための具体的なステップについて解説します。
1 公務員への転職
(国立大学病院や公的病院を含む)
比較的規模の大きい病院の医療事務、DPCの経験、診療情報管理士、医療情報技師の資格や関連した実務経験があると公務員への転職が可能となります。
公務員になると、比較的40代以降になれば課長から一般職員まで年収の差があまりなく、レセプト系では残業も多くあり、年収が非常に安定します。
ただ公務員は受験資格に年齢制限がある傾向がありますので、注意してください。
2 医療コンサルタントへの転身
年収の観点から行けば、もっとも年収を上げる方法ではないでしょうか。
現在コンサルティング業界は日本にとって成長産業の1つであり、求人も多くあります。
またコンサルティング会社で経験するとさらに転職や独立することによって、年収を上げる可能性も出てきます。
特に日々研鑽を欠かさず、問題解決能力やロジカルシンキング、コミュニケーション能力を持っている人はこの職に向いています。
3 大手電子カルテ会社への転職
メディカルスタッフや医療情報部門の方であれば、こちらの転職も視野に入ります。
特に電子カルテの導入や更新を経験があれば、なお良いと思います。
DX化が進む昨今、ITスキルを得ることにより、市場価値を高める人材になります。
4 出世する
こちらは人や組織によっては難しいかもしれませんが、組織の運営に携わり、責任あるポジションで活躍をしたい方にはおすすめです。
現在の経験かつ、リーダーシップ、マネジメント能力、医療事務の経験を活かし、周囲からの信頼を得ることに努めましょう。
医療事務に関する資格だけでなく、医療経営士などの資格も取得することで、アピールポイントになります。
その他の選択肢
* 医療系の専門学校や大学で講師になる
* コンサルを含む医療系ベンチャー企業で働く
* 医療系ライターや編集者になる
より詳しい情報を得るためには、キャリアコンサルタントに相談したり、転職エージェントに登録したりすることをおすすめします。
ご自身のキャリアプラン実現に向けて、
ぜひ頑張ってください!