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ついてない日のあたしへ

ついてない日って
自分でも引くほど、驚くほど、ついていない。
笑っちゃうくらい。

理不尽な理由で怒鳴られて、
他人のミスを自分のせいにされ、
休職中の人の仕事に追われている中、
対応が遅いと遠回しに嫌味を言われる。
あー、ほんとに思い出すだけでイラつく。⭐️


最近のあたしは
人生を象る規模での悲しい出来事もあり、
正直言って「何もかも上手くいってない」状態。
あー、これが満身創痍ってやつか、と思いながら、年末の空気感も相まって、
孤独を感じ、虚しい気持ちでいる。

人にはこういう時期が時々来るように思う。
(え、そうだよね?あたしだけだったらどないしよう?笑)
自分以外のすべての人が幸せそうに見えて、
自分だけ不幸の谷に置いていかれているような時期。

そんな時は、食べたいものを思いつくままに食べてみたり、
大好きな音楽をひたすら聞いたり、
好きなYouTubeをぼーっと見る。
明確な解決策ではないけど、そんなもがきを続けていると、
気がつけば「ついてない期」は終わっている気がする。
もはや終わっていることにも気づいていないことが多い。

「ついてない期」
その度に、あたしは、
ズタボロでくすんで俯いているあたしに
手を差し伸べてくれる人たちに掬い上げられてきた。

実はあれ理不尽なことなんです!!と、
わざわざあたしが説明しなくとも
「ほんとにお疲れ様。大変だったね。大丈夫?」とすぐさま声をかけてくれる人。

いつでも駆けつけるからね、と
そう言葉にだす訳ではないけど、
常に私を精神的に支えてくれている人。

「なにそれ!それはまじ最悪!うざー!」
って、あたしの中に渦巻く毒を共感という技をもってかき消してくれてる人。

普段から多分そうであるはずなのに、
そういう時に気付かされる。
あー、あたしってひとりじゃないんだ、って。



ついていない日のあたしへ。
そういう時期は多分またやって来ると思う。
その瞬間はやりきれないと思う。
ムカついて悔しくてイライラして涙もでるし、
どん底に落ちる時があると思う。

でも、そんな時は、
側にいてくれた人を忘れずに
じっと時が経つのを待とう。
無理して進もうとしなくていいよ。

この世界のどこかで
ついてない日を過ごしている誰かに
この文章が届きますように。