山古志村の角突きを見て
こんにちは、おがたこです。
一昨年くらいに行った、山古志村で思ったことをついに書くことを決めました。えらいぞ。
ことの始まりは、まだコロナが蔓延していなかった頃、蒲田駅でいつも通りに昼から飲み歩いていた時の話です。
当時の彼女(今の妻)と二人で、安くてたくさん飲める居酒屋で楽しんでいた時に、ふと隣に座っていたおじちゃんに話しかけられました。
「ここは、魚が美味しいよ」(ハイボールだったかな?)
「えー!ありがとうございます。よく来られるんですか?」
「そうなんだよ、にいちゃん達いくつ?」
「26です」
「はー、そうかい。楽しんで」
みたいな会話だったと思います。ほぼ忘れた。
ちょいちょい、合間で話をさせてもらいながら仲良くなり。
連絡先を交換しながら、今度アメフトの試合があるんだよ、観に来ないかね?とのこと。
二つ返事で了承をし、曇り空の中、一緒にアメフトの試合を見ました。
チームを応援しながら、おっちゃんが作って来てくれたつまみを食べつつ、私の出身地の話になり、新潟なんですよ。と回答。
すると新潟には縁があるそうで、詳しく伺うと、新潟県の山古志村で「牛を持っている」そう。
なんでも知り合いから譲り受けた牛を飼っていて、角突きをさせているそう。毎年時期になると、新潟まで行って、牛を出場させているみたい。
で、それに一緒に行ってみないか?と誘われました。
面白そうなので、1泊2日で行きました。
田舎っぽい生活で生姜取りや、枝豆取りを手伝いました。
私はフットワークが割と軽いほうなんですが、今思えばよくついて来てくれたな〜、さすが将来の妻。
最寄りのスーパーまで車で20分くらい、もちろんコンビニなんてない、そんなところで皆が生活をしていました。
・カラスに名前をつけて可愛がるおばあちゃん、カラスの名前は「カー子」
・野菜直売所でずっとおしゃべりしているおばあちゃん
・散歩しているおじいちゃん
を見ながら、はてはてこんな所で不便なことはないのかな?とか思っていました。
ただ、さらに話を聞いていると錦鯉を中国の方向けに売っている人がいたり、方々で楽しく生活をしていたり、「あ〜別に都会と一緒じゃなくてもいいんだ」と改めて感じました。
地方格差という言葉がありますが、別に埋める必要のない格差もあるんじゃないかなと感じた、そんな旅行でした。
こんな光景、都会じゃないでしょ。みんながご飯持ち寄って好き放題食べて飲んで。
とまぁこんな感じで山古志村旅行は終わりました。
ちなみに今回声をかけてくれたおじいちゃんのT田さん、実は弊社サービスのユーザさんで、K代さんのお客さんでした。
後日、このおじちゃんと、先方の担当者さんとK代さんと4人でご飯食べに行きました。つながりってすごい。
世界は、知らないところで繋がっているんだなと改めて感じました。
格差というか個性かなって思った話でした。
めでたしめでたし。
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