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「確認」する人は「質問」する人よりも評価される

周りをみていて感じる、優秀な人とそうでない人の違いがあります。それはわからないことがあった時に人に「質問」するのではなく、「確認」していることです。私は新卒で社会人になって最初、これができていませんでしたが、ある上司をきっかけに意識するようになったことで、自分自身の成長スピードが上がったと思います。

確認するためには自分で調べて考える必要がある

新卒2年目についたその上司は、わからないことがあり質問すると「自分で調べた?」「自分はどう思うの?」と何度も怒られました。そうして怒られるのが嫌なので、私は質問する前に事前に自分で調べて、「○○についてですが、△△ということで間違いないでしょうか」と確認するようになりました。調べてもわからなかった時は「ここまで調べて□□ということはわかりましたが、●●がわかりませんでしたので教えていただけますでしょうか」とわからない部分を明確にして質問するようにしました。

確認するようになると成長する

こうして自分で調べて考えるようになると、当然人の力を借りなくても解決できる範囲が増えて自分自身の成長のスピードが上がることを実感しました。最初は知らない・わからないことも多いので時間がかかるのですが、習慣がついて知識も身についてくると、その確認までのスピードも上がり、加速度的に成長を感じます。

その上司は会社のパートナー企業向けに講師として研修をする仕事をずっとしていたのですが、今思うとその経験から「研修が終わっても自分で成長できるように」と参加者に対しても意識して伝えていた考え方だったのでしょう。

確認するようになると評価される

そして、質問ではなく確認をするようになると、人に褒めてもらうことが多くなりました。それがなぜかは、自分が質問される側になるとよくわかるのですが、相手への負荷を大きく軽減できるんですよね。上司からすると、手取り足とり教えてあげないといけない人よりも自分で調べて考えてやってみて、うまくいかなかった時に相談に来るぐらいの人の方が劇的に楽。

さらには、もっと先を読んで上司の意図を汲んで「こういうこともやってみたほうがいいと思ったのですがいかがでしょうか」と「提案」できるようになる。すると、上司からすると自分が考えてもいなかった(けど必要な)ことについて考える手間が省けるので、そのメンバーと一緒に働きたいと思うのは当然でしょう。

そのためにはまず、「質問」をやめてみて「確認」しようとすることが第一歩になると思います。

といっても私自身、今でもできてないなと感じることがあるので新年度のこのタイミングで気をつけたいと思います。

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