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ペットの健康を守るには~ヘルスリテラシー~

今日はヘルスリテラシーについて話します!皆さん聞いたことありますか?

僕は公衆衛生大学院で知った言葉ですが、知ってて損はないです。バーコード決済くらい損はないです。(つまりめっちゃ得)

まず初めに

リテラシー(literacy)とは「物事を適切に理解・解釈し、さらにそこから活用すること」

分かりやすい言葉で考えると「物事を使いこなす能力」という感じですかね?

(ITリテラシーと言われたら、IT機器(パソコンとか)をうまく使いこなす能力ってイメージで考えると分かりやすいでしょうか?)

つまり、
ヘルスリテラシーとはヘルス(健康)のリテラシーです!

そう!健康を使いこなす能力です!!

何じゃそりゃ?(笑)

ヘルスリテラシーとは、「健康情報を入手し、理解し、評価し、活用するための知識、意欲、能力であり、それによって、日常生活におけるヘルスケア、疾病予防、ヘルスプロモーションについて判断したり意思決定をしたりして、生涯を通じて生活の質を維持・向上させることができる能力」
出典:(Health Literacy健康を決める力HPより)


もう少し噛み砕きましょう。

自分や周りの人が健康でいるために、

医療者、ネットや本(食品の裏の成分表とかも)などから「正しい知識」を見つけて、それを基にさらに健康管理を行う能力って感じですかね。

(画像WELLNESSより)

つまり、健康的にいるにはヘルスリテラシーを高めることが重要です!
(ただネットの情報を調べて鵜呑みにするのはダメですよ!一番危険。真冬アラスカのタンクトップくらい危険)

ヘルスリテラシーの低い人は

・予防サービス(検診、予防接種等)を利用しない
・健康的でない食生活が多い
・病気や治療の知識が少ない
・長期や慢性の病気の管理がおろそかになりやすい
出典:(Berkman, Low health literacy and health outcomes: An updated systematic review. )

と言われています。
ヘルスリテラシーと健康はバシバシに関係しているということですね!

あとは、医療コミュニケーションのからの視点だと
説明する相手のヘルスリテラシーに応じて、
医療者は説明の仕方や、コミニュケーションの取り方を変えると満足度の高い診察につながる
とされてます。

具体的には、
この人は医療関係者でヘルスリテラシーの高そうな人だから、ある程度専門用語を含めて説明した方が理解しやすいだろうなー
とか
逆にヘルスリテラシーが低そうな相手には、難しい専門用語より、分かりやすく言い換えたり比喩を使ってみたりするのがおススメです。
(でも、相手のヘルスリテラシーが高いかどうか?ってスカウターつけても分からないので
診察中の会話の仕方や相手の外見や印象で考える必要があります。ここがムズイ!)

(このおもちゃは7600円)

このヘルスリテラシーの考え方は、ペットでも重要ですね。

ペットの健康管理には、飼い主さんのヘルスリテラシーが関係してくると考えています!

飼い主さんのペットに対してのヘルスリテラシーが低いと、
動物の健康を管理するために投薬、ご飯や環境を整えることもできないし、病気になった際に気づくのが遅くなることがあります。

つまり、飼い主さんのヘルスリテラシーを高めると動物たちの健康を守ることにつながることになります。

ヘルスリテラシーを高め、ペットの健康に関して正しい知識を得て、それを使いこなすことが重要です。

さぁ、じゃあそれをどうやってやるのか?

ネットで正しい情報を見つけるのはどうしたらいいのか?また今度書きますね。
ひとまず、今回はヘルスリテラシーって言葉を知ってもらえたら嬉しいです♪



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