
アイドルオタクが他界(推し変)するときには
オタクが推し変していくのは、淋しいことです。でも、それも仕方が無いことだとは思っていますよ。はい。
推し故の不満
地下アイドルになると、自然とオタクの1人の比重が大きくなりり、思い入れも強くなります。そして、そこで何か食い違っちゃうと「なんでもっとライブしないんだ!」「もっとサービスしないんだ」「なんだ、あのオタクは」とか不満が出ちゃう訳です。
まぁ、それも、愛なんですが。
さらに、ガチ恋勢になると、想いが強いがゆえに自分の想いが届かない(と思ってしまう)ことが苛立ちや失望になり、そして苛立ちは、運営やアイドル本人に向かったりしてしまう訳です。
そして、「自分なんかには興味が無いんだ」と感じたら、まあ落ち込むんですよ。特に、グループが「動員増やしたい」モードになると、新規優遇、古参冷遇にみえるんですよね。
そして、イライラが募って疲れるんですよね。それは仕方がない。そういう構造なんだから。
もちろん推し変してもいい
そんなときに、しがらみの無い楽しい現場に行ったら、こっちも良いかもって思いますよね。わかりますよ。
だから、疲れたら休めばいいんです。
まぁ、他界してもいいんですよ。そして、もしまた気になったらまた黄泉がえりしてもいい。そっといなくなったオタクが、ふと戻ってきても推しは絶対に喜んでくれます。私は、そういう現場しか知りません。
黙って去ろう
だからこそ、推し変するときは何も言わずに去りましょう。もし、前世から抜けて楽になった!と思ったとしても、それはSNSに垂れ流さずにいましょう。
アイドルが人生をかけた時間
アイドルは、自分の人生をかけてやってます。きっと夢が叶わないこともある。オタクは、グループが消滅しても、推し変すれば、また新しいオタクライフを始められます。
そんな安全圏で、アイドルたちの人生を掛けたショーを見せてもらってるわけなんですよね。その推しの姿に感動したんですよね。
だから、お願いなんですよ。アイドルに後ろ足で砂かけて去らないでください。ちょっとした承認欲求のために、掛けた時間を否定しないであげてください。
アイドルにとっては人生をかけた時間を、少しでも共有したんですから。
誰かの夢破れて、誰かの夢叶って
ああ 綺麗で残酷だ
その、推しの人生の中のほんの一瞬の輝きを一緒に過ごした時間を、大切にしておいてください。そして、すこしでも思い出してくれたら、それはアイドルもオタクに取っても幸せなことです。
そして、ふと顔を出したら、いつでも受け入れてくれる思います。「えー!?、めちゃくちゃ久しぶり!!」って。
ただし、推しがアイドルを続けられていたらですが。。。