【遅報】2020年オタク大賞決定
皆様こんにちは。オタクでございます。
オタクたるもの、音楽を愛するものとして毎年恒例(?)の振り返りとして「2020年、最もオタクのココロをコネクトした作品は何か?」
寝る間も惜しみながら、ここ数日考えておりました。
(1日平均睡眠時間 8時間32分)
って、もう年明けちゃってる~~~!?!?!?(cv 阿澄佳奈)
「まあ、言うても、すでに考えはまとまりつつあるから、すぐ書けるやろ」と軽い気持ちでいましたが、結構かかりましたね。
文才のなさを露呈しました。あーあ、起きたら天才にならないかな。。。(cv ナナヲアカリ)
というわけで、さっそく今年オタクがひっくり返った、
オタク大賞をつらつらと書き連ねていくことにしましょう。
レ○大のごとく、様々な賞を通して、様々な視点で語っていきたいと思います。
ちなみに、選曲における自分ルールとしては1点のみ。
2020年の楽曲にとらわれず、オタク自身が今年初めて触れた楽曲でもOK
これで行きます。というか、そうでもしないと曲が選べない企画もある、、、(企画倒れの発言)
この企画自体なんじゃこりゃ?って思った方は、先人の跡を追うことをお勧めします(しません)
<先人の跡>
https://note.com/hiro0730/n/n09f2860bdbce
はい、それでは、よーいすたーと。(イクゾー!デッデデデデデ!)
①企画賞(独創的な企画意図をもって制作、企画が面白い楽曲)<1曲>
・Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~/アイドルマスターミリオンライブ!
この曲については、制作の経緯が面白い。
簡単に言うと、ニコニコ生放送にて4択のアンケートを複数回実施し、
曲のコンセプトを決めたのだが、実際どうなったかというと、、、
「新しい時代への挑戦」「断崖絶壁を登るような...」「ハードコアテクノ」な曲調で「チュパカブラ」になりきって歌う曲
…言っている意味は正直今でもわからん。
詳しくはWebで!!!!!(説明放棄)
最初はおふざけかな?と思ったけれども、
音作りはかなり凝っていて(特に重低音)
聞けば聞くほど癖になるいわゆる「スルメ曲」でした。
美少女ゲームであることを忘れずに、
声優の良いところ(特に小岩井ことりさんパート)をうまく使う、
ある意味新境地を見せられた、いや魅せられた一曲でした。
ちゃんと聞けばいい曲なのよ、マジで、、、
②映画主題歌賞<1曲>
・春はゆく/Aimer
映画主題歌、もとい作品のカップリング曲というものは、
作品との親和性、そこに焦点が(オタク的には)当たるのですが
「春はゆく」含め、Fate3部作はすべてでその条件を満たしていました。
オタク個人の感想を述べると
第1作を見たぼく「これこそ桜の曲だ、、、、」
第2作を見たぼく「これこそ桜の曲じゃん、、、、、、、、」
第3作を見たぼく「こ!!!れ!!!!桜!!!!です!!!!!!」
はい、語彙力がなくなっていくことだけがわかりますね(わからない)
Aimerさんは一度声が出なくなった過去もあるからなのか、
その時その時、一瞬一瞬に「魂」を込めるような、
いつ声が出なくなっても良いような、
そんな歌声を聞かせてくれるので、とても好きです(唐突な告白)
作品を知らない方でも、彼女の歌声を聴けば、世界が、情景が、
見えるのではないでしょうか?
P.S PVの浜辺美波さんが好きすぎて好きなので、ぜひみてね(語彙力)
<PV>
https://www.youtube.com/watch?v=ekP7VLeXnqY&list=RDekP7VLeXnqY&start_radio=1
③声優ソング賞(本人名義の曲のみ対象)<2曲>
・火花/雨宮天
・まいっちゃう/鈴木みのり
まずは、俺の雨宮天(?)の「火花」について。
音程が非常に取りづらく、半音進行が多い曲なのですが、
もともと音程の感覚が優れているため、自由に歌い回せていました。
そして、VIPER以来、表現力が研ぎ澄まされており、
気だるげで、刹那的な世界を表現できていて素晴らしい!!
そして顔が!!!良い!!!!!!!(余計)
次に鈴木みのりさんの「まいっちゃう」ですが、
作詞・作曲は皆さまご存じ、堂島孝平さん。
Kinki Kidsさんへの楽曲提供をはじめ、様々な楽曲を制作している大物です。
鈴木みのりさんの今までの印象としては、
「はきはきと」「元気に」歌う子でした。
(オタク的)代表曲「好きなものは好き!」では、
母音をはきはきと歌い、上下にカクカク動く音型をはきはきと
正確に歌うので、それはそれですげえと思っていました。
但し、あくまでかわいらしい、元気な、ポップな印象を
抜け出せてはいませんでした。
今回の曲はちょっとオトナの階段をのぼっちゃう、
ポップさはありながらも、どこかぎこちなくなっちゃってる、
かわいいんだけど、ちょっといじらしくて、
あ^~
ってなりました(怪文書)
冗談抜きに、2番のサビ前は溶けます。
④アーティストソング賞<2曲>
・The Sunshower/亜咲花
・yoso/早見沙織
SHINY DAYS の衝撃から3年が経とうとしていることに、
オタクとしては「ぴえん」通り越して「ぱおん」です。
亜咲花さんは、こういった手を叩きながら、みんなで輪になって歌う、
ソーシャルディスタンス全無視のスタンスが好きです(2度目の告白)
今年は「早見沙織」の年(個人の感想です)といっても過言ではない、
そんな年になりました。
今回紹介できませんが、「遊泳」や「PLACE」など、
非常に素晴らしい作品を多く生み出していただきました。
聞き手としては、これ以上のことはないですわ。。。
その中でも、この曲を選んだのは、早見さんの良いところが凝縮している、
これにつきます。
歌は身体知であることを感覚が覚えているような歌い回し、
歌っているというより、踊っているような、
体重移動が見える音楽というのは、聞き手を自由にさせるんですよ。
是非聞いてください。。。
⑤キャラクターソング賞<3曲>
・栄光と粛清のマーチ/Blanc Bunny Bandit
・ルンに花咲く恋もある/ワルキューレ
・ダイヤモンドの純度~Yui Ballade/由比ヶ浜結衣(cv 東山奈央)
突然ですが、栄光と粛清のマーチは2020年の曲ではありません。
…あれ?
もしかしたら忘れているかもしれないので、もう一回言いますね(親切)
選曲ルールは
2020年の楽曲にとらわれず、オタク自身が今年初めて触れた楽曲でもOK
ですよね??????????????????????
というわけで今回選曲した栄光と粛清のマーチの紹介です。
この曲はコナミによるメディアミックス企画「バンめし♪」の中の一曲。
歌っている金髪・高飛車・ロリっ娘のアリーシャ様がかわいいのは
さることながら、
コナミのゲーム作りで培われた「音作り」技術を余すことなく活用しており
かわいい×重厚な音楽を楽しむことができます。
この曲を初めて聞いたときは、「パワポケかな?」と思ったくらい、
コナミファンであれば気に入ること間違いなしのコンテンツ。
ちなみに今回紹介できなかったですが、
同じコンテンツで「翠緑と紅蓮」という曲はまんま「プロスピ」でした。
ルンに花咲く恋もある、これは自粛期間の中でオタクにとって厳しい時期に
励ましてもらった一曲。
Twitterでは、5人がリモートでアカペラをしてくれたことでも
全俺の中で話題になりました(知らない)
<件のアカペラ動画>
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36759431
マジで、サビのコーラスの重厚さ、声優の域を超えていますね。
それと、鈴木みのりさんの音程の正確性には驚かされます。
こういうのって、アカペラがすごすぎて、原曲が霞みがちになるんですが、
流石のFlying Dog さん、そこんところ編曲が素晴らしかったです。
最後にダイヤモンドの純度、この曲も非常に思い入れがあります。
俺ガイル(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)は
僕が高校生のころから原作・アニメ共に追っかけていた作品で、
非常にお気に入りの作品でした。
(ちなみに僕は川なんとかさん派です。異論は認めません。)
原作もすべて読み終えた中でアニメを見ていたので、
当然結末についても知っていて、誰がどうなるのか、
そんなことわかっているのに、この曲を聴くと
「あぁ…幸せになってくれ…」ってなってしまうのがつらかったです。
この後も東山奈央さんの楽曲は出てくるので、
ここではあまり言いませんが、一つ言うのであれば、
12月頭に東山奈央さんのキャラソンライブに行き、この曲を聴いたとき、
彼女の成長、そして由比ヶ浜結衣さんの成長を感じ、
とってもエモーショナルな気持ちになりました。
ここまで3,500字も使ってしまっていますが、まだ半分です。
今パソコンでカタカタやっていますがすでに後悔しています、、、
まあここまで来ちゃったのであとちょっと書きなぐっていきます。。。。
⑥作品賞<3曲>
・炎/LiSA
・DADDY!DADDY!DO!feat. 鈴木愛理/鈴木雅之
・なんどでも笑おう/アイドルマスター
作品賞は、社会的・アニソン業界的に最も世の中を賑わせ注目された作品に
贈る賞になっています。
まずは炎。
実は言うと僕は鬼滅を見ていません。
とはいえ、世間が大騒ぎしてブームを巻き起こし、
千と千尋を超える興行収入を記録している事に鑑み、受賞対象としました。
原作・アニメ共に見ていませんが、とあるオタクの考察を見て、
なるほど、これは流行るなと思ったので、そのブログは載せておきます。
<件のブログ>
https://note.com/mrkjo18/n/n7d7a948db3d9
まあ、流行っていうものは、そのコンテンツを深く知らない人を
如何に巻き込むか、これにかかってるんだと思います。
とはいえ、LiSAさんはAB!のころから知っていることもあり、
こうやって世に知られるようになったのは素直にうれしいですね。
これを機にいろんな曲を知ってほしいぞ鬼滅キッズ(cv 老害の翁)
鈴木雅之さんといえば、2019年もアニソン会の大型新人として
オタクをざわざわさせました。
2作目の今回は「言うて昨年の衝撃は超えんやろ、、、」と
高を括っていました。
しかし、その予想を超え、2作目の方がええやんけ!!(オタク所感)
と、大いにひっくり返ったのを今でも覚えています。
まあ、言っちゃあ悪いが、今回は鈴木愛理さんが強かったね。
(伊原六花さんごめんなさい)
鈴木雅之に遠慮していた前作より、ぶつかっていく今作の方が
僕の好みだっただけだと思います。
最後にアイドルマスター。
今年はアイマスにとって苦難の年でした。
15周年という節目にもかかわらず、公演ライブは数少なく、
2月のシンデレラ大阪を最後についぞライブはできませんでした。
それでも、NHKでは「アイマス三昧」、
ミリオンライブのアニメ化、
(賛否はあれど)シンデレラ24時間テレビ、
シャニマスのコンテンツとしての広がり(ソロ曲解禁等)といった、
後ろ向きではなく、しっかりと前進できた1年だったと思います。
特に来年はシンデレラ10周年、僕もPとして10年となりますが
これからもよろしくお願いします。
曲の解説ですが、「なんどでも笑おう」については2つ。
まず、全体曲ということで誰もが歌える音域で作られていることがすごい。
男声でも女声でもキーをいじらずに無理なく歌える、
こんな曲を生み出せる作曲家が、まさか崖を登るチュパカブラの曲なんて
作らないよね??????
又、この曲には15周年PVがあるのですが、とてもエモいんですね。
もし見ていないのであれば、是非見てください。
特に間奏でのキャラ一人一人の言葉が刺さります。
リピート不可避。
<15周年PV>
https://www.youtube.com/watch?v=KS-xBX6ToEM
⑦作詞賞<2曲>
・未来のひとへ/TRUE
・瀬戸際/早見沙織
未来のひとへ、これはご存知(?)ヴァイオレットエヴァガーデンの楽曲。
今回劇場版で新録されたverがあるため、ノミネート。
今でも思い出される、2019年7月18日の放火事件、
多くのアニメーターが命を落としました。
私自身、怒りと悲しみがこみ上げる、二度と忘れない1日でした。
この曲はアニメ版からある曲なので、決してこの事件を意識したものでは
ないのですが、歌詞そのものが残されたひとに対してのメッセージのように思えて、人目を憚らず大泣きしてしまいました。
この作品に携わってきたすべての人の息絶えない想いが残され、
引き継がれていくんだな、それを歌詞にするTRUEさんすげえと思いました。
その後エンドクレジットのを見てもう一度ボロ泣きしました。以上。
瀬戸際、これは早見沙織さんがセルフプロデュースした作品。
つまり、作詞作曲は彼女自身ということ。やばくね???
(編曲だけはさすがにプロがやっていますが、、、)
韻の踏み方が上手 且つ 英語と日本語の境目をあいまいにする技法、
よく桑田佳祐さんとかが使っているんですが、それに似たやり方をとり、
彼女の「踊る」歌い回しにベストマッチした楽曲に仕上がっています。
それでいて、歌詞の世界観が「映像」として浮かんでくるので、
是非一回聞いてみてください。
⑧作曲・編曲賞<2曲>
・Share the Light/Run Girl, Run!
・Destino~恋は一秒の永遠~/安野希世乃
はい、どっちも2020年の曲ではないです(自白)
いや、あれですよ、いい曲ですよ?
Share the Lightについては、ご存じ田中秀和さん作曲・編曲。
もともとコード進行はお化けなのですが、編曲がイマイチという印象。
今回の曲は、編曲にも力を入れており、非常にハードコアな仕上がり。
アニクラでやると超絶楽しいんだろうな。。。
Destinoは、これ一回聞いたらドはまりしました。
安野さんって、単純に技量がワルキューレの中で一番なんですよ。
母音は崩れないし、子音もはっきり聞こえる、音程も安定している。
そんな人が歌う「正統派」で「オトナ」な一曲がハズレなわけないですよ。
ほんと、エロいから聞いてね。
残すは、アイマス楽曲大賞とオタク大賞の2つとなりました。
(アイマスは曲数多いからオタク大賞とは別にしました、許し亭許して)
ここで、番外編として、選外だけど、後世に残したい楽曲を紹介したいと
思います。
【番外編】後世に残したい楽曲一覧
・おジャ魔女カーニバル/MAHO堂
⇒映画、とっても良かったです。。。
・WILL/TRUE
⇒カラオケで歌うと気持ちがいい、、、
・花の唄 end of spring ver./Aimer
⇒春はゆくのカップリング。めっちゃ雰囲気があっていてよい。
・これから 東山奈央ver./坂本真綾
・ここからはじまる物語/湯音(cv 東山奈央)
⇒この2曲は12月のキャラソンライブでも披露した曲。
特に東山さんが正直「異国迷路のクロワーゼ」を覚えてくれてたのが
とっても嬉しかった。
僕は東山奈央さんがデビューした時から応援している身なので、
彼女の成長を見ていると、僕も頑張らないといけないな、
そんな思いにさせてくれました。
2019、2020年はとてもつらかったので、2021年に挽回できるよう、
後悔のない人生が送れるよう、しっかり準備したいと思います。
・ガールズ・イン・ザ・フロンティア
⇒シンデレラの大阪公演でバンド生音verで聞いてひっくり返った。
まーじで今まで刺さってなかったのに、生音で聴いて好きになった。。
生音最高!ありがとうシンデレラガールズ!!!
さて、大賞の発表をしたいと思います。
⑨アイマス楽曲大賞<1曲>
・Dye the sky./シャイニーカラーズ
イントロのピアノですでにオタクの心を引き込み、
バチバチな歌詞でオタクを完全にノックアウトした問題作。
今までシャニマスは「みんなで一緒に!」感が強くて、
ギラギラ感がない、牙を抜かれた感があったのですが、
この曲は、自らが世界を染めていく、
かつてのアイドルマスターのようなギラギラ感を見せてくれました。
優勝。今年はシャニマスの年だったね。。。
⑩オタク大賞<1曲>
・再生賛美曲/スタァライト九九組
栄えある2020年オタク大賞は再生賛美曲。
こちらは、少女歌劇レヴュースタァライトの劇場版の主題歌。
一言でいうならば、ボヘミアンラプソディーのような、
場面転換が多く、聞き手を飽きさせない、引き込まれる構成になっている。(特にテンポ変化、拍子感がコロコロ変わって、とても楽しい曲でした)
もちろん、アニメを知らなくてもとても良い曲なのですが、
アニメを見ると、さらなる気づきを得られることに気付いた今日この頃。
というのも、最近アニメをようやく見て(遅すぎ)
この曲の意味や、作品全体のエモさに気付いてしまいました。
今まで見ていなくて、どうもすみません。
私は天堂真矢さんになりたいです、、、、どうしたらなれるのでしょうか?
(なれません)
近々、レヴュースタァライトの感想もnoteにしたためますので、よろしく。
之にて、2020年のオタク大賞は終わりです。
ちなみに、1月2日の17時から書き始めて、なぜこんな時間に投稿なのか??
…それは僕の文章構成力の問題ですね、、、、、、、、反省します。。。
2020年は大変な一年でした。
コロナ影響もあり、エンタメ業界は軒並みストップ、
音楽は不要不急といわんばかりの仕打ちを受け、とても辛かったです。
とはいえ、そんな逆境でも音楽を忘れずに情熱を注いでいる人々を見て、
僕自身も、前を向いて進まないといけないなと思わされましたし、
今後の人生を考えるいいきっかけになったと思います。
来年以降、僕が何をしているかはまだ分かりませんが、
自分の軸を忘れぬよう、日々精進していきますので、
これからもよろしくお願いします。
超絶長い駄文になりましたが、これにて終わります。
2021年もよい年になるよう、願っております。それでは!!