2021年 オタク大賞(確定)

こんばんは。オタクです。

2021年ももうすぐ終わるということで、今年の振り返りも兼ねまして、
オタク大賞を決めたいと思います。
今年はなんと候補だけで79曲!選ぶのが大変でした…
しかも12月に入って10曲以上刺さった曲があり、
年末調整かよ、、と勝手に思っていました。

それではさっそく、オタク大賞を始めていきますんで、よろしくお願いいたします!

1.2021楽曲派スタァライト レヴュー曲大賞<3曲>
 2021年にリリースされたスタァライト レヴュー曲の内、
 特に印象に残った楽曲に贈る賞
 ・わがままハイウェイ/石動双葉(生田輝)、花柳香子(伊藤彩紗)
 ・美しき人 或いは其れは
  /天道真矢(富田麻帆)、西條クロディーヌ(相羽あいな)
 ・wi(l)d-screen baroque/大場なな(小泉萌香)

 今回、スタァライトのレヴュー曲は非常に特殊ということもあり、
 別に分けて賞を設立いたしました。
 (だって、映像とのリンクが強すぎて、印象にも残りやすいことから
  楽曲そのものの強さを測ることが難しいですやん、、)
 すべての曲がそれぞれ個性もあり素晴らしいですが、
 3曲の共通点としては、
 ①場面展開が見える、わかりやすい
 ②Dynamics、サビに向けた盛り上がりを意識している
 ③映像とのリンク度(これはもはやオタク個人の感覚だね…)
 
わがままハイウェイでは演歌調に始まり、ムード歌謡、
ポップス調と曲調によって場面がコロコロ変わって楽しいですし、
何せ、ラストスパートに向けて彼女たちの感情の盛り上がりとともに
曲調も盛り上がりを見せるのは素晴らしい。
又、「飽きたわ」より始まるデコトラパートの装飾と
音楽のマッチ度
が素晴らしすぎる。至高の領域に近いですね。
お前も鬼にならないか?(は?)

真矢クロのレヴューについては、曲調での場面展開ではなく、
テンポ変化(&一部変拍子も交えながら)で表現している、
又、天上天下唯我独煌の場面にて、
誇りと驕りは真矢自身であるということを回収し、
ラストスパートまで映像の疾走感含め盛り上がっていく姿は
5回見て、5回涙を流していました。
(特にバラの花が舞い、彼女たちが風に巻き上げられた際、
 互いの手を取るシーンはマジでキュンです)
「まやかしの微笑み」「見せてみたいくろに染められゆく感情」
この歌詞作った人、天才では???
って思いました。はい。

皆殺しのレヴュー、これが劇スのしょっぱなのレヴューでしたね。
ホント始まった時のわくわく感ときたら、最高…
電車が舞台に切り替わるところで楽曲が始まり、
足癖の悪さがにじみ出ている足トントン、
ふてぶてしい表情、これらが楽曲と見事にマッチしていました。
この曲は変拍子を中心に場面展開がなされており、
変拍子により歌詞が浮き出る仕様になっているのも高ポイント。

「キラメキはどうした」以降の口の悪さが際立っててよかったです。

2.作品賞<3曲>
 社会的・アニソン業界的に最も世の中を賑わせ注目された楽曲
 ・愛のシュプリーム!/fhána
 ・GIRLS’ LEGEND U/ウマ娘 プリティーダービー
 ・One Last Kiss/宇多田ヒカル

 メイドラゴン、京アニとしての再出発。
 安定の京アニブランドを見せつけられました。
 余計な心配するな、って感じでしたね。素晴らしかったです。
 個人的には、こういう男と女で台詞を言い合う系の曲って
 苦手なんですけど、この曲は受け入れられたんですよね。
 自分自身の成長もありますが、サトジュン特有の
 音が多幸感とともに押し寄せてくる
感、好きですね。

 ウマ娘、上半期で一番ハネたコンテンツだったと思います。
 ユメヲカケル!も名曲ですが、個人的にはやはりGIRLS' LEGEND Uを
 推させていただきました。
 調がコロコロ変わりながら颯爽と走り抜ける構成になっており、
 初めて聞いたときは、ひっくり返りましたね。

 One Last Kissで推したいのは、Beautiful Worldとの繋ぎ
 昨年は、Will→未来のひとへの繋ぎが完璧でしたが、
 今回は正直それを超えたと思いました。
 正直、アコギの音が流れたときに全く気付かず、
 宇多田ヒカルさんが歌い始めても何が起きたか全くわかりませんでした。
 それくらい素晴らしかったです。
 エヴァ本編が終わった後、これらの曲を聴いて初めて
 あぁ、終わったんだとちょっと寂しいようなそんな感じ。
 一区切りがついたようなそんな気分で映画館を出たのを覚えています。

作詞賞<2曲>
特に作詞の分野で創作的で話題になった楽曲
・白い沿線/AiRBLUE
・永遠の不在証明/東京事変

作詞賞の基準として大切にしていることとして、
歌詞の世界が浮かぶことなんですが、
この2曲は本当に絵が浮かびます。
白い沿線では、
「幼い感情が溶けて覗いた夢の先」
「写真に写った雪解けはすぐ側で待ってる」は
意味がそれだけでは通らないように見えるんですが、
曲として聞くと本当に絵が浮かぶ。
白と青の世界って感じがして本当に好きなんですよ、ぜひ聞いてください。

永遠の不在証明も同様なのですが、加えていいなと思ったのは、
曲のケツから歌詞をたどっても、物語が成立するようにできており
さすがの東京事変だなと、ひっくり返りましたよね。名曲。

3.作曲賞<3曲>
 特に作曲の分野で創作的で話題になった楽曲
 ・きみの鳥は歌える/牧野由依
 ・薔薇と私/星野薫(大地葉)、沢田千夏(松田利冴)、沢田千秋(松田颯水)
 ・Sing My Pleasure/ヴィヴィ(八木海莉)

 3曲とも色の違った作曲で、どれも好みでした。
 きみの鳥は歌えるは、どこか現代音楽感があって好き。
 合唱曲になっても違和感がないですね。
 余談だけど、どうせ本人演奏だろって思って
 本当に本人演奏なのは牧野由依さん以外いないと思うわ、マジで。

 薔薇と私は、作曲家がガチ。
 宝塚の楽曲を手掛けていることもあり、イントロからガチ。
 歌う大地さん、松田姉妹もそれに負けない歌唱力で期待に応えました。
 両者ともに素晴らしいなと思い選出させていただきました。

 Sing My Pleasureは皆さんご存知、神前さん楽曲。
 なんだか10年前のアニソンを思わせるところが随所にあったと思います。
 特に好きなのは、2番終わりの間奏で入る弦楽器。
 まさに10年前、という感じがして好きですね。一度聞いてみてください。

4.編曲賞<3曲>
 特に編曲の分野で創作的で話題になった楽曲
 ・escape from boredom/やなぎなぎ
 ・BANG!!!/EGOIST
 ・Rhythm Loop/東山奈央

 やなぎなぎさん、僕があんまり追えていないから完全主観なんだけど、
 テクノポップみを感じる曲も歌えるんだと素直に感心しました。(何様)
 ポップな感じなんだけど、官能的で、えっちぃ感じがすごい好き。
 脳溶けちゃう一曲です。

 最近、何かとK-POPみのある楽曲が多いですが、
 あんまり刺さんないなって。
 というのも、みんな声が可愛らしすぎて、
 楽曲のカッコよさに負けちゃって聞こえてならないんですよね。
 EGOISTはそれがない。負けずにぶつけていて、とても好み。
 やるならこれくらいやらなきゃ。

 Rhythm Loopは、J-POPでは定番の丸サ(※)進行。
 ※椎名林檎の丸の内サディスティックを指します。
 東山奈央さんのふくよかな声とマッチしててこちらも脳が溶けます。

5.声優ソング賞<8曲>
 声優アーティストの楽曲の分野で大衆に支持され話題になった楽曲
 ※本人名義の楽曲のみ、キャラソンは選考対象外。
 ・カナリヤ/内田真礼
 ・君なら君しか/久保ユリカ
 ・私のヒミツは/harmoe
 ・不健康社会/高橋李依
 ・バレンタイン・ハンター/渕上舞
 ・シュガーレス・キッス/三森すずこ
 ・孤悲/駒形友梨
 ・Lovely Days/大橋彩香

 共通点としては、声優は歌手である以前に、演者であるということ。
 その為、声を駆使して様々な表現ができている楽曲を選定しました。
 カナリヤは、どことなくバルーン感がありますね。
 君なら君しか、一瞬東山奈央さんの曲だと勘違いしました。
 声の透明感が好き。
 私のヒミツは、とにかくイントロの管楽器が好き。
 不健康社会。これこそ声の表現を最大限使った名曲。
 台詞の部分って、どうしても素人がやるとやらされてる感満載ですが、
 さすが声優になると、「あっそっか病気なんだっけ」で引き込まれる。
 渕上舞さんは、こういうふざけた曲やらせたら世界一。
 「一点突破♡」はホンマ脳溶けるで、マジで。
 三森すずこさん、ポップでキッチュな曲も歌えるの良いですよね。
 孤悲は、駒形友梨さんの専売特許。
 こういう失恋の曲を歌わせたら世界一ですね。マジで。
 サビの絶唱は絶品なんで、ぜひ。
 Lovely Daysは、ザ・王道。負けずに歌えるようになったのは
 本当に成長を感じますよね(何様)

6.キャラクターソング賞 <4曲>
 アニメキャラクターソングの楽曲の分野で大衆に支持され話題になった
 楽曲 キャラクターソロ楽曲・キャラクターユニット楽曲など。
 ・Starlight Prologue/Liella
 ・キキワケナイ!/ワルキューレ
 ・素敵なドレスを着させてよ/スタァライト九九組
 ・Awakening Promise/上原歩夢(大西亜玖璃)

 今年は個人的にラブライブ元年でした(遅い)
 虹ヶ咲に始まり、スーパースターを毎週楽しみにしていました。
 Awakening Promiseは1話との対比が非常に好き。
 Starlight Prologueは最後のかのんちゃんがすこすこのすこ。

 キキワケナイ!は、さすがの希世乃さんでした。
 やっぱりワルキューレの中で一番歌が上手。
 こういうマイナー調の曲を歌わせたら、女性歌手の中でもトップクラス。

 素敵なドレスを着させてよ、これ正直大賞にしようか悩んだ、、、
 ロ・ロ・ロのBD特典の曲ですが、これマジ全員に聞いてほしい。
 九九組のハーモニーの重厚感、Aメロ→Bメロ→サビで
 テンポと調性を変えながら観客を惑わせるの、本当に舞台少女はズルい。
 それでいて多幸感が押し寄せてくる構成にしているのも高ポイント。

7.アーティストソング賞 <2曲>
 J-POPアーティストの楽曲の分野で大衆に支持され話題になった楽曲
 ソロ アーティスト、バンドなど。
 ・Seize The Day/亜咲花
 ・残響散歌/Aimer

 Seize The Dayはみんなでクラップしながら盛り上がれるのはいいよね。
 (去年と同じことを言っている、、、)
 残響散歌、Aimerさんのハスキーな声と、曲調がベストマッチ。
 鬼滅の曲ということもあり、パンピーに対して堂々と歌えるのが良い。

8.企画賞<1曲>
 独創的な企画意図をもって製作・企画が面白いと思われた楽曲など。
 ・北ウイング/雨宮天

 雨宮天さん、歌謡曲が染みついている感じがしてすこ。
 もともと憑依型の方なので、中森明菜をおろして歌っているのが見えて
 とってもおすすめです。アルバム毎愛しています。

9.映画主題歌賞<2曲>
 アニメ映画の主題歌や挿入歌の分野で大衆に支持され話題になった楽曲
 ・ウンディーネ~2021 edizione~/牧野由依

 正直悩んだ。ARIAだけでも、今年4曲ある中で
 どうしようかと思いました。
 でもやっぱり、ARIAの原点にして頂点。
 これで終われるのであれば、本望。
 そういう思いも込めて、ウンディーネを選びました。
 …続編やってくれねえかなぁ~~~~

10.特別賞<3曲>
 上記、部門には入らなくても、今後に残したいと思われた楽曲
 ・プラスチック・アンブレラ/三峰結華(成海瑠奈)
 ・サイカイ合図/スタァライト九九組
 ・さよならレディーメイド/AiRBLUE

 三峰、俺は、忘れねえからよ。供養も兼ねて入れました…
 サイカイ合図は、今年生で聞いた中でトップオブトップ。
 音響も最高、もう一回聞きたい。
 AiRBLUE、正直白い沿線とどっちにするか悩んだので、
 この曲も忘れたくないので入れました。普通にかっこいい。

11.JUNGO賞<3曲>
 JUNGOに物申したい、感謝したい楽曲
 ・待ちぼうけのLacrima/アクアリウス
 ・ススメ⭐︎オトメ〜jewel parade〜/アイドルマスターシンデレラガールズ
 ・夜に輝く星座のように/松田亜理紗(村川梨衣)、横山奈緒(渡辺優衣)

 全部今年やってくれました。ありがとうJUNGO、
 だから今後も気を付けて頑張れよ、JUNGO、

12.思い出賞<2曲>
 2021年に限らない思い出楽曲
 ・白金ディスコ/阿良々木月火(井口裕香)
 ・薄紅/菅原進

 白金ディスコに限らず、アニサマすごかったですね。
 ら・ら・ら、ロンリーチャップリン、ゴールデンタイムラバーも
 なんでもありのライブ、最高ですね。
 白金ディスコを選んだのは、完全にIKZOのおかげ。
 掛け声が完全に吉幾三なのよ…

 薄紅、まさかアイマス初のサブスク解禁曲になってしまいました。
 おのれメカP、本当にありがとうございました。

13.2021アイマス大賞<5曲>
 アイドルマスターシリーズにおいて、オタク的に刺さった楽曲
 ・レッド・ソール/桐生つかさ(河瀬茉希)、三船美優(原田彩楓)、
  星輝子(松田颯水)、藤原肇(鈴木みのり)
 ・#HE4DSHOT/砂塚あきら(富田美憂)
 ・Damascus Cocktail/有栖川夏葉(涼本あきほ)
 ・夢見鳥/樋口円香(土屋李央)
 ・Voy@ger/アイドルマスター

 レッド・ソールの推しポイントは、ラスサビ前のみのりんご、
 いつしか朝が来て、この歌い方が好きです。
 砂塚あきらさん、すでにベテラン感すごいなって思ってたら、
 中のひとアイカツだから、そりゃそっかってなりました。
 富田美憂さん、一瞬でファンです。ありがとうございました。
 あきほ、お前、、ポルノグラフィティを召還したのか???
 いやぁ~やっぱこういうエキゾチックな曲好きですね…
 夢見鳥、非オタの友達に聞かせてみたら、名曲判定いただきましたので、
 この曲は名曲です。間違いない。
 Voy@ger、ラップパートがかっこいい。ぜひ聞いて。

14.2021楽曲派オタク大賞 <3曲>
 全部門のノミネート楽曲の中から、2021年を象徴する楽曲
 ・私たちはもう舞台の上/スタァライト九九組
  やはりこの曲。今年を象徴するべき一曲です。
  今年のアニメ映画、エヴァ・ARIAと豊作でしたが、
  スタァライトに一強でしたね、、、
  サトジュン特有の、多幸感が押し寄せてくる感じ、
  (今日何回言ってんだよ、、、)
  アウトロのごちゃごちゃ感、大好き。

・レイドバック・ガール/田所あずさ
 茨城のヤンキーこと田所さん、
 声優特有の声を楽器にしている感がとっても良い。
 フレーズのおさめ方のレパートリーが豊富。
 息交じりもできる、シンプルに収めるのも上手。
 ブルースをこんだけ歌える歌手はそうそういない。
 台詞部分も絶品。
 「わたしの目を見て言えるの」は初見で堕ちた。
 地味にサビの音形も意味不明。よく歌えるよな。
 と、推しポイントが∞なスルメ曲なので、ぜひ聞いて。

・ALIVE~祈りの唄~/ワルキューレ
 滑り込みで大賞に輝きました。
 聞いた瞬間涙がこぼれちゃってこぼれちゃってしょうがない。
 推しポイントはみのりんごの歌唱力の向上。
 サビが本当に本当に絶唱していて、本当に最高。
 「心から、愛してる」は絶品。
 一度聴いたらやめられず、10回聞いていました…
 声量・表現力・ブレスどれをとっても最高レベルですね。

はい、以上今年のオタク大賞でした。
今年は豊作で豊作でどうしようもなく、オタク的には困っちゃいましたね。
今年も音楽に支えられれた一年でした。
来年は音楽に恩返しができるような、そんな一年にしてみたい。
自分自身も音楽に貢献できるような人生を進みたい。
そう思っています。

それでは、よいお年をお迎えください。
本当に今年もありがとうございました。

かしこ

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