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2024Malifaux紅白フダ合戦反省会

北海道や香港からプレイヤーが遊びにくることとなり、いつもの定例会から第二回の紅白対抗戦と銘打っての開催になりました。

私のお相手は荒楠さん。わざわざ香港から遊びに来るくらいの愛好家かつ強豪であり、身内では氏に勝つことがひとつのステータスとなっている。
私はもちろん勝ったことがなく、今回も胸を借りるくらいの気持ちでゲームを楽しんでいきたい。

ストラテジーはプラントイクスプローシブ。お互いに相手陣地に忍びこんで爆弾を設置していくやつ。スキームは、インフォメーションオーバーロード、スウィーティングバレッツ、アウトフランク、デスベッズ、インユアフェイス。初期配置はフランクだ。

氏のマスターはジップを宣言。機動力とピアノマーカーによる妨害が印象的。
こちらは最近いつもなマクシーンでございます。

編成はこんなかんじ

新モデルのスリップストリーマーを投入してみる。これまでスキームランナー役をすべてオービルに任せていたけれど、これでオービルの負担が軽くなることを期待だ。

ジップ側の編成。ベイユーにしては重めのモデル揃いでモデル数が少ない。

スキーム選択は、ハラタさんのハカ踊りの効果でスキームマーカーを撒きながらの移動によりアドバンテージをとれそうという判断でインフォメーションオーバーロードが決まり、もうひとつはインユアフェイスに。最近マクシーンの戦闘に信頼を置いてるのでね。対象はマンチャ・ロジャ。こいつは前線に出て来そうじゃん?

さて、ゲームを開始して早々に驚くべき事実が発覚する。

ワタクシ、EVSモデルの代名詞的アビリティ「Reconfigure」の効果をず〜〜〜っと間違えてプレイしてた。

普通にフリップした時も対応スートを9扱いにしてたよね。
いままでずっと間違えてプレイしてたことを言ったら「それは最強モードですねw」って、ほんとごもっともなのだけど、そんな最強モードでやってたマクシーンで1回も勝ってないってことか……!!

立ち上がり、マクシーンたちは例のハカ踊りスキーム撒き移動でじわじわとフィールドの中央へ。
オービルとスリップストリーマーは別働隊として、それぞれひとつずつトークンを持たせて左奥の空いてるスペースに向かう算段。

本隊がフィールドの中央へ出ようとしているところ、ジップが飛び込んできてピアノマーカーを計3つ落としてハカムーブを分断しようとしてくる。

マーカー対策にはカリプソのスリラードリラーを想定していたのでニヤニヤと眺めていたのだが、ちゃんとひとつはアクションのレンジ外に落とすあたりにプレイングの巧さが出ている。
それよりもジップのアクション、ボーリングカンバセーションとアビリティのCHATTYで行動にかなりの負荷をかけられたのがキツかった。

ジップの6インチ以内だとウォーク以外のアクションにWpチェックを強いられる
ジップの6インチ以内だとインタラクトアクションに手札1枚切らないといけない。

しかし、意外なモデルがこの負荷を緩和してくれる。

EYE OF THE HURRICANEの効果で、マシニストの3インチ以内のモデルは敵のオーラの影響を受けない!

いままでこのアビリティが有効だったことがなくて全然気にしてなかった。たまたまだったけどナイスチョイス。
ハカムーブで移動してしまうとマシニストのオーラ範囲から出てしまうのであくまで緩和程度なのだが、こいつまでは相手も想定してなかったようで、以降はピアノを壊せるカリプソとジップの置き物効果を緩和するマシニストの両方にヘイトが分散してた感じ。

1ターン目中盤、ジップのオーラ地獄を抜け出したマクシーンが敵のトーテム、アール・バーンズを射線に捉えるも手札をケチったせいで仕留めきれず。バーンズは後にいろいろ仕事してたのでここで倒せていれば点差がもうちょっと違ってたのかなあ。

さてジップの影響で前進がまごついていた本隊のところに一人目の刺客が現れる。

敵ながらこのモデルすき

カリプソを削りに来たが、温存していたRJを切るなどして軽微な損傷で切り抜けることができた。
むしろこいつをスキームの対象に指定しているので大チャンスか。

波乱続きの本隊をよそにオービルとスリップストリーマーは悠々と空白地帯を目指して進んでいる。

2ターン目。
イニシアチブは相手側でジップから動いてきた。相変わらずの置き妨害を効かせつつ、マシニストに攻撃を仕掛けてくるが、ギリ生存。
返しの手番でマクシーンがマンチャ・ロジャにアタック。こちらは上手に刈り取ることに成功し、インユアフェイスを達成。いい調子。

先ほど取り逃したバーンズがアイアンスキーターに乗ってこちらの陣地に入り込んでくる。
かなり目障りなんだけどジップの範囲デバフの影響が大きくていまは手を割けない。
さらに新たな刺客ボー・ピープの襲撃。
こいつ、ほんと暴れん坊で敵モデルを通り抜けて1点、チャージでぶつかって1点とちびちびダメージを飛ばしてくるので厄介。アーマー+2を誇るカリプソもみるみるうち削られて瀕死の状態になってしまう。

こいつ自己回復まで持ってやがる

そんなピリついた空気の本隊周辺とはうらはらに、オービルとスリップストリーマーペアはかなりお気楽にフィールド端に到着、爆弾を設置できた。
2ターン終了時点で得点は2-1。マンチャ・ロジャをうまく倒せたのが大きい。

3ターン目はイニシアチブフリップからカロリー高め。
なんとかしてカリプソのヘルスを回復したいこちらと、きっちり始末したいあちら。チートして3巡目までいくもイニシアチブは取れず……!
もちろんボー・ピープから動きはじめ、カリプソはきっちりと刈り取られてしまった。

こいつを放っといたらさすがに本隊が全滅してしまう。
敵陣への進軍を諦めて、マクシーンとハラタさんがボー・ピープを囲んでいく。
ハラタさんが軽く小突きつつボー・ピープをレンジ2に収めると、ハラタさんのアビリティでwpデュエルにマイナスがつく状態に。そこへマクシーンがwpデュエルを仕掛け、合わせ技できっちり打ち取った。
ここで放置できないと判断したので倒しにかかり、結果始末できたので良かったが、ここで2キャラぶんのアクションを使わされたのはしんどかったな。ボー・ピープつよい。

しかし、これが勝負の分かれ目になった気もする。

機動力のあるボー・ピープを落とせたことで、オービルとスリップストリーマーのスキームランナーペアは追っ手が来ないだろうことが濃厚となり、よりのびのびと動けるように。
キアさんでジップを叩いてみたらマイナスフリップなのにシビアダメージが出ちゃってまさかのジップ撃墜。
これは圧勝か?と思わされたが、さすがに強豪。残ったモデルでこちらの得点行動にしっかり圧をかけてくる。もう4ターン目だしね。

ラスト5ターン目はお互いの得点行動を最大限やって終了。なんとか5−4で念願のマクシーン初勝利を、なんと強豪の荒楠さん相手に挙げることができたのでした。

(ほぼ)終了盤面

今回ゲーム中の写真をほとんど撮っていなかったのはそれだけ熱い戦いだったということで。
嬉しい日でした。

新モデルのスリップストリーマーはテレインの高低無視で移動できるのでスキームランナー適正はかなり高かった。
難点は移動能力を最大限引き出そうとした時にもう1体スリップストリーマーが必要なところと、メレーレンジが0なところ。
特にメレーレンジ0は痛い。相手を押さえるのに使えないのでね。

EVSのキーワード能力をずっと間違えてはいたけれど、マクシーン自体はやはり楽しいので今後も使っていきたい。

と、言いつつ、持ってはいるけどほとんど使ってなかったラスプーチナの準備をちまちまと進めているのでそろそろ出したいなあ。



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