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アルファ式とPCを受けて自身の「クラシック」を理解した話

honoka先生(@kawaii__point)のところで、アルファ式デザイン診断とPC 診断を受けてきたので、受診レポと感想をつらつらと。
結論として、受けてみて非常に良かったし、イメコンを実生活に活かす上での解は概ね得られたかなと考えておりまして、受診した経緯と、そこに至った思考の整理をアウトプットしてみると面白いかなと思いました。
個人的に、よくイメコン界隈で言われる「イメコンに『救われた』」感を一番得られたのがアルファ式なので、honoka先生への感謝の気持ちも込めて、記録を残したいと思います。アルファ式単体で受けた時にレポ書くのを完全にサボっていたので……((

前書きその①:私のイメコン受診歴

  • 2022年2月:PC夏冬、PDフェミグレ

  • 2022年6月:顔タイプフェミニン、7タイプ骨格ソフトクラシック

  • 2023年4月:アルファ式ソフトクラシック(ややソフトカジュアル要素あり)

  • 2024年5月:パリ流FS診断 MクラシックSエレガントAシック

  • 2024年8月:16PCクール夏冬、顔タイプソフエレ、骨格ナチュラル、
    SC💜💙❤️💚🩷🧡💛

  • 2024年12月:PC冬夏

色々と受けてきましたが、honoka先生のところで診断頂いたのが太字部分となります。
アルファ式を受けたのはおよそ2年前で、顔タイプフェミニンの割に曲線が強いテイストや甘さのある服が似合わないな……と違和感を覚えたのが受診のきっかけでした。詳細な診断内容については後述しますが、結論として当時自分が抱いていた感覚は間違いではなかったので、顔タイプは今年受けたソフエレの方が実態としては近いかなと思っています。
自分のスペックを見ていて思うのは、やはり「クラシック」という単語が出てくる頻度の高さ。7タイプ骨格はともかくとして、パリ流でも「メインはどう足掻いてもクラシック」と他の候補を消していく前に決まったので、世の中のありとあらゆるイメコン流派は私にクラシックという単語をつけたがるらしいです。

前書きその②:「クラシック」とは

上記の通り、私の印象から切っても切り離せない「クラシック」ですが、実際のところ、調べてみるとこのような意味を持つワードだそうです。

クラシック (英: classic; [ˈklæsɪk]) は、「階級」を表すラテン語「class(クラス)」に由来し、「最高クラスの」=「一流の」という意味であるが、ここから転じて「古典」、「格式のある」の意でも用いられる[1]。文学、音楽などの芸術作品や服装、行事に対して用いられる。ここから、各分野において、歴史的に長く、評価の定まった物事を指して「クラシック」と呼ぶ場合がある。さらに転じて、一流や最高という意味が外れ、単に古くなったものの呼称として使用される場合もある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一流の、というワードが出てきました。つまりGACKT様はクラシック芸能人……という冗談は置いておいて、古典的であること、そこから転じて格式高いことを意味する単語、というのが、人口に膾炙した解釈なのかなあと思います。クラシック音楽が連想されるところも大きい。
そんな丁寧な生活送っていないし高尚な趣味も持ってないよ……と言いたくなるのが人情でして、実際のところ、私は初めてイメコンを受けるまで「自分そこまで上品スペックにはならんやろ」などとほざいていた側の人間でした。PDグレースは予想していましたけど、ナチュラルはサブで着くだろうな……とか。正直それまでの人生で可愛いよりカッコいいの方が言われた回数多かったんですよね……
ですが、そんな私と「クラシック」を出会わせてくれたのが、他ならぬアルファ式でした。そして同時に、(流派が違えば「クラシック」という単語が包含する概念も異なるのは前提として)「私の『クラシック』とは何なのだろう」という問いに対して、一番納得出来る答えを頂けたのもアルファ式だった。これは、36タイプにも及ぶ細かいタイプ分けを行い、大いにパーソナライズされた診断であるというアルファ式の特徴以上に、honoka先生による精緻な分析があってのことだと思います。アルファ式を受けて以降、明確に「クラシック」としての自我が定まり、非常に生きやすくなったので本当に感謝しかないです。

前置きが長くなりましたが、具体的にどのような提案をして頂いたのかを以下に記録していきたいと思います。最近受けたカラー診断は記憶に新しいのでレポの体を成していますが、それ以外は2年経ったというのもあってほぼ私の試行錯誤の記録です。

診断その①:アルファ式デザイン診断

アルファ式とは何ぞや?という方は、honoka先生のnoteをご覧頂ければと思います。

基本的には顔の情報をもとにアナリストさんが似合うデザインを分析して下さります。とにかくフェイスマッチされていたことが印象的でした。
honokaさんのサロンは2日に分けて診断するという方針なのですが、私はアルファ式の分析手法だと難しいタイプの人間だったらしく、1日目のドレープ当てでずっと首を傾げられていたことは覚えています。何ならその場ではクラシックつかないかも……とまで言われたので、本当に波乱だったみたいです。今にして思えば、ハリー・ポッターのローブ着た写真を当時提出出来ていたらもう少しスムーズだったんだろうなあ……笑
随分前の話になるので何を言われたかそこまで精緻に覚えているわけではないのですが、顔、特に目元に一切の強みがないことは指摘されました。けれど、甘い方向にはいかないと思う、とも。石原さとみじゃないですよね、と言われて強く頷いた記憶があります。
当時の私はイメコンへの理解も浅く、曲線・甘めに振り切らないのにカッコ良さ・強さも縁遠いならどこを目指せばいいんだ……?と、なかなかに五里霧中状態でした。秘技「好きなもの着る」を最終的には使えば良いか…という境地には至っていたので悩んでいるほどではなかったですが、似合うの指向性が明確にわからないのも気持ち悪いな……などと、結果待ち期間中はかなりやきもきし、且つとても楽しみにしていました。

そうして2日目、結果として渡されたのはこちら。

ソフトめクラシック ややソフトカジュアル要素あり
パーツスケール:ミディアム

  • ソフトクラシック:かっちり・きちんと感が大切な正統派。緩い着こなしだとだらしなく見える。シャープではないカッチリNHKのアナウンサー系

  • ソフトカジュアル:木や土、毛糸など、自然界が似合うタイプ。スーツ・フォーマルが苦手。古着系、着重ね得意、ぬくもりホッコリな着こなしが映える田舎娘

以上、正反対な2つがクラシック優位で組み合わさった結果、レトロシックな雰囲気が似合うとのことでした。コンサバなオフィスレディ(アルファ式のクラシックにはコンサバもあります)というより、本が好きなヨーロッパの学生、探偵、学者、作品で言えばシャーロック・ホームズやハリー・ポッターのような、歴史を感じる風合いのクラシック。

それまでイメコンを受けてきてレトロというワードが飛び出してきたことがなかったので、本当にびっくりしました。ソフトクラシックまでは予想の範疇ではあったものの、ソフトカジュアル!?森ガールとかだいぶ遠いと思ってた!?とまさしく晴天の霹靂。実際、よくよく話を聞いてみたら森ガール系ではどう足掻いてもないのですが、honoka先生的には提出した写真で私が着ていたレトロシックなチェックのシャツワンピースが凄く似合っていたのが決め手になったようです。

  • 似合う場所・世界観:図書館。歴史を感じる、落ち着いた静かな場所。世界観としては、ハリー・ポッターやシャーロック・ホームズのイメージ

  • 服の選び方:きちんと感のあるシルエット。体のライン・肌の露出はNG。落ち着いた雰囲気を出すために重みを出す。素材も艶のない堅めのもの。首詰まり・スタンドネックはとても似合う。ボトムスはストレートなワイドパンツやスカート。黒タイツにローファー・革ブーツを合わせるのも得意。

  • おすすめブランド:基本的には服屋を隅から隅まで探して似合う物を見つけるべき人間。参考芸能人のページにも、同じタイプの方は見つかっていないと当時記載がありました(賢い学生イメージで芦田愛菜さんをお勧めされたの面白かったです笑)

上記は指摘された事項をざっくり要約した内容ですが、資料自体は20ページほどある分厚いものがPDFとして渡され、似合うアクセサリーやネックライン、袖の形状に至るまで本当に至れり尽くせりの情報が盛り込んであって、それ自体がめちゃめちゃ読み応えがあります……!受けてから1年以上経っている今でも、読み直すたびに新たな発見があるレベル。
タイプ名を聞いた時はかなりびっくりしましたが、いざコーデ例を見ると身に覚えがある……!となりました。黒のハイネックのリブニットが妙に冬に活躍するのは単なる手癖ではなかったようです。

実際に資料に載っていたコーデたち。

そしてこうした結果を踏まえれば、まあ確かに私に甘さはないな……という結論に至るのも納得。甘さ得意な人間は黒とか着ないし(人による)、もっとクローゼットはひらひらしているはずなんですよね。診断を受けた当時は重さのある服は骨が負けるのでは……と思っていたこともありましたが、その後無事に別のサロンで骨格ナチュラルと診断され事なきを得ました。アルファ式は骨格は考慮されないのに、妙なところで噛み合ってびっくり。笑

でも、やっぱり私がアルファ式を受けて感動したのは、提案された世界観の部分でしょうか。

  • 印象ワード:誠実な、きちんとした、賢そうな、伝統的な、アンティーク、レトロ、シック、穏やかな、落ち着いた、艶消し

  • 苦手ワード:甘い、ゴージャス、煌びやかな、派手、強い、爽快、スッキリ、アクティブ、カラフル、モード

それまでのイメコンで、自分に「強い」「かっこいい」系の印象がつかないことはわかっていましたが、かといって「甘い」も得意ではない。直線にも曲線にも振り切れない人間は大人しく無難な格好をしておけということなのだろうか……となっていた中で、「レトロクラシック」というある種の個性を与えられたのが、非常に嬉しかったです。しかもホームズにハリポタ!!何の偶然か、私はミステリーもハリー・ポッターも大好きなオタク……死の秘宝の日本語版発売日に書店に駆け込んだタイプの子供で、今でもたまにグッズ買う程度にはハリポタ大好きなので、イメコン的に100点ですと太鼓判を押して頂けたのがめちゃくちゃ嬉しかった。

あと、もう一つ大事な点として、印象ワードに「賢そう」が付くこと。上記の通り、自分の目指すべき方向性が定まらなかった中、「そうか、私って『賢そう』な人間を目指せばいいんだ」とストンと腹落ちしたのは、収穫として大きかったなと。
いまだに中2病から卒業できていないので、人生において一番嫌なことの1つに「舐められること」があったし、穏やかで大人しそうと思われて第一印象で損してたらやだなー、でもカッコいい系を目指すには生まれ変わった方が早そうだしなー、となっていた私にとって、『賢そう・知的』という方向性を示して頂けたのはまさしく天啓でした。賢そうな人間であれば舐められないし、何より私自身が知的な人のことを凄く魅力的だと感じるタイプなんですよね。

色々と書いてしまいましたが、『好き』を目指していいと背中を押して頂けたのが、アルファ式を受けて一番良かったと思えた部分かもしれないです。これだけ細かく精緻に分析してくださった上でそのように言って頂けるのは自ずと自信にも繋がるし、似合う世界観を掴むことで逆にファッションの幅が広がったような気もします。

診断その②:カラー診断

アルファ式を受けていい感じに纏まった割にカラー受けたんだ……という感じですが、正直、アルファ式の結果の中で、一番取り入れるのが難しいのが似合う色相の部分でした。レトロクラシック、ということは、世界観的には似合う色合いはイエベ秋カラーのはずなのに、私はクール夏冬。正直、青みカラーって(私自身は凄く好きだけれど)、身に纏うとどうしても爽やかとか涼しげとかそういう印象になってしまって、アルファ式のクラシックとの両立が難しい。でもやっぱり、イエベ秋カラーって得意じゃないんですよね。くすみも黄味もどう足掻いても服として取り入れるのは無理がある。
アルファ式で提案頂いたテイストが大好きだからこそ、PCの結果を加味した上での最適解を教えて頂きたい……!と、試行錯誤の末にもう一度honoka先生の門戸を叩くことにしました。こう書くとめちゃめちゃ色で困っていたように見えますが、別の先生で見て頂いたPCの結果には納得していたので、本当に「アルファ式の結果と突合させるとどういう形になるのか」を相談するために受診させて頂きました。あと、「実際に身に纏うならどういう色がいいか」という観点でより実践的な提案をして頂けるhonoka先生オリジナルの診断にも純粋に興味があった。笑

診断の流れ自体は普通のPC診断と同様ですが、honoka先生のサロンではオリジナルの200色ドレープを当てて頂いて、似合う色を分析していきます。
私が当日言われたことは、大まかに下記のような感じでした。

  • 外見的要素(ドレープ当てる前):髪の量多くないし太くない、でも眉毛はしっかり。パッと見た感じ冬要素は多くない。目の感じはどちらかというと秋っぽい。

  • 金vs銀:金は顔が膨らむ。シャンパンゴールドとシルバーでもシルバーの方が綺麗。派手派手の金だと本当にマツケンサンバ。彩度耐性はないかも……

  • 赤:暗い赤から当てていくと、徐々に明るくなるにつれて彩度強まって顔が負けるのがわかる。更に明るくして彩度下げても落ち着かない。暗い赤が悪くない時点で高明度得意なライトサマーではなさそう。オータム系のくすんだ赤だともったり感が出る。

  • ピンク:全体的に落ち着かない(明度が高いので)。ベイビーピンクも凄く良いわけではない(クリアウィンターなら抜けるような透明感が出るはず……)。経験則的に、the夏みたいな人はアルファ式でクラシックつくほど重くなりにくいので、それなりに色素がある色の方が似合いそう。

  • 青:暗いネイビーを当てても青ざめない。全体的に落ち着くが、明度高いくすみの色だとぼやける。青みがどの程度得意なのかは紫当てて判断したいが、赤もある程度いけていたところを見ると……

  • 紫:赤み紫も青み紫もある程度いける。青み紫の方が得意だが、強烈に青みが得意なわけではない。ラベンダーより深みのある紫の方が得意。目元がアンニュイで深い感じだからか、明度を高くする方向性にいかないのかも……

  • 緑:普通に暗い緑が良い。カーキに転ぶと黄色くなりNG。

  • 黒(ベーシック):ベースの黒、チャコールグレーが馴染む。緑が入ってくるとイマイチなあたりやはりブルベ。

上記の順番で徐々に得意な色を絞り込んでいき、①暗い色得意、②彩度耐性なし、③くすみよりは清色、④コントラストも不要、という要素を抽出。出来上がったベストドレープは下記の通りとなりました。

同席したフォロワーさん命名「冠位十二階」

深い!!!青い!!!!な私のベストドレープ。これがクラシックの底力だ!!とPCのドレープすら主張してきています。本当にハリー・ポッターの映画で出てくる色だ……!!
実際のところ、冬要素も夏要素も半々程度にはあったのですが、honoka先生は暗めの色得意であれば冬で取るタイプの方とのことで、PC冬夏と相成りました。アルファ式の結果と強くリンクしているのは言うまでもないですが、それにしてもまさかここまでとは思わなかった……!!

ドレープで見て頂いたのちは、その場でいくつかコスメを試させて頂き、コスメ選びのコツを伺いました。この辺りはアイテムによって選び方のコツが違って面白かったです。彩度耐性なさすぎて赤み強いリップが全く似合わず、逆にニュートラルなものの方が馴染んだりしました。逆にアイシャドウは深みがあって黄味が強くなければ、赤みはある程度あっても大丈夫。
幸いにして、コスメの選び方は今の選び方でさほど問題なさそうで、あとは純粋に同席者のフォロワーさんと得意要素を比較して楽しんだりしていました。クール夏のコスメって何……?とずっと思っていましたが、思ったよりニュートラルな色も不自然ではなかったので、寧ろバブリーにならないように気をつけて選ぶぐらいの方が丁度良さそう。

残りの時間、当初の目的通り、PCを踏まえた上でのアルファ式の取り入れ方について相談させて頂きました。
ブルベ寄せで深い色にしようとするとモードに転びそうで……という話をすると、「美術館とか図書館とか行っても違和感のない格好をしてください」とのこと。honoka先生に手癖を見て頂いた範囲では、自然に選べばそこまでクラシックから大きく逸脱するような形にはならなさそうでした……イメコンを履修してから「強い」を避けることは意識的にやるようにしているので、そこはもう少し自分を信じてあげても良いかな。私が自分の手癖で青系のカラーを選んだところで爽やかにはならないようですし、それこそ「知的」というキーワードを大事にしてあげれば間違いはなさそうな気はしました。

「強さがないから格好良さにも振れないけれど、甘い方向性もそぐわないタイプの方が、一番イメコン迷走しやすい」というのが、honoka先生のご自身の経験から来る持論とのことでした。私はまさしくそのタイプで、本当に直線曲線で分類出来る世界線に生きていないよなあ……としみじみ思います。一口に上品スペックと言っても、それこそ女性らしさに振り切るかコンサバに振り切るか色々あるわけで、私のように色々曖昧な人間はアルファ式レベルにピンポイントに「ここ!」と言って頂ける診断の方が向いている気がしたので、色も合わせて、受診して本当に良かったという気持ちでいっぱいです。

結論:結局、私の「クラシック」とは

一連の診断を通じて、「クラシック」の自我を得て、且つ方向性まで示して頂いた上で、改めて自己解釈をアウトプットします。

論点その①:英国風であって、フランス風ではない

いきなり何を言い出すんだ…という感じですが、レトロ・アンティークの方向であっても、私が目指すべきは英国風。豪華絢爛なパリではなくて、歴史を感じる市街地の中にポツンと赤電話が佇むような、革靴の音が石畳にコツコツと響くような、そんな世界観なのかなと思います。パリ、実際に行ったことはないですが、ゴシック様式の建物を見て装飾過多!とか言い出しそう。
同じく、メルヘンな感じでもない。もっと地に足ついていて、蔦や薔薇が鬱蒼と茂る洋館ではなくて、もっと近代的な書斎や書庫。所詮はブルベ(都会的)なので、文明に生きていることを忘れないでいたい。ごちゃごちゃしているものは決して得意ではないのです。
ついでに言えば、PC的にもユニオンジャックカラーは割と得意ですね。本音ではNYが好きだけど、ロンドンより秋よりかな……あと、背景は夜というよりグレーな曇り空の方が似合いそうなので、霧で有名なロンドンはそういう意味でもベストマッチかも。

論点その②:無駄を削ぎ落とし、けれど温かみを忘れずに。

黒を着たところで喪服にはならない私ですが、でも全身黒!だとやっぱり強すぎる。強い女になりたい時は良いですが、やっぱり差し色あったほうが可愛いんですよね。黒のコートに深紅マフラーを合わせる今のセンスを忘れないようにしたい。
ちなみに、濃紺のベルベットリボンを今年購入しましたがこちらもかなり良い感じです。今年の冬は流行りの差し色が私の得意要素に重なるところがあって嬉しい……否、時代が私に追いついたという形容の方が正しいか(何様)
「温かみ」と書きましたが、どブルベの私が取り入れる『ほっこり感』なので、イエベに転ぶ必要はない。寧ろイエベの色を使うと子供っぽく見えるので、ドレープで頂いたカラーをベーシックカラーの差し色にするのが丁度良いバランスかと思います。

手癖全開の通勤コーデ。
ミニスカもブーツで重みを出せば案外悪くない説。大柄チェックなのも助かる。

論点その③:白は真の姿を覆い隠してくれる

急に厨二病のセンスが炸裂しましたが、今までイメコン診断を受けてきて「白が似合う」と言われた回数も「黒が似合う」と言われた回数も半々、という有様なので、これだけ暗色が得意でも白が似合わないことはないのです。
honoka先生に聞いてみたところ、「清楚、誠実といった印象が先に来るので、第一印象として白のイメージと結びつきがち」との見解をいただきました。確かに、言われてみれば黒は悪役の色だった……黒を着ても闇堕ちしないタイプの人間なので、黒は誠実さに結びつくと勝手に思っていました。以前受けたパリ流のキャッチフレーズにもしっかり『白』のワードが入るので、余程第一印象は白いんでしょう。
というわけで、白も取り入れ方を選べば(強コントラストにならないように気をつければ)全然着れるんだろうな、と思っております。春夏を生き抜く上では非常に大事な情報。小物で忘れずに締め色を取り入れて、クラシックの範疇に収めることがポイントかなと思います。

デニムジャケット超大事。
和服は白の方が評判良い。青空の下だと白の方がコントラストつかなくて馴染むのかも。

論点④:知的さを目指すポイント

私の「似合う」を構成する要素として外せない最大のポイント、「賢さ」。持って生まれた知性の有無はこの際置いておくとして、結論としては、青系の色って超重要だなと思います。色彩心理として、やはり青は知的に見えますし、何より私が一番好きな色だし。
従い、青を取り入れる上で気をつけるべきは、別のイメージに……「爽やか」とか「涼しげ」とか、そちらの方向に転び過ぎないこと。彩度を上げすぎないこと以上に、コントラストを付けすぎないことはかなりポイントになりそうですね。ネイビーに白とか可愛いし好きだからついやりがちですが……まあ夏ならええか……()
冗談はともかくとして、私のドレープが似合いそうな人物像について、Chat GPTはこんな回答を返してくれました。

性格や雰囲気
• 知的でクール:冷静さや知性がにじみ出る人。どこか近寄りがたい雰囲気を持ちながらも魅力的。
• 自分の軸がある人:他人の意見に流されず、自分の価値観や美意識をしっかり持っている。内面から滲み出る自信が、ダークな色合いと調和します。
• 都会的で洗練された佇まい:ファッションやメイクもシンプルかつエレガントで、無駄がなくスタイリッシュ。

素晴らしいですね。持つべきものは優秀なAIアシスタント。真っ先に「知的でクール」という言葉を上げてくれています。
しかしこう見ると、ドレープだけだとブルベ冬のスタイリッシュさが挙げられるのに、そのシャープさを全て無かったことにしているのが私のソフトカジュアル要素……と考えれば、「優等生」という単語を出したくなるhonoka先生の気持ちもわかります。
PCを受診した上で、アルファ式の結果は導き出されるべくして導き出された結果なのだとわかる爽快感。私が数学者だったらQ.E.D. とドヤ顔で書いていることでしょうが、これだからイメコンはやめられないなあと思います。結局伏線回収が好きなのだな。

終わりに

最後の方は私の雑なアウトプットに文字数を割いてしまいましたが、アルファ式、本当に自分への解像度が高まったので、受けてみて良かったと心から思います。
私自身、似合う範囲は広い割に100点を出すのは難しいタイプの人間なのかな……と思っていたのですが、実際honoka先生からも難産だったと言われておりまして笑、ここまでイメコンの結果と長期間向き合ったのは初めてでした。咀嚼するのに本当に時間がかかったけれど、間違いなく貴重な経験だったし、今後仮に他の診断を受けるとしても、今回身についた思考する癖があるのとないのとでは全然違うだろうな……と。
診断迷子でない方もそうでない方も、特に前者で「私って強さ不要だけど甘さにも振れないな……」と悩んでいる方、是非受診してみて頂きたいです。きっと「目から鱗」になると思います。

最後に、ここまで約1万字ほどしたためてきた全てを無駄にする、誰が見ても「お前これで良いじゃん」という写真を載せ上げて締めくくろうと思います。

“Wit beyond measure is man's greatest treasure."

ここまで読んでくださりありがとうございました!
それではまた。

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