正義と暴走

※Instagramに書いたものの加筆修正です

この間noteに、署名などの政治的アクションを提示は出来ない、したくないと書いたら僕に署名を求めてきたある人から抗議のメールがきた。

ガザの現状に心痛めている人たちに対して侮辱している、あなたのこのブログは意味がないなどかなり長文で送られてきた。
意味がないと思うなら無視すれば良いのになんでわざわざ送ってきたのだろう…

なので怪しいチェンジオルグ関連(検索したらどれほど怪しいかわかる)より全然実効性が高いUNRWAに募金したという写真をUPします。UNRWAは国連の機関で事実上パレスチナの行政を司どっているのでそこに募金をしたらダイレクトに届くことになる。ついこの間までハマスとの関連が疑われ拠出停止になっていたがそれが晴れて再開となったのだ。

それとは別にハマスのテロ被害者遺族への募金をこれからするつもり。
単にパレスチナとイスラエル両方のバランス取るつもりじゃなくガザの現状に心痛めているならハマスのテロ被害者に対しても同じこと思うでしょ？というはなし。
でも署名のキミからそういう話は全くなかったけどなあ…

政治というのはリアリズムの世界でガザの現状に心痛めているならその分お金を出せば良い話。だってその分救われるのだから。折り鶴と同じで祈りや同情、感傷は単なるナルシズムで誰も救えません。

そして自分の政治的信条で周りを巻き込んではいけないのです。
みんな何も言わないだけでそれぞれ事情があり思想がある。それを顧みず押し付ける。自分だけが正義だと思っていたらヤバいです。

もうやり取りするのにもTL見るのも気が失せました。free Gazaを街中へペンキで落書きする人たちへもキミは共感、正義だと思うのでしょうか。
そうなら僕への抗議や批判をして気が済むならそれで良いんじゃないですか。それで平和が本当に訪れると信じているなら。