デッキをあげた友人のために、ジェネラル候補の説明をする。
こんばんは。
先日、MTGをやってみていただけると返事をもらった友人へ
統率者戦のデッキをプレゼントしました。
とはいっても、いきなり100枚の束を渡されて流石に困惑すると反省し
謝罪とデッキの説明も兼ねてこの記事を書くことにしました。
ただ、全てカードの説明をするわけではなく、大まかな勝ちプランと
デッキに入れたジェネラル候補の簡単な説明を書いていきます。
そういえば、PC千葉は2daysの申し込みが出来ました。
都合の合う方はぜひ、フリープレイやコマンダーゾーンで遊びましょう。
デッキの主軸
大体のジェネラル候補は、トークンとかのクリーチャーをたくさん並べて
勝ちを目指すことが目標になっています。
ニューカペナの統率者デッキにある、舞台座のデッキのカードの一部を
ストレージに眠っていたカードと差し替えてプレゼントしました。
ジェネラルにもよりますが、コンボで勝ちを目指すわけではなく
数で殴るだけなので、初心者でも簡単に回せると判断しました。
利用できるジェネラルについて
その時のゲームの気分で変えられるように、
ジェネラル(相棒)の候補となるカードをデッキに少し入れています。
自分の好きなギミックや戦術を見つけてもらえるくらいの幅はあると思っているので、このジェネラルは合わないなと思ったら、別のジェネラルにしたりしてほしいです。
(1年半剥いてきたパックから賄える範囲だけにはなりますが)
それでは紹介に移りましょう。
<宴の結節点、ジェトミア>
友人くんに先日初めて統率者戦やってもらったときに指定したジェネラル。
自分の場のクリーチャーの数に応じて、自分の場のクリーチャーがどんどん強くなります。
最高条件である9体以上を達成できれば、場の自クリーチャーは全て+3/0修正と警戒、トランプル、2段攻撃。攻守備わったかなり強力な盤面が作れます。
こいつ自身はトークンの生成ができないため、
引き次第では理想郷ができるまでに結構な時間がかかります。
また、攻撃やブロックのタイミングで、これや他のクリーチャーに除去を撃たれると急にピンチになったりすることもあります。
序盤でこのクリーチャーを立たせても条件が達成できないと弱いため、
欲しい条件が達成できるタイミングでこのクリーチャーを出すのがおすすめです。
このクリーチャーをジェネラルにする場合は、
毎ターントークンを生成できるカードや、生成するトークンの量が倍になるカードを豊富に入れたいです。
また、自クリーチャーに接死が付与できるカードも数枚入れて、
2段攻撃接死トランプルの暴力で圧倒するロマンも追い求めていきましょう。
<殺戮の歌姫、キット・カント>
各プレイヤーの戦闘開始時に、自分のクリーチャー2体をタップすれば
ターンプレイヤーのクリーチャー1体に +2/+2修正と使嗾、トランプルを付与できます。
使嗾(しそう)という統率者戦でしか味わえない能力が楽しめるジェネラルなので、MTGに慣れてきたら是非これを使ってみてほしいです。
また、使嗾をするためには2体のクリーチャーが必要になりますが、
こいつが出た時に市民トークンを1体生成するため
この条件を一人で満たしている所も高評価。
殴られたくないクリーチャーや、殴ってもらった方が自分達に都合のいいクリーチャーが出てきた時は、この効果を使って他人を困らせに行きましょう。
使嗾の条件の都合上、このクリーチャーも自分の場にかなりのクリーチャーを要求されます。ジェトミア以上に必要かもしれません。
警戒を自分のクリーチャーに付与できると、自分のターンは相手を攻撃しに行って、相手のターン中は使嗾するといったサイクルも期待できるようになります。警戒が付与できるジェトミアとの相性もいいですね。
流石同じ一家。
このクリーチャーをジェネラルに指定する場合は、これが出た時に市民が出てくる効果にも注目して、出た時の効果を倍適用するカードや、
ブリンクのシナジーのあるカードを投入したりするのもいいと思います。
<首領の腹心、ファビーン>
自ターンの戦闘開始時にみんなで各々のデッキトップを公開し、めくれたカードの種類によって恩恵が得られます。
めくれた土地の枚数に等しい1/1の市民トークンを生成した後、
自クリーチャーに土地以外の枚数に等しい+1/+1修正を与えます。
出てきたトークンは速攻を持った上で即強化されるので、
即攻められる所が強みです。
また、公開されたカードは手札に加わる(正式にはドローする)ため、相手に恩を売れるところも個人的には嬉しいですね。
統率者戦は硬直するゲームも度々起こるため、みんなでドローできるカードはゲームスピードが速くなることが期待できるのもおすすめポイント。
ドローさせたのに俺になんかやるの?みたいなコミュニケーションもありそう。
強化されるのは自分のターン中のみなので、これをジェネラルにする際は
自分のクリーチャーが更に強くなるカードを多く投入する必要がありそうです。
<名誉ある者、ガイージー>
相手か、相手のプレインズウォーカーを殴ると
そのクリーチャーに+2/0 修正を与えるクリーチャー。
自分ターン中は純粋にパワーが上がる恩恵しかありませんが、
"クリーチャー1体が対戦相手を攻撃すればよい" ので、
相手のクリーチャーが別の相手を攻撃したときもこの効果は誘発します。
これが場にいる状態の相手ターン中は、「俺以外を殴ると強くなれるぞ!」
って一生言い続けるマシーンになりましょう。
エンチャントの中にはこのクリーチャーの効果に似た、
指定した対戦相手を攻撃すると恩恵が得られるカードがあるため
それを数枚入れるのもよさそう。
wikiには追加戦闘で効果を活用したいと書いてあって、なるほどとなりました。
<ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ>
トークンが生成される場合、そのトークンを速攻2/2の猫にするか、
警戒3/1の犬にするかを選べるようになるクリーチャー。
宝物や手掛かり、食物等といった
クリーチャーではないトークンも犬か猫に置き換えられます。
そのため、機械兵団の進軍で出てきた培養をこれで置き換えれば
猫や犬が+1カウンターを背負って出てくるなんてことも。
他のクリーチャーが戦場に出た時に恩恵のあるカードや、
団結のキーワード能力がかなり使いやすくなりますので
これをジェネラルに指定する場合はそれらのカードを多く入れることをお勧めします。
<舞台座一家の料理人、ロッコ>
唱えた状態で戦場に出たとき、デッキから
Xマナを支払ったマナ総量以下のクリーチャーを戦場に出せます。
唱える限定ではありますが、サーチ能力のあるジェネラルは
状況に合わせた札を持ってこれるためなかなか強力です。
ただ、戦場に出たら仕事が終わってしまうので、これをジェネラルに指定した場合は、積極的にブロックや生贄に回して統率者領域に戻したり
何かしらの呪文で手札に戻したりといった、再度唱えられるようにするプレイングや構築が必要になります。
また、支払うXマナ分の確保もしないといけないため、マナを伸ばす工夫も必要になります。
こいつ倒すと強いクリーチャー探してくるぞ?他の人にした方がよくない?
みたいな 脅し 交渉も一応できそう。
効果はサーチするだけなので、このジェネラルで新しくデッキを作る場合は
トークンを作りまくる構築にする必要はありません。
クリーチャーによるコンボデッキとかも構築次第では作れるかも。
<街角の料理人、ロッコ>
自分の終了ステップ開始時に、みんなのデッキトップを追放します。
次の自分の終了ステップが来るまで、各プレイヤーはその追放されたカードをプレイすることができます。
また、自分を含む誰かが追放領域から土地や呪文をプレイすると、
好きなクリーチャーに+1カウンターを置き、食物トークンを生成します。
これもファビーンと似た、みんなでドローする系のカードですが
このクリーチャーで追放されたカードは、次の自分の終了ステップまでしか使えないという期限がついています。
めくられるカード次第ではカウンターやトークンが増えそう。
地味に2/4というタフネスの高さも嬉しいです。
出したターンから効果が使える為、即着地させてアドバンテージを稼げると思います。
このクリーチャーによる追放でなくても、ただ追放されているカードがプレイされればカウンターとトークンの効果は誘発します。
これをジェネラルに指定する場合は、このクリーチャーに似た効果のカードを多く入れるとよさそうです。
純粋にカウンターをこのクリーチャーに集めて、殴りに行く構成にするのも有かもしれません。
以上、ジェネラル候補の説明でした。
前知識なしの状態で、これだけ説明が必要なカードを積んでしまったことを本当に反省、後悔してます。
それでは。
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