スペシャルを切れないイカタコから脱却するために【サーモンランNW】

「スペシャルを切っておけばよかった……」はサーモンランあるあるの一つだと思います。スペシャルを切らずに失敗してしまうことを防ぐために意識したいことを考える記事です。なお、昼Waveを想定しています。

まず、スペシャルを切れないのはなぜかを整理してみます。

  1. スペシャルの存在を忘れていた

  2. スペシャルを使ったオオモノの仕留め方がわからない

  3. スペシャルを使おう使おう……と思っていたのに、いつの間にか切るタイミングを逸していた

1,2は勉強すれば解決するのでここでは置いておきましょう。動画での解説がいっぱいあると思います。

特にレートが伸び悩む瞬間があったり、スランプに陥っていたりするイカタコは3に該当するのではないかと思います。スペシャルを切らないイカタコに対する恨み節はネット上で後を絶ちませんが、もしリアルで会話すると「何でスペ切んなかったんだよ!!!!」「だって……切ろうと思ってたんだけど……もう無駄になってた……」みたいになってしまうような気がしています。意識にあったけど実践できない、そんな苦しみがあるのではないでしょうか。

ここでは「いつのまに切るタイミングがなくなっていた」に絞って、スペシャルを切る背中を押す色々な考え方を挙げてみたいと思います。

先にスペシャルを切れば、誰かが後から切ってくれる

スペシャルには一時的に殲滅力を引き上げてくれる効果があり、それは間接的に、誰かのスペシャルを温存することにも繋がります。自分がスペシャルを切れば、他が余裕を持ってスペシャルを切るための布石となるのです。

「打開のために切る」をもう少し具体的にする

よくスペシャルは「打開のために切る」と言われます。そして「打開では遅すぎる」という意見もあります。ただ、「打開」という言葉はそもそも何を指すかがわかりにくいです。スペシャルを切るためには、もう少しシーンを具体化した方がいいでしょう。
カタパッド・タワー・テッキュウが2体以上湧いたらスペシャルを切る、というのは良い例です。他にも「残り50秒を切って、納品がノルマ3分の1未満だったら、オオモノ一体のためにスペシャルを切る」「テッパン2体にターゲットされたらメガホン・トルネを切って処理する」など、色々なトリガーを持っておくと良いでしょう。

理想の切り方を目指しすぎない

動画を見ていると、上手い人がカニタンクを使って、次々とカタパタワーを落とし、バクダンを爆発させていく……みたいなシーンを見たことがあるかもしれません。ですが、そのシーンが取れたのは試行回数の賜物だと思いましょう。そもそもオオモノ湧きもスペシャルもブキも乱数で決まるのですから(特にオオモノ湧き)、理想的でないシーンの方が多いはずです。
ぶっちゃけ一体のオオモノを、メインを撃つよりも数秒早く仕留められるだけでも御の字です。どんなバイターでも、メインで撃つよりスペシャルで処理したほうが早く処理できると思います。メインを撃つよりも仕事ができたらそれだけでスペシャルを吐いた意味があります。(ソナーはオオモノへの直接的なダメージが少ないので少し例外です)

スペシャルを切るためのルール集

打開という言葉を具体化する、と上述しましたが、具体化したときにどうなるか、例を挙げてみるので、ご参考までに。わりかし早めに切るためのルールなので、遅めに切りたい場合は調整してください。
反射神経で切るのではなく、2回以上そういうことが起きたら切るというのでもいいと思います。私は個人的に「グダりポイントが溜まった」としています。

納品編

  • 50秒経過時点で納品がノルマ3分の1以下のとき、オオモノ複数体を速攻で仕留めるためにスペシャルを使う

  • 初手湧きがカタパタワーしかいなかった場合、そのWave中に少しでも手こずったらスペシャルを切る

  • 残り30秒で納品がノルマ3分の2以下で、金イクラ・カゴ付近にザコがたくさんいるとき、ザコ処理のためにスペシャルを切る

ジェッパ・カニタンク編

  • カタパ+αもう一体のオオモノを一体見かけたらすぐ(ジェッパとカニタンクは即効性にかけるため、他にもまして早めに切る)

テッパン編

  • 2体以上のテッパンに詰め寄られた

※テッパンにスペシャルを切りたくないイカタコもいるかもしれませんが、複数体いるときの行動制限能力を舐めてはいけません

モグラ、ダイバー編

  • モグラ、ダイバーにはスペシャルを切らない

※モグラに有効なスペシャルはありません。せいぜいインク回復にソナーを使うくらい。ダイバーもスペシャルよりは塗ったほうがいいか、ハイドラなら撃ったほうが早いです

バクダン編

  • 2,3回以上ボムが投げられていた場合

※処理意識や誘導知識に何らかの問題がある可能性が高いため

ヘビ編

  • 誰も弱点を狙える位置にいないとき

ハシラ編

  • カゴに近いハシラが複数放置されているとき

コウモリ編

  • カゴに近いコウモリがいて、残り20秒以下でノルマが足りないとき

※納品を促進するために使います

ナベブタ編

  • 誰も足元にたどり着けないか、弱点を撃てず、その状態でオオモノが追加されたとき

テッキュウ編

  • テッキュウと同時にテッキュウ以外のオオモノが湧いたとき

※テッキュウは撃破数稼ぎをするために、すぐにスペシャルを切るイカタコがいるようです。そもそも湧きが少ないという仕様なので仕方ないとは思います

カタパタワー編

  • 2,3体湧いたとき

  • シェケナダムで、満潮金網奥に1体でも湧いたとき(いわゆるデスタワー・デスカタパ)

それでも温存したいときは

私は基本的に温存を避けたいイカタコですが、少ないながら「切らない」ルールも設けています。1つ目は上述の通り、スペシャルが効率的になることがあまりに少ない、モグラ・ダイバーに切らない。もう1つは納品が足りているときはなるべく温存します。バイトの失敗ルールはノルマ不足と全落ちですが、経験上、納品は先を見据えないとどうにもならないですが、生存はボム一つ通ればその場でなんとかなることも多いからです。
それ以外では、誰よりもスペシャルを早く切ることを目指す勢いです。完璧を目指さず、失敗を恐れず、スペシャルを使っていきましょう。

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