彼氏ができた友人たち

久しぶりに高校時代の友達と会ってきた。高校と言っても、中高一貫だったため割と長い付き合いのある友人たちである。私の友人はこの高校の友達が多く占めており、また中高一貫の女子校だったということも前置きしておく。
身バレが怖いのと、友人たちのプライバシーが心配なので具体的に細かく書けないが、色々話を聞いて思った感想は見てて痛々しい。我ながら辛辣だと思う。友人たちの話を聞く限りでは、幸せそうだな、良かったなって思うけど、言動の端々にちょっとやりすぎじゃないかな?みたいな盲目さが感じ取れる。
もっと具体的にいうと、「私、彼氏できて幸せ!!!彼氏が助けてくれる!!」オーラが満開で最初のうちはいいのだけど、家帰ってからえ???なにこの胃もたれは!?!?!?みたいな感じになる。多分疲れる。
それだけならいいのだが、この幸せオーラは他の彼氏がいない子に伝染する。特に現状がうまくいっていない子とか。彼氏に自身の不安や心配事を埋めてもらおうとしている感じ。これは私の知見だが、彼氏がいない僻み(?)は彼氏がいない子、というより一回彼氏ができて別れてしまった子に生まれそうだと思っている。
あとは、彼氏ができると彼氏の話(自慢話かな)が増える。最初は面白がって聞いてるんだけど、ずっとそれが続くと疲れる。さらに、こっちは友人と遊んでいるにも関わらず、その最中友人は彼氏に振り回されている。予定を入れるにも彼氏との予定があるらしく全然遊ぶ予定が進まない。
このグダグダ感の愚痴が彼氏ができた友人がいないところで繰り広げられている。この愚痴も疲れる。
きっと彼氏とは高校の友人より高尚な存在なんでしょう。この彼氏のいろけ話をしているとき、彼氏がいない子を見下すような意識があるかどうか問いただしてみたい。一方で高校からの長い付き合いだから話してくれてるのかと思う気持ちもある。
もし私に彼氏ができて、こんな盲目な状態になるのかと思うとゾッとしてしまう。
私が彼氏になりたい。


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