2.専業主婦という”仕事”
こんにちは。
クリスマスも終わり、慌ただしい年末を迎えている頃かと思います。
僕自身は今年も女性とクリスマスを過ごすことはありませんでした。
これによって、学生時代に異性とクリスマスを楽しむ夢が潰えました(母を除く)。
まぁ別にいいもんね~ここからの方が人生長いし~最後に笑えればいいし~(盛大な僻み)。
さて、今年の年始で僕が唯一楽しみにしているものがあります。
それは、逃げ恥のスペシャルドラマです。
これを心から楽しむために卒論頑張りました。
ガッキ―可愛いですよね~源君も可愛いですよね~てかみんな可愛い。
個人的には、古田新太さん演じる沼田さんのキャラが好きですね。
入り遅れもしないように、しっかり一話から見直しもしました。
改めて見ると、すごくいいドラマですよね!
単純にむずきゅんな恋愛要素もありながら、様々な大人が抱える社会の生きづらさも伝えていて、とても勉強になります。
その中で一番思う所があったのは、みくりさんが主婦の労働価値について語っているシーンです。”それは好きの搾取です”というのは有名なセリフですよね。
夫のために当たり前のように飯を作って、洗濯して、子どもの世話して、掃除して。変わらない日々がぐるぐる続く。
これってすごく大変なことだと思いませんか?
当たり前のことを当たり前にやる。実はそれって大変なことだと思うんですよね。
主婦業務が好きな方であれば、それは楽しいかもしれません。
でも、本当は嫌いなのに嫌々やらされていたら?それは拷問といっても過言ではないのではないでしょうか。
結婚もおろか彼女もいない僕がこんなことを考えるのには理由があります。
実は、僕は家庭教師とジムのトレーナーという2つのバイトを掛け持ちしており、主婦や年配の女性の方と話す機会が多いんです。
よく話してみると、本当にどの家庭もご苦労なさっている。特に、子持ちの奥さんは、子育てに対する悩みが尽きず、不安な気持ちをよく耳にします。
まだ22歳の若造が生意気に偉そうなこと語っているのに、真剣に話を聞いてくださる奥さんのなんと多いことやら。
いつも話し相手になってくれて本当に感謝です。
子育ては僕の興味のある”教育”の話なので、また別の機会に詳しく論じたいと思います。
今回一番言いたいこと。
それは、”主婦”は一番大変な”仕事”ということです。
僕は本気で、あらゆる仕事の中で一番大変だと思ってます。
社会人の方々の大変さも重々承知していますが、それと同等の”仕事”だと思っています。
考えてみてください。
職を選ぶ動機は、その仕事に対する関心や興味。
では、主婦になった方々はどうでしょうか。
なりたくて主婦になったのでしょうか。
どちらかというと、形式的に主婦にならざるを得なかったと言った方が正しいのではないでしょうか。
もし、本人の承諾がないのに押し付けられているならば、それは先述したような拷問に近い形になるでしょう。
残念ながら、今でも「男の外仕事、女は家庭」といった観念が社会にこびりついています。
さらに、女性には妊娠・出産という、男には抱えることのない社会的責任が生まれながらにあるわけです。
こんなに多くの大変な”仕事”を押し付けられて踏ん張る主婦の皆さんは本当にすごいと思います。心から尊敬します。
僕は、「結婚するな」とか、極端なフェミニズムを唱えているわけではありません。
しかし、もっと、主婦の方々を労わってほしいんです。
人には生まれながらに幸福になる権利があります。
「主婦をやってよかった」
そう思える人が一人でも多くなったら、どれほど家庭は円満になることか。
ご家族が当たり前のように生活できるのは、主婦の方々の徹底的な配慮の賜物です。
特に今年は、コロナの影響で家で過ごす時間が増え、主婦にかかる負担は想像を絶するものだったと思います。実際、精神的に追い詰められて児童虐待につながったケースも少なくありません。
そういう時こそ、何気ない感謝の一言が主婦の生きがいになり、頑張ろうという気持ちを奮い立たせてくれるのではないでしょうか。
僕自身、実家にいたころは親に反抗ばかりして、迷惑ばかりかけていました。
今思うと最悪な息子です。
でも、大学生活で1人暮らしをして両親のありがたさを思い知りました。
僕は生きていたのではなく、生かされていたのです。
この場を借りてお母さんに心からの感謝を伝えます。
お母さん、ありがとう。
これからはその恩を返していくつもりです。
偉そうなこと言ってますけど、現状彼女の1人もいません笑
結婚なんて夢のまた夢ですね~
(そもそも自分は結婚に向いていないような気もしますけど)
ではまた。