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他動詞と自動詞

以下文はどちらが正しいでしょうか?
・Let's discuss the problem.
・Let's discuss with the problem.
☞回答は後程

上記を回答するためには、自動詞と他動詞の違いを理解している必要があります。高校英語の初めに習うことですが、意外と違いを明確に答えられる人は少ないです。それでは簡単にイラストを使って説明しましょう。

〇自動詞

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・自動詞は簡単に言うと単なる動作を表現する動詞の事。
・自動詞の後に目的語を取る場合は、前置詞が必要。

例えば「謝る」という行為はただの動作ですよね。でも、謝るといってもたくさんの謝罪があります。浮気をした例をとってみましょう。

「浮気をしたことを彼女に謝る」
☞「I apologize to her for cheating on her」

 自動詞はあくまでもただの動作。いろんな謝罪があるからこそ、自動詞の後ろに目的語を置くときは前置詞「to」「for」を使って、表現するのです。
☞「謝罪する」→【to】→「彼女に」→【for】→「浮気を」

つまり、自動詞単体ではざっくりとしたことしか伝わらない。より詳細に話したいなら、前置詞をつけてちゃんと説明してね。というのがルールなのです。

〇他動詞

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・他動詞は簡単に言うと影響が及ぶ対象が明確な動詞のことです。
・他動詞の後には必ず目的語が必要。

 例えば、議論するという行為は議題という明確な対象について行う動作です。議題自体は「利益について」「環境問題について」「浮気について」など、たくさんあります。しかし、基本は「〇〇について」という一つの明確な目的に対して話し合いますよね。だから、他動詞の後ろには必ず目的語が必要になるのです。
 一方で、他動詞はすでに一定の方法性が見えているので、前置詞が必要ないんです。

〇まとめ

以下文はどちらが正しいでしょうか?
・Let's discuss the problem.
・Let's discuss with the problem.

ここまで言ってしまったらもうお分かりですね。
正解は☞Let's discuss the problemです。

 discussは他動詞なので前置詞を取りません。なぜなら、常に目的語を必要としているから。

・自動詞は簡単に言うと単なる動作を表現する動詞の事。
・自動詞の後に目的語を取る場合は、前置詞が必要。
・他動詞は簡単に言うと影響が及ぶ対象が明確な動詞のことです。
・他動詞の後には必ず目的語が必要。

ざっくりとイメージで英語を学んでいきましょう!

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