「『KOBE SONO SONO』へ行ってきた」GARUGORAスポーツ道場#40(2023/4/9)
昨日は最高、極寒の野外フェス、「KOBE SONO SONO」へ行ってきました。
完全に見逃したり遠くからでしか見れなかったアーティストがいるのは悔やまれるな。全部の感想を言うといっぱいいっぱいなので、中でも感動した数組のアーティストの感想を!
Chilli Beans.
Chilli Beans.は驚きという点では今回一番かもしれない。あまり知らないままにライブを観たんだけどめちゃくちゃ良かった。一緒に行った友人とも話してたけどライブの「パフォーマンス」の重要性を思い知らされた。ちょっとしたダンスとか笑顔は案外とっても大切で、気がついたら目が離せなかった。天気もポカポカだったし。
never young beach
ネバヤン、よかったねー!ライブははじめてだったんだけど、思ったより快活だった。そしてかなりの貫禄も感じた。これからハナレグミとくるりとのツーマンが待っているらしい。すごい。最後の2曲の時に晴れてきたのは、モッていた。
サニーデイ・サービス
なんか写真なかった。当日まで正直あまり良さがわからなかったんだけど、貫禄で好きな曲の「好き度」をあげてくれた。それはつまりは「青春狂想曲」である。この辺からステージ後ろのホテルの窓からのそぎ始める人が出てきた。
浦上想起・バンド・ソサエティ
浦上想起のバンドは全くもって未知だったのでワクワクしてたが、それはもうテクニカルで圧倒された。無理に音源に沿わせようとするんじゃなくて曲をバンド用に解釈し直してたのかな?とにかく良かった。あと、おもしろかった。良いおもしろさだった。
トクマルシューゴ
この辺から凄い流れが始まる。
トクマルシューゴ、めちゃめちゃ感動した。変な楽器の使い方にいちいち魅せられて、「え!?今の何?今の楽器なに?ねこのやつ!猫のやつなに?え?なに?ハーモニカ?鈴?ちっちゃいハンドベル?風船?!カスタネットそんな使い方??!!ダブルリコーダー!??ちょっと待って!ちゃんと見せて!!!」と一瞬では飲み込めない要素の数々が通り過ぎていき、圧倒された。あと曲がかっこいい。僕は「In Focus?」というアルバムがいちばん好きなんだけど、そこからたくさんやってくれた。
Poker、良すぎる。
折坂悠太(重奏)
凄かった〜〜。折坂悠太(重奏)を生でみるのは2回目。そしてなんと今回でしばらく重奏はお休み、と。自分的にも色々な思いがある。重奏の音楽、特に「心理」の曲からはたくさんパワーや感動や思い出をもらった。ここでは語りきれない思いがある。
ちょっとしんみりしちゃうかな?と思って見始めたが、今回のライブ、いわゆる「悲しい」感じは一切なかった。その研ぎ澄まされたパワーにかなり持っていかれた。さびしがるヒマがなかった。特に心、鯱の演奏はもはや完全体だった。くらった。完全にくらった。「カッコいい……」と思うことしかできなかった。重奏はヒーロー。おれのヒーロー!
くるり
昔生で見たことがあるが、それはものすごくガキのころ。なにも記憶がない。つまり大好きになってからははじめてのくるり。
今回のいちばんはくるり!
そのセットリストは、
上海蟹の朝、琥珀色の街
ばらの花
愛の太陽
Superstar
Liberty&Gravity
everybody feels the same
ハイウェイ
東京
すごくない?????
マイベストテンからかなりやってくれた!!それはそれは感動した。生の説得力、凄かった。
とくにLiberty&Gravity。噂で最近やってくれてるとは聞いていたけど、ほんとにやってくれるとは!!!!嬉しすぎて、岸田繁氏が「Liberty&Gravityという曲です」といった時「うれしい……」と感嘆の声を漏らしてしまった。この曲は本当にすごいよ。初めて聴いた時から全然感動がすり減らない。
愛の太陽のライブもはじめて聴けたし。あとSuperstar。レア曲だ。良い曲〜〜。独特のヒリヒリ感がある曲。
くるりへの憧れは、ずっと自分の土台のところにある。おそらくこれからも……。
とまあそんな感じで終わったKOBE SONO SONO。良いイベントだった。ロケーションがライブとすごくあってて、晴れるととても嬉しい。
ここに書ききれなかったアーティストもいて、それはあまりちゃんと見れなかったり、はたまた完全に見逃したりしたということです。見逃したのはやっぱりかなり心残りだな。
そして触れないわけにはいかないのはその寒さ。冗談みてぇに寒かった。11月。それはもう。一瞬ロンTで行こうとした自分を恥じる。次回は暖を取れる場所をください。
まったく途切れることなく回転し続けるハラミ串屋さん凄かったな。
来年があるならば、行きたい。