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「愛とハーモニーのChilli Beans.」#341(2024/2/3)




Chilli Beans.の武道館公演のライブビューイングを観に大阪の映画館へ。





上映開始30分前に到着して、映画館をふらふらしていたら、「なんの映画を観ますか?」と話しかけてくる店員さんが。




この映画館の人かな、と思って色々話していたら、あれよあれよという間に「なにかの」契約ブースへ案内された。




その店員さんのユニフォームの後ろに、「U-NEXT」と書いてあった。




U-NEXTの勧誘に引っかかった。





説明を受けながら刻一刻と時間は過ぎ、開演5分前くらいまで迫った。焦った。汗がダラダラ流れた。でも引き返せないとこまで来てしまった。悔しい。




途中、自分が自分のいろんなパスワードを覚えていないのが功を奏して、自分だけは途中で逃れることができたが、同行していた友人は普通に仮契約を結んでいた。資料とかももらっていた。




急いでいる旨をなんとか伝え、店員さんの「超早口ガイダンス」を聞き終えて、なんとか開演に間に合った。




店員さんにも正直申し訳ない。後半は完全にコミュニケーションを蔑ろにした。








来た




良かったな〜〜




まずライブビューイングという環境が、「家でライブDVDを観る」のレベルMAXみたいで良かった。楽器やパフォーマンスも隅々まで観れるし。




もちろん、生に越したことはないが。









良いセットリストだった。全曲について語れるが、特に印象に残った曲目や感想を。





「Welcome」。このライブを象徴するようなパフォーマンス。




合間あいまでミニホラーなショートムービーが流れる。こういう演出は、ライブビューイングが楽しみやすいかも。




「See C Love」などのアグレッシブな曲がまとまった箇所にあり、高まった。




しかし今回の印象として、めちゃくちゃ落ち着きがあった。演奏が上手いのはもちろんだけど、丁寧さをめちゃくちゃ感じた。





「lemonade」や「アンドロン」もすごく丁寧で、じっくり耳を澄ますことができた。




「Tremolo」がめちゃくちゃ仕上がっていて友人とも驚いた。




「doll」、ライブで聴いた方が現実味があって良い。





そして終盤の「spark」。この曲は新しいアルバムの中でもかなり好きな方で、ライブで聴くとより澄み渡っていた。この曲は何かを「悟って」いるような雰囲気があり、演奏で放たれた空気はとても澄んでいるんだけど、様々な辛いものを見てきた風(かぜ)だということが吸うとなんとなく分かる、そんな曲。





「Digital Persona」、スゲー!!!!!歌、うめー!!!!




「シェキララ」、いちばん好きな曲。





「you n me」。こんなに花吹雪が似合う曲を俺は知らない。キラキラに埋もれながら感じたい音楽。





ここで本編終了。アンコールが控えているが、毎回Chilli Beans.のライブでは客がアンコールを求める時、普通に手拍子でいいのに、男子野球部みたいな声で

アンゴール!!!!(オイッ)
アンゴール!!!!(オイッ)


という音が響き渡るというあるあるが存在する。どうにかならないか。めちゃくちゃムードが壊れる。




「客層が……」とか言われてまうよ!!気をつけて!!






アンコール。






「School」が演奏される。



本当に好きな曲だ。これを神戸ソノソノで観て恋に落ちた。やはり新鮮な感動が常にある。







そして最後の曲は「I like you」。



最近のChilli Beans.で最も好きな曲。




しっとりと、優しく、やわらかく、どこか切なく、いとしく、演奏された。





「僕が生きてるのは君が生きてるから」




この曲はアルバムではsparkの後だ。あれだけの決意や覚悟を経て、最後はシンプルな「愛」で締めくくる。



ライブ全体を通してコーラスが美しすぎる。motoとmaikaの2人のハーモニーだけで感動が成立する瞬間が幾度となくあった。





素晴らしい公演でした。Chilli Beans.はダークな曲も増えたけど、やはり根底は愛。とても澄んだ愛。それを高らかに届けるハーモニー。そんなバンドです。





stay here!!!


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