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「『小沢健二 ‘24ツアー Monochromatique モノクロマティック』に行ってきた」(2024/5/5)




オザケンのツアーに行ってきましたよ!大阪!





チケットを持ち、入場すると、鉄の缶のハコがひとりひとつ渡される!中をのぞくと、ネクタイ(柄は5種類くらいのランダム)とホイッスルが中に!


なにやら歌詞カードらしき、詩が書かれた紙も入っていた。





座席につくと、「ホイッスルを吹きすぎて気分が悪くならないよう注意してください」という最高のアナウンスが鳴り響く。



会場には、白黒グレーのドレスコードのもとに着飾った人々の姿。





ライブがはじまる!




ライブ通しての感想!




小沢健二の「曲の強度」みたいものをめちゃくちゃ感じた。「この曲、やっぱ良い曲すぎるな〜」と思う瞬間が何度も。幾度となく聴いてきた曲なのに、ぜんぜんまだ感動できた。あと比較的新しめの曲もライブの演奏で聴くとまた1段階上の良さがあった。




あと、バンド上手すぎ!ビックリした






もらった。ひとりひとつずつ。カンカンのケース。





フクロウの声が聞こえる、ライブ独特の歪みみたいなのも格別だった。




運命、というかUFOに(ドゥイ、ドゥイ)もめちゃくちゃ良かった。ライブの方が良さが分かる。バンドのキレがいちばん見えた曲だった。




新曲「台所は毎日の巡礼」、めちゃくちゃ良い曲!缶の中にこの曲の歌詞カードも入っていた。新曲の歌詞カードを配るなんて、おもしろい仕掛け。



歌詞カード

見せちゃダメだったかしら





あと、最近やっているアルペジオといちょう並木のセレナーデをミックスした組曲のやつ。ここ、アルペジオの「日比谷公園の噴水が……」のとこめちゃくちゃ盛り上がった




スチャダラパーがここで見え隠れ。「彼方からの手紙」を披露。独特のセクシーさが楽曲に加わっていて面白かった。




小沢健二が大阪にインスパイアされた書いた新曲も披露。小沢健二、すごい。あの汚い街大阪をあんな風な言葉に出来るのは衝撃だった。リリースがあるだろうか。




ある光、良い曲すぎる


そして新曲、輝夜神楽。これもかっこいい。



ぶき・ばく・べいびーも披露される。この曲はどうやら本ツアーのモチーフにもなっているらしく、「ロマンチックなのが変わらないのは笑う」という歌詞はキーワード、呪文のように頭に響いた。




今夜はブギー・バックで会場は煌びやかな熱気に包まれ、最後は先ほどの新曲「台所は毎日の巡礼」をオザケンのリードで全員で合唱して本編が終わった。おもしろいライブ。




あと、要所要所で配られたホイッスルをみんなで吹いたんだけど、予想外の音がした。「ピーーーー」みたいな音を想像してたけど、全員が同じタイミングで吹いたその音は「ヒュゴオオオオオオ」だった。竜巻みたいな音で面白かった。




アンコールは「彗星」「流動体について」と最近(といってもかなり前か)のオザケンの必殺ソングが2つ披露され、弾き語りで今回の新曲3つをポロンと一節弾き、再び「ぶぎ・ばく・べいびー」で締めくくった。オザケンとスチャダラパーのBOSEの子どもたちがステージ上に出てきた。


自分はステージに上げられたとしてあんなに楽しそうにできない(緊張するだろうから)ので将来有望だと思った。





いいライブだった。肉体的で感覚的だけど、音楽は緻密!どういうことだ!





NOIZE!

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