できないと言ったもん勝ち、文句言ったもん勝ち
36年間、この会社の買収前の前の前の会社からいる秘書が、今月末で退社する。二人目の秘書とは大違いで各部署からすごく頼りにされていた人て、ドイツ人だけど、ものすごく仕事ができるし、早い。
その彼女が担当している今は降格してぶちょーさん(以前はCOO)のウィークリーレポートなど、引き継ぎのため教わってるんだけど、私は普段財務と経理とレポーティングのいるフロアに居るので、その七面倒くさい週報は確実にダブってると思ってる。
各種レポートが格納されてるフォルダを見ると、そんなに歴史が長いわけでもないようだが、まるで日記みたいだな、と思う。同じことの積み重ね。
今週の数値の入力、前週との差をマニュアルで入力など。誰が見てんの?と思う数値のサマリー。
私のいけないところが顔を出しそうなので、努力して押し込めて、同じことの積み重ねをとりあえずは引き継ぐべく、彼女の隣に座る。
さて、私はこれで会社を去る人の仕事を引き継ぐの二人目だけど、私のジョブディスクリプション、給与体系は何等か今回こそ変わるのだろうか。
コントローリングにいる、辞める、辞める詐欺の現地日本人女性は、ご主人が地元で2軒しかない歯科医なので、私ほんとは働かなくていいの、と言い時短にしてもらい、前職のタイトルのまま、お給料をもらってる。
私が離婚してることも知ってて、よく私に面と向かって、働かなくていい、と無神経なこと言うなぁ、と思ってた。でも、彼女のように私も今回はちゃんと主張してできないもんはできないと言わないとなぁ、と思う。そうできないこともないように思ってしまってるのが、自分の悪いとこ。
今のままでは、もう一人の秘書があまりにイケてないので、私に全部来てしまいそう。
できない彼女は一つのweekly reportのために、できる秘書の作ったハウツーをプリントアウトして、スクリーンショットのプリントアウトに書き込みして、メールにマーカーしてって、束を持ってる。けど、
それ、都度都度一つ一つ読まないといけないから意味ないじゃん、ってところに気付いてない。
私が引き継ぎ中にできる秘書に法務部から電話が入り、CEOのレター署名依頼されてたけど、本来できない方の秘書がCEOの秘書なのに、彼女のとこに依頼の電話がないのがすべてをものがたってるなぁと。
後2週間弱で引き継ぐべきとこは引き継いで、私がやらない物事を判断して、上司に相談しないとなと思う。
ちなみにできない秘書が長文でなぜできないのかを当時のCEOに説明したため、CFOのアシ業も私に降ってきたことはまだ記憶に新しい。