ワルシャワに行ってきた話
こんにちはgaronです。
ドイツ生活も半年近くになってきました。
半年!?こんなにしゃべれないのに半年!?
まあええわ(良くはねえよ)
半年近くなって、やっと一人での海外旅行に手を出せるようになりました。(ドイツ自体一人で来てたやん……という話は抜きでね)
だから、ドイツ留学にあたって一番行きたかった場所に。
ポーランドに行って来ました!!
(ドイツじゃないのかよ)
だってドイツ好きだし……
もっともっとドイツについて知るためには、歴史上で一番アカン面を見ないと日本には帰れないと思って……
まあアカンというか「えっ……(どんびき)」みたいな面は日常の中でもたまにあったりするけど、そういうのとはまた違うんだよ……そういうカルチャーショック的なあれとは全然違うんだよ……暗黒面と向き合いたいってことなんだよ……
などという意気込みでポーランドに渡航したわけですが
めちゃくちゃ観光エンジョイした
ことをここにご報告いたします。
ワルシャワ→クラクフ、オフィチエンチム
の順番で観光したんだけどね、もうね
ポーランド最高!!!ヒャッホー!!!
これ!ワルシャワの中央駅降りてすぐの光景!!
いやめっちゃ綺麗やん!
この大きい建物からさらに左(東西南北という概念は捨てた)に進むとツーリストインフォメーションがあって、ワルシャワの地図とか観光名所一覧とかもらえるよ!地図に地下鉄の駅も載ってるよ!
ただ、バスの路線図はなかった……。
そんなん困るやん、地名ポーランド語なんやから、方面も目的地も読めんのに車内アナウンス聞きとれへんやん……。
と思いながらも、中央駅のWi-Fiを利用してGoogleマップをスクショしまくってなんとかしました。
なんとか……しました……??(トラムやバスがわからなさすぎて諦めて、街歩きも兼ねてトータル2時間くらい歩いた気がする)
そのツーリストインフォメーションのさらに裏手に、ドールハウスの博物館がありました。
可愛いもの好きな人みんな訪問してマジで!!
ねずみさんの学校
ウェディングドレスの仕立て屋さん
乳児院の先生
みたいなシチュエーションのドールハウスの数々がもう、なんていうか、世界観に浸れるわ~みたいな絶妙な配置で見られるので!
あと入場するときスタッフのお姉さんが「ウェルカムトゥスモールワールド(*´∀`)」とか言ってて可愛かったです。
メルヘーン(*´∇`*)
まあ中にはお葬式の様子を描いたドールハウスもあったんですけどね
ぶっこんでくるやんけ
次はこちら!
こんな敵FF4に出てこんかったっけ?って思った人、アラフォーかな?
これはバルバリシアではありません
ショパンです
いやショパンって音楽家やん、風魔法とか使わんやろ……盛りすぎやろ……
と思った人はRPGの世界から帰って来て
これ確か楽譜やと思うから(記憶が曖昧)
なんかの公園(道に迷ってたからよくわからん)の中にいたんだけど、この像の手前に案内板みたいなのがあって、そこのボタン押すとショパンのピアノ曲が流れる凝りっぷり!
さすが最も有名(私の主観)なポーランド人であるな……
森(森ではない)に迷い込んだら(勝手に迷っただけ)流麗な音色で出迎えてくれるなんてポエミィじゃないか……やるな……
いや銅像多くね?
さすがに誰が誰かわからんで
私の浅学が滲み出てしまう
軍人っぽいのはワルシャワ蜂起かなと思うんやけど
えっ……この建物なんやっけ……忘れた……
そうそうショパン博物館にも行ったんだった
もっとこうショパン博物館!みたいな写真ないの?
無い……
このピアノについての説明もよくわからなかった……
館内の至るところに音声ガイドが聞けるヘッドホンが置いてあるんだけど
全部ポーランド語じゃねーか!!!
でも展示の説明は英語でも書いてあったから!
逆に英語でもよくわからなかったらもう諦めがついた。
ショパン博物館、ショパンの生涯を豊富な展示によって紹介しているのはもちろん
子供コーナーにはなんかシュールなゲームが用意されてます……。
微妙に感度の悪いタッチパネルでの音当てゲーム!
名画をいじり倒す、仕掛け探しゲーム!
完全に勘でしか当てられないクイズ!
このゆるさがたまらない……。しかもその部屋、いわゆる「人をダメにするソファ」が用意されてるので
思う存分ダラダラしました。
もちろんショパンがメインということは、主役は音楽!!
地下にはちゃんとショパンの名曲をジャンル別に聴きまくれるライブラリー室がありましたよ!
かの有名な「幻想即興曲」「ノクターン」の他にも色々いい曲あるから!どの曲が好きか色々聴き比べても良いのではないでしょうか!
これなんだっけ……なんだこの写真……
たぶんワルシャワ蜂起博物館……
日曜は入場無料ということで、めっちゃ並んでました!
「4、50分は並ぶと思うで」
ってチケット売り場のお姉さんに言われたけど、いうて4月のポーランドやで?一時間弱やで?
炎天下の東京で4、5時間並べるタイプの人間にとってはイージーモードですよ
イージーモード、そう、並ぶところまでは。
展示内容……これが……メンタルにくる……。
ワルシャワ蜂起とは!
WW2ナチスドイツ占領下のワルシャワにおいて起こった約2ヶ月にわたる武装蜂起である!
いや「そのまんまやん」って感じやけど……でもそうとしか言えへんのやって……
強大な敵に立ち向かったワルシャワの人々の行く末は検索するとすぐ出てきます……。
ワルシャワ蜂起博物館では、蜂起に至るまでの背景、戦況の経過、当時の人々の生活が多角的な視点から、膨大な資料によって説明されています。
1時間半くらいしか居られなかったけど、全然足りない!濃い!
情報が濃すぎて気分が悪くなるくらいには濃い!!
わりかし7月末から8月始めの蜂起序盤は楽観的……とまではいかなくても希望に満ちた雰囲気が感じられたんですが、8月中旬あたりから「あっこれアカンやつや……」感が濃厚になってきてました……。
結果だけ見たら、ドイツに与えた損害は確かに大きいんですが、ポーランド人の犠牲はそれを遥かに上回ってるんですよね……。
生き残った人の行く末も含めて、これは悲劇どころか虐殺なんじゃないのかと思ってしまうんですが、それでも誇りを持って立ち上がり、戦い抜いたことは今でもワルシャワの人々にとって大切な記憶なんですね……。
で、この戦いの中でワルシャワはボロッボロに破壊され尽くされるわけですが、現在のワルシャワはというと……
再建された美しく趣のある街並み。
現地の人々の人懐こい笑顔。
高度に発達した交通網とヨーロッパ中のあらゆる言語を駆使した観光客への対応。
なんということでしょう
なんなの!?
破壊され尽くされ……えっ?
そりゃWW2からはめっちゃ時間経つけどさ
民主化からも30年くらい経つけどさ
いやすごいね!
ワルシャワすごいね!
なんやかんや何も考えずにそのへん歩いててもお店とか色々あって楽しいもん!治安もいいし!
ていうかイケメンが多過ぎてイケメンパラダイスかと思った。
堀北真希かな?
ハンバーガー屋の店員さんとかホテルのフロントとか、そういうところにいる人みんな、ちょっと線細めで背が高くて色素薄めの金髪で笑顔がかわいい……ちょっとしたことで花が咲くように微笑んでくれる……
いまFGOにポーランド人の英雄が実装されたらカード止まるまで石砕く(決心)
オフィチエンチム編とクラクフ編もそのうち書きます!
今これを書いているのはフランクフルトでのバス待ち時間……ひま……
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