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ニュービーニンジャの初忍殺TRPG
1,はじめに
ドーモ、がーねっとです。
これは2023年末頃、ブラックフライデー=サンのジツに嵌ったニュービーが「ニンジャスレイヤー」ヘッズと化し、そして2024年4月に初めて「ニンジャスレイヤーTRPG」に挑戦し、なんとか生き残るまでを記録した備忘録となります。
いわゆる「リプレイ」とは趣が異なりますが、せっかくnoteアカウント持ってるなら感想をしたためよう!と思いまして…。
なお忍殺TRPG公式記事はこちら↓
ちなみにこの記事を挿入するだけで10分は消費しています。
noteの勝手も分かってない奴が果たしてまともな文を書けるのか、という疑問は残りますが、まあきっとダイジョブダッテ!
2,忍殺世界にようこそ
1)そもそも何故ヘッズになったのか
2023年某日、ツイッターアー(現X)にて私は一つのRT(現RP)を目にし、内心恐ろしく動揺しました。
「ニンジャスレイヤー」無印版コミック(第一部)が全巻33円…?
その衝撃的な内容に恐れおののいたモータルは私だけではなかったようで、結構な数のRT・いいねが該当ツイート(現ポスト)になされておりました。
だって14巻くらいあるコミックが全巻33円ですよ。10巻買っても330円ですよ。コミック1冊の定価より明らかに安い。これは一体どういうことなのか…。
実際のところ、この衝撃的ニュースを見る前からニンジャスレイヤーの存在は把握していました…が、「アイエエエ!」とか「Wasshoi!!」とか「爆発四散!」という有名なコトダマはなんとなく聞いたことあるというレベルでした。そしてそれはネットミームとして知っているという状態に過ぎず、実際に読んだことは今まで一度もなかったのです。
(とはいえただのネタ作品として認識していたのかというとそうでもなく、そのコトダマや世界観に惹かれ、非公式wikiのコトダマ集を眺めたりはしていました)(そして腹筋が爆発四散した)
しかしなんたる衝撃!今なら500円くらい(雑な計算)で第一部のストーリーを漫画で読むことができるというのか!?
じゃあ読むしかねえよなあ!!
……かくして私は決断的に電子書籍版無印コミックを購入。ちまちまと読み進めた結果、ニンジャスレイヤーがただのネタ漫画ではないことを認識するに至りました。
珍妙なコトダマと街並み(例:「肩こってしまう」の看板)や奇妙奇天烈なウキヨエの演出(例:電飾コケシ無惨!\コケシ~~~ッ/など)の裏には重厚なディストピア/サイバーパンク的世界が広がり、フジキドの悲哀と憎悪、ナラクの凶悪さとおもしろおじいたやんっぷり、青年漫画ゆえの妥協なき豊満、ソニックブームとかいうなんか普通にカッコいいヤクザニンジャ、数倍の体格差はあるに違いないオイランドロイドを盛大にファ〇ク&サヨナラしているサイクロプスとかいうニンジャ、そのメンターたるレッドゴリラの「何事も暴力で解決するのが一番だ」発言の衝撃、某ともだちを連想させるロード・オブ・ザイバツetc…
……とにかくスゴイ・オモシロイ!!(雑なまとめ)
こうしてシンプルに「作品」としてニンジャスレイヤーを愛好するようになった私は、新ジャンルにハマる時特有の勢いで第二部無印コミックを既刊分全て購入。ついでに有志のwikiやtogetterまとめでweb連載版と既存キャラクターの情報をつまみ食いした結果、
パーガトリー=サンに盛大に魅了されてもう戻れないことを確信しました。
いやー…そのう…二部コミックス(14巻)にはまだ出てきてないんですけど…行かれぬから=サンだのケジメ案件だのちょこちょこ名前出てくるし…それもあって最初はおもしろ枠だと思ってたんですけど…二部のムーホンで書物庫に逃げ込んだ敵に対し「歴史に抱かれて死にたいてか」みたいなこと言い出したパガ山の感性に惚れちまったんだなあこれが…。(なお書籍版はまだ手を出せてないためそちらではどう書かれているか謎)(はよ買え)(その後敵の構成上仕方ないとはいえマスタードガスをぶっ放そうとする無慈悲さも倍超加点)(倍超加点ってなんだよ)
まあつまるところ、私はブラックフライデー=サンのジツでニュービーとしての門を叩くことになり、行かれぬから=サンの冷徹な策士ムーブとナサケナイ=アトモスフィアあふるるムーブの共存ぶりに本格的ヘッズの仲間入りをするに至った、というわけです。
ありがとうパガ山。お前のおかげで私の人生遥かに良い。個人的に書籍版&無印第二部のデザインが一番好きです。あんだけ見た目麻呂(公家)なのに金剛力士像みたいな肉体とやたらトゲまみれなメンポは一体全体どういうことなのか。
2)忍殺TRPGにチャレンジしよう
パガ=サンの話ばっか長くなりそうなんで強制終了
その後、私はなんやかんやで公式noteのメンバーシップに加入。バレンタインドネートをザイバツグラマス勢に送り付ける(なおパガ=サンには個別も送った)などしていましたが、4月の公式discord招待メールを受けたのをきっかけに公式サーバーへの加入を決断するに至ります。
人間は年を取ると年々新しいことへ挑戦するのがおっくうになるとかならないとか言いますが、少なくとも今回の加入はそこそこ決断的行為でした。身内に勧誘された鯖ならまだしも、9割9分9厘初対面な方であふれている鯖に飛び込むのは個人的に少しの勇気が必要だったのです。
ではなぜこのタイミングで飛び込んだのか?
なんか直感で今行動したいと思ったからです。(雑な理由)
そんな理由で飛び込んだ公式鯖。チャンネルが無限にあって困惑しましたが、とりあえずTRPGをやってみたいという気持ちがあったのでTRPGロールを付けました。
(TRPG希望者に限りませんが)鯖には2000人以上いるだけあって、至る所でTRPG卓が開催され、ベテランヘッズの皆様がワイワイ盛り上がったり議論したりと活気があります。こいつはすげえや!
しかしこの私、忍殺TRPGはおろか「TRPGと呼ばれるもの」の経験が人生で2回くらいしかないという素人っぷりであり、さすがにこの状態で卓参加はハードル高いんじゃないか!?という懸念を抱えておりました。超初心者あるあるじゃない?違う?
そういうわけでしばらくは他の卓ログを眺めつつROMる(今も使われてるのか?)ことになるだろう…と思っていた、その時である!
い、一番最初のシナリオ(シナリオ0:トレーニンググラウンド)を初心者・ニュービー歓迎でやってくれる…!?
このような願ったりかなったりな内容のメンバー募集を目にしたのだ!!
(快く参加を承諾してくださったKonoe=サン、本当にありがとうございます)
3,ニンジャを作ろう!
上記の募集を目にした私は少しの逡巡を経て、Konoe=サンにメッセージを送信。やさしみ重点な対応に感謝しつつ、招待された鯖でニンジャクッキングと相成りました。
(なおキャラメイクの詳しい仕様など解説できる気がしないのでそのへんは省略します、気になる人は以下の記事を見よう)
これまた有志の方が作ってくださった「天狗ダイスbot」の操作方法を確認しつつ、まずは基本である「カラテ」「ニューロン」「ワザマエ」「ジツ」の数値を決めることにします。
(天狗ダイスの製作者様は以下を参照)
私:ダイス練習兼ねてニンジャ作るぞ!
1回目:1d6 = (6) カラテ6
2回目:1d6 = (6) ニューロン6
私:2連続はなんか不安になる
3回目:1d6 = (6) ワザマエ6
私:不安になる
天狗ダイスバグったんじゃないだろうなという気持ちが溢れかえったのは言うまでもありません。
(なおジツで出目2となったことで疑惑は解消された)
さて、ニンジャTRPGのいいところは、最初のステータス決めが異様にシンプルであり、普通のサイコロを4回振るだけで大体の数値が決められます。
そういうわけでこのニンジャ(現時点では名無し)のステータスは
カラテ6 ニューロン6 ワザマエ6 ジツ0
体力6 精神力6 脚力3/N イニシアチブ6
なんて分かりやすいんだ!!
あまりにも単純すぎて笑うしかねえなこのニンジャ
その後も必要な情報を決めるために天狗ダイス様のお力を借りて、最終的にこのようなニンジャができあがりました。
カラテ6 ニューロン6 ワザマエ6 ジツ0
体力6 精神力6 脚力3/N イニシアチブ6
スキル(ジツ0のため):◉魅了
初期アイテム:トロ粉末
初期知識スキル:◉知識:ヤクザの流儀
※(生い立ち:〇下劣なパパラッチ スキルは採用せず)
まあなんかヤバイニンジャだろうな、という感想しか抱かなかったので、得られた情報+自分の趣味を詰めてキャラクターシートを書き上げます。
その後は他の方のニンジャ3分クッキングを眺めたり、提出されたキャラシを見てニコニコする不審者と化すなどして当日を待ちました。
(元々創作キャラクターを考えるのが好きなタイプの人間なので、TRPGのキャラメイクも当然大好き・他の方が考えるキャラクターを見るのも大好きなのだ!)
4,トレーニングな
1)「ステゴマ」隊、集合
待ちに待ったセッション当日、私は鯖でちょこちょこ雑談したり、今回連れていくニンジャの外見を考えたりなどして開始時刻を待ちました。
なお今回セッションにお付き合いいただいた皆様はこちら!
当日参加メンバー(敬称略)
NM:ほのぽっぽ
PL①:Konoe ニンジャ名:インディフェレンス
PL②:ハム ニンジャ名:ホロウオウル
PL③:がーねっと(自分) ニンジャ名:ロウトン
「ステゴマ」という名前(Konoe=サン発案)にもかかわらず全員カラテ5か6(ダイス振って作る場合最高値は多分6)という力こそパワーな部隊。ホロウオウル=サンこそ他ステータスに2や3がありますが、基本的になんか数値が高いメンツが集まりました。
なお各ニンジャに対する私のコメント(キャラ詳細ではない)は以下の通りです。(立ち絵を貼らせていただきました)
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インディフェレンス(Konoe)
NSPDケンドー機動隊の養成学校で過酷な経験をした少年ニンジャ。
(事前のダイスロールで同期への好感度判定をした結果)接し方が分からず天気デッキを絞り出す・トレーニングとはいえヤクザを倒すのに抵抗を示す・高所恐怖症のホロウオウル=サンに手を差し伸べ一緒に歩くなど純粋さが垣間見えるニンジャ。やさしみ重点。ロウトンに軽く脅されたりクソみたいな絡み方をされていました 本当にすみませんでした
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ホロウオウル(ハム)
ヘンゲヨーカイ・ジツでフクロウの獣人に変身するJKニンジャ。
高所恐怖症のため、とある部屋ではビビり散らしあわや這いずり移動の危機となる。インディフェレンス=サンとの会話良かったなあ(しみじみ)
マイペースでカワイイニンジャだが、フクロウゆえにその鉤爪は凶悪。実際とある行動の結果読者諸兄が悲鳴を上げていた。それでもカワイイ。ロウトンがヤバイリアクションをしたせいでハム=サンに不安を与えてしまいました 本当にすみませんでした
ついでに私のニンジャはこれです
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ロウトン(がーねっと)
カチグミ生まれだが、両親に反発し裏社会に足を突っ込んだニンジャ。
モータル時代から「ヤバイ現場の映像や写真を撮って売りさばく」というクレイジーな真似をしていたので倫理観が地に堕ちている。実際ホロウオウル=サンのジツ+攻撃に妙な興奮を見せ他メンバーに不穏なアトモスフィアを感じさせてしまった。スナッフドキュメントになりうる場面に反応しがち。
ステの数値と一部の嗜好と発想が偏っていても、一応礼儀は知っている。
ロウトン一人だけなんか色々おかしくない?
純粋な少年ニンジャとマイペースカワイイJKニンジャと組むべき存在じゃないと思うよ君は マジですみません本当に
2)トレーニングをこなそう!
アイサツ&会話もそこそこに最初のクローンヤクザ襲撃!しっかり撃破しつつも「本当にやってよかったんだろうか」と一度は踏みとどまる姿を見せた二人のニンジャに対し特に抵抗なくヤクザを脅す(魅了スキル)ロウトン!ついでに判定で6を2つ出し追加効果も得ている!さすが(無駄に)高いダイス運!!
※言い訳をさせてもらいますと、生い立ちやスキル的にこういう状況は何度か切り抜けてきただろうし、今更ヤクザの恫喝で怯えないだろうという想像のもとRPしていました 場慣れしている感を出したかった
続いてのヤクザ襲撃もそつなくこなす「ステゴマ」部隊、ロウトンはダーツめいたクナイ・ダートでブルズアイを決め、ホロウオウル=サンは鉤爪に変化させた手でヤクザを引き裂く!(皆さんがダーツめいたクナイに反応してくださって実際ありがたかったです)
そんな中インディフェレンス=サンの
「こっちは…ニンジャなんだぞ!」
からのカラテミサイル射出!一挙にヤクザ3体を蹴散らす!ゴウランガ!!
そして唐突に絡んでくるロウトン!!委縮するインディフェレンス=サン!!そりゃそうだろうよ
※私がカラテミサイルに関心がある+狙ったところにミサイル飛ばすっていう動きがダーツ好きのロウトンには刺さるだろと思ってのRPだった
(このシーンに限らず、他のニンジャに対し何かアクションを仕掛けた結果、相手のリアルタイムなRP(返答)を受けることでキャラクター像が深まる部分もあったので上手く絡んでいけたらいいな~という気持ちになりました。RPって楽しい!!)
そういえばホロウオウル=サンはヘンゲ使い故に攻撃時鉤爪を使うシーンが多く、結果的にヤクザの事切れ方も無惨になってしまう面があるのですが(個人の感想)、平然としているロウトンに対しインディフェレンス=サンは「うわあ…」と憐れみを見せてたのが良いなと思いました。
ホロウオウル=サンも眼鏡に付いた血の跡を見て「うげ」ってなる程度には何か思うところがあったのかもと思うし(ロウトンはそういうの気にしないと思っている)、同じソウカイヤのニュービーニンジャでも血生臭い戦闘や敵の無惨な死に対する感じ方はそれぞれなんだよなあ…と改めて思った次第です。
3)モーターヤブ参上!
ここまで苦労することなくヤクザを蹴散らしたステゴマ達の前に現れるはモーターヤブ!一部の層にとってはロマンあふるるオムラ・インダストリの新兵器だ!
カチグミ出身故にオムラ・インダストリがどんな会社かくらいは知ってるだろうという想像の元、ようやく警戒心を見せたロウトンに対し
インディフェレンス「カ・・・カッコイイ!!」
ホロウオウル「無人スシバー?」
またしてもリアクションの系統が違う!!
しかし仮にメンツがカチグミ出身オンリーだったとしても100%同じ反応を示すとは限らないでしょう。キャラ造形(外見内面両方)を考えるのが好きな人間としてはこういう些細な発言もキャラを深める要素となりうるのだ!(個人の意見です)
ただモーターヤブが厄介そうなのは共有されたステータスを見れば明らか。
ゆえにNMのほのぽっぽ=サンやセンパイPLのKonoe=サンがニュービーたちに助言をしてくれます。
「他のPCにやってほしいことがあるなら、提案をしてみるといい」と…。
「なあ、さっきの光るヤツさ、まとめてあのロボットに打ち込めないの?」
「ヘッ!?ァ、アッハイ……そう何回もはできませんけど……あと2~3回くらいなら……」
「じゃあ一回やってみてくんない?俺は右端の邪魔な奴どうにかするから」
「アッ、アッハイ……ヨ、ヨロコンデー……」
「インディフェレンス=サンスゴイ!チョースゴイヨ!」
どう見ても脅迫!!(実際少し圧をかけるような口調で話したと伝えました)
NMは「提案」と言ったにもかかわらずこの半脅迫、RPを優先した結果こうなってしまいましたというドゲザ案件です。
(一応補足すると、Konoe=サンが「恫喝するロールをしてもいい」と話して下さったのでそれに甘える形ではあった)
ほとんどブッダなKonoe=サンは快くこのRPを受け入れて下さいましたが、こういう威圧的なRPなどは「事前にお伺いを立てた方がいい」と助言を受けましたのでみんなは脅迫する前にお伺いを立てよう!!
NM:急に脅されるのと、ちょっと今から脅すけどいい?と前置きされるのとでは感じる印象も変わってきますからね
しかしひどい字面だ>今から脅すけどいい?
PL:パワワードだ
脅すけどいい?って発言自体がすでに脅しだよなと今更思った
カワイイJKニンジャ・ホロウオウル=サンの応援にまんざらでもないインディフェレンス=サンを微笑ましく眺めるがーねっと!(なおロウトンは多分その辺興味ないのでRPとしてはスルー)
女子の応援を受けてカラテミサイルを撃ち込む少年ニンジャ!しかしモーターヤブはまだ健在、攻撃対象をランダムで選定開始!
PL:だーれだ!(ポケモンのあれ
NM:インディフェレンス=サンだ!
PL:わいやんけ
その後回避判定に成功したインディフェレンス=サン、オムラのマシンガンを避けきるもこのままじゃマナイタオンザフィッシュ状態!あとクローンヤクザはついでのように死亡!
煙の中からブンブンと手を振って生存アピールをする少年ニンジャカワイイしつつ(私が)、連続側転のリスクに日和った私の判断でヤブに近づきダーツやって終わるロウトン!カラテミサイルを撃ち続けてくれるインディフェレンス=サン!残り体力1となるヤブ!
しかしここでモーターヤブの火炎放射攻撃!
私:(攻撃方法変わるの)☆忘れてた☆
「ちょっとくらいは近づかなきゃあ、いいモノ撮れないから…」などとロウトンのRPしてる場合じゃなかったんですが、攻撃対象に若きニンジャ二人が選ばれたことで熱風を浴びながら二人に声をかけるRPをやって終わりました。ちなみに回避成功したのでインディフェレンス=サン消し炭&ホロウオウル=サン焼き鳥の危機は免れました。実際ごあんしんです。
※「ちょっとくらいは~」RPの補足
ヤブに接近したのは後にカラテで殴ろうと思った(敵に隣接しないとできない)からなんですが、その時に「ロウトンが敵に接近しようとするのは『ヤバイ現場でヤバイもの撮りたいなら自分も近づくリスクを負わないとダメ(その方が臨場感あるものが撮れる)』という考えを持ってるから」というのを思いついたが故の発言でした 唐突だなあ
でもこの思い付きが後半のRPとロウトンのキャラ付けに活かされたので結果オーライなのだ
4)小休憩からの大絶叫
フルツとか食べなさいというNM=サンからのお達しにより小休憩を挟むステゴマ達。(なお私がスゴイ・バカなため再開時間までにドリップコーヒーが間に合わなかった)
ニンジャたちはスシorトロ粉末をもらい、次なるステージへ向かう。
私:「ワッザ?もらえんの?」ロウトンはオーガニック
私:スシを眺めていると追記したかった
※何故かこのあたりから送信ミスを繰り出したんですが、この時私はPCから参戦していたためエンターキーの押しミスによる誤送信が頻発したというどうでもいい事情がありました。ゲーミングキーボードなので実際反応感度が高い。
スシを食べると見せかけて食べないスシキャンを挟みつつ到着した先は、妙に真っ黒な穴?が広がるエリア。そう、ここは悪名高き死のアスレチックルームなのだ!!
そんな狂気の部屋を見たニンジャたちの反応は…
ホ「アイエエエ!無理無理無理これ絶対無理!」
ロ「穴だらけじゃん」
イ「ヒエェッ……すっごい高さ……」
ホロウオウル=サン、絶叫!!(高所恐怖症のため)
フクロウ獣人なら飛べばいいのでは?と思われるかもしれないが、彼女は高所恐怖症なので飛べないという設定があるのだ!!
ある意味おあつらえ向きのマップだったなあ(他人事)
ロウトンは連続側転を成功させ離れのヤクザを突き落とす!インディフェレンス=サンもカラテミサイルで遠方のヤクザを撃破!!ホロウオウル=サンも恐怖におののきつつ射撃(羽毛スリケン)成功!!
ホ「ムリデス……カンベンシテクダサイ……」顔面蒼白!その場から一歩も動かずスリケン投擲殺!
かわいいね(すみません)
その後ヤクザたちはロウトンとインディフェレンス=サンを狙うが、どちらも何一つ苦労することなく回避!!
(しかもこの場面のロウトン、連続側転成功して回避ダイス2個増加+元々回避ダイス6個持ちのため8個のダイスをぶん投げることができたのだ!)
PL:ダイス数の暴力
私:8個もありゃまあね
ここでロウトンはカウンター殺ができるとのことなので、ヤクザに負けじとスラングを叫び重油プールの底へと叩き落す!コワイ!
(ヤクザの流儀持ちならスラングくらい言ってもいいだろという想像)
そのまま残った一人をダートで貫き、無事に全滅させることに成功!
するとここでインディフェレンス=サンがやさしみと男気を見せる!
イ「えっと、ホロウオウル=サン。嫌じゃなかったら、その、一緒に行こう?手、握っててあげるから。」高所恐怖症のホロちゃんを気にしてそっと手を差し出す。
ロ「調子いいんじゃないの?」ロウトンは上機嫌だ!
ホ「ありがとう……よろしく……」インディフェレンスの手を取る。だが目の焦点が合っていない!
PL:ということでふたりで通路の向こうに
ロ「足滑らせんなよ~、面倒だから」二人をよそに側転で穴を飛び越えさっさと歩いていく!
なんかノイズ(ロウトン)混じってない?
カワイイWニンジャが心温まるやりとりをしてる横で自分のことしか考えてない発言をするロウトン!まあこいつはそういう男だ!!
(私としてはこの二人の空気がとても良かったので、変に介入するのはやめとこうと思いさっさと先に行かせておきました)
こういうやりとりが生じるのもリアルタイムでRPしてるからこそか…と個人的には思います。台本があって、初めからそういうやりとり(展開)が起こるぞ!と決まってたわけではないし。
5)恐怖!メキシコライオン登場!!
しかし若人たち(ロウトンも20代なので若人ではあるが)の青春重点なやり取りもつかの間、最後のフロアでは恐ろしいものが待ち受けていた!!
「ムッハハハハハハハ!なかなかイキの良い連中が入ったではないか。クローンヤクザなどでは物足りぬ。ライオンを放て!」
最後のフロアに入った君達を、どこか畏怖すら感じさせる笑い声が出迎える!
奥のフスマが開き現れたのは…
ナムサン!メキシコ産の凶暴なライオンである!
まさか、これと戦えというのか!
「ゴロニャアアアアアン!!!!」
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同時刻、Discord雑談部屋にて
ほのぽっぽ=サン:ライオンの鳴き声がゴロニャアアアンなの、凄いよね
確かにネコ科ではあるけど何食ったらこんな発想できるんだろ
Konoe=サン:でもニンジャスレイヤー関連にしてはマトモな発想寄りだと思う(
閑話休題
突然のライオンの登場に、三者三様のリアクションを返すニュービーニンジャ達!!
具体的には「ライオン…!?」と怯える正統派なインディフェレンス=サン、ライオン…よりはラオモト(笑い声の主)に対する不安を見せるロウトン、「ライオン?マ?」とJK的アクションを返すホロウオウル=サン!!カワイイ!
(こういう状況でもマイペースなアクションを取れるあたり、ホロウオウル=サンが一周回って一番肝座ってるかもしれないと思った)
しかしライオンのスペックは全くかわいくないので(主に攻撃)、とりあえずPL同士で相談し
①ロウトンとインディフェレンス=サンで取り巻きヤクザを掃除
②ホロウオウル=サンがライオンに接近、ヘンゲでカラテ殴りし削る
このような戦法を取ることに。
(ホロウオウル=サンのフクロウ獣人スタイルかっこいいので、この時の私は「ようやくヘンゲだ!!」とワクワクしていた)
最早その辺の葉っぱレベルであっさりと掃除されるヤクザ、カラテミサイル被弾で少しだけ体力を削られるライオン!\フギャーッ/
ヘンゲ・ジツ実行に備え入念なチェックをするホロウオウル=サンをよそに、男二人は緊迫感のある(?)会話をしていた!!
「うぅ……やっぱりまだ耐えるよねえ……」
「アレが一撃でくたばってくれれば苦労はしねえな」
「いや……でも生身だし……。生身、だよね?ライオンって……」
そもそもこれまでの登場人物全員生身だが、ヤクザがあまりにもあっさりと消滅するのでその辺の感覚バグっていたのかもしれないと私は思いました
私が(ライオンの正面を避けようとした結果)ロウトンの後ろに来たインディフェレンス=サンカワイイヤッター!などと思っているうちに、いよいよホロウオウル=サンの本領発揮!!
PL:まずはターン開始時でジツ発動します!メガシンカ!
ダイス:5d6>=4 = (3,6,6,6,3:成功数:3)
NM:成功だ!
6,6,6なんて出てるけど残念ながら特に追加効果とかはない!
悪魔の数字666を叩き出したホロウオウル=サンがフクロウ獣人にヘンゲ!!カッキェー!!
NM:ヘンゲ効果によってカラテダイスが3個増えているので
合計8個で殴れる!
PL:ツヨイ!
ダイス:8d6>=4 = (2,5,6,2,1,6,1,3:成功数:3)
NM:サツバツ!!
ヘンゲ判定時に引き続き出目が絶好調!カラテ判定で出目6が2個出たので「サツバツ!」が発動だ!!盛り上がってきた!!
NM:近接攻撃の際、判定ダイスに6,6が出ると
ダメージ追加+ヒットした相手に追加のデバフを与えるサツバツ!が発動します
→それを受けてPLが判定ダイスを入力!
⇒サツバツ判定ダイス:1d6 = (3)
⇒急所破壊:『痛打+1』、ニューロンダメージ1、精神力ダメージ2
『痛打+1』。
敵の【体力】を減らした場合、付属効果として『ニューロンダメージ1』と『精神力ダメージ2』と『●部位損傷:胴体』を与える。
NM:急所!ライオンのライオン無惨!
ライオンのライオン無惨ってなんだよ
ホ:「いいとこ見せないとねー……イヤーッ!」ホロウオウルのシルエットが膨張していく!
「WHOOOOP!」巨大フクロウ獣人!跳躍!着地!ライオンの下腹部を無造作にちぎり取った!
イ:「アイエッ!?フ、フクロウ!?で、でっか……!!」
ロ:「ハァ!?何だよアレ!?」ロウトンは驚きで目を見開いている、そしてホロウオウルの容赦ない攻撃にどこか興奮しているようにも見えた
NM:「………アバーーーーッ!!!!!」
おお、画面の前の読者諸兄はどうか気を確かに保っていただきたい!
巨大なフクロウ獣人とヘンゲしたホロウオウル=サンが、その驚異的な鉤爪を振るいライオンの下腹部を容赦なく千切り取る!驚愕するインディフェレンス=サン!目の前の光景に驚き、そしてなんかが琴線に触れたのか興奮を示すロウトン!当然絶叫するライオン!!
NM:ホロウオウルのカラテは、メキシコライオンの急所を見事なまでに破壊し尽くしたのだ!
……部屋の外で「アバーッ!?」という複数の声が聞こえたような気がした。
明らかに特定の読者を対象にしているかのような記述であるが、NMたるほのぽっぽ=サンが言うには
「※なおあくまで「急所」であり股間とは一言も言っていない。わかったか。」
なのでここでの悲鳴は急所を破壊された際の悲鳴である!!(重要)
そしてダイスの出目に従い急所を攻撃したホロウオウル=サン…もといプレイヤーのハム=サンはというと、
(私のRPに返信する形で)
「……ロウトン=サン?」
明らかにロウトンへの疑念が生じていたまあ展開と表現が色々あかんかったからね
大焦りの私は「ロウトンの生い立ちは下劣なパパラッチだから(こういうショッキングなシーンとかは取れ高に繋がるし反応しがち)」という弁明を返信!
「よかった……やや特殊な性のヘキのニンジャはいなかったんだ……」という言葉を受けてやっぱそっち方面の印象を与えてしまったことに大いなる反省を示すのであった。
私:まあその辺まともかと言われると不安ではあります
ヤバい場面を撮影して売りさばくやつがまともな嗜好を持つかと言われると実際不安だと思うんですよ ええ
6)恐怖!メキシコライオン無惨!!
しかしライオンの命はまだ尽きず、間違いなく苦悶に呻きつつも果敢に攻撃!対象はランダム選定でインディフェレンス=サンだ!
ここで「アドレナリンブースト」のチュートリアルを挟みつつ、インディフェレンス=サンも決して食らうまいとダイスロール!
1回目の回避判定:3d6>=3 = (5,5,5 :成功数:3)
2回目の回避判定:3d6>=3 = (6,5,1:成功数:2)
成功!!地味に出目がほとんど5か6だ!!ブッダ起床中だ!
怒りに目を血走らせ、インディフェレンスへ猛然と飛び掛かるライオン!凄い顔になりながら血みどろライオンから逃げ回るインディフェレンス=サン!
このような凄惨な状況の中で、ライオンはロウトンの隣にやってきた…。
(なお現時点でライオンは体力5、精神力0の状態だった)
ここで挟まるNMの「即応ダイス」チュートリアルを受け、
「ライオンが隣にいるならカラテ使えるじゃん!即応も使ってみよう!」
そんな軽い気持ちでカラテ6+即応2の計8個でダイスを振る私。
normal判定でいざ勝負!
8d6>=4 = (
1,2,6,6,2,6,3,4 :成功数:4)
私:6が3つある!
NM:お、ナムアミダブツだ!
PL:ライオンがどんどん削られていく……
近接攻撃に6,6があるとサツバツ!になるが、6,6,6の場合は更にその上位版のナムアミダブツ!が発動するとのこと。
具体的にはサツバツ!の効果に加えて回避難易度+1の効果もついてくる!
(ライオンはこちらの攻撃回避できないから意味がなかったが)
というわけでホロウオウル=サン同様、ロウトンもサツバツダイスを振る!!
サツバツダイス判定:1d6 = (6)
心臓破壊:『即死!』もしくは『痛打+2D6』
敵が『即死耐性』を持つ場合、この効果は『痛打+2D6』に置き換えられる。
その瞬間のセッションルームがこちら
私:草
NM:あっ
PL:あっ
PL:即死!
……ナムアミダブツ!!
同期の無慈悲なカラテに触発されてしまったのか、ロウトンは突然ライオンの胸を貫き心臓を掴み取る!!ライオンの心臓無惨!!
7)トレーニング終了
こうして体力5のライオンは瞬時に退場、全てのトレーニングは無事達成された。合成電子マイコ音声のアナウンスと共に電子ファンファーレが鳴り響く!
そんな中、盛大なスナッフドキュメント現場を作り上げてしまったロウトンに対し、共に戦った同期はこう呟く…
ホ:「アッそっち行った!アブナ……うわっ……うわー……」
イ:「エッ、アッ、ハイ、おつかれさまです」目の前でライオンの心臓が引き抜かれて放心状態
そりゃそうなりますわな
だがシナリオはまだ終わっていなかった。あっけにとられる二人と確実に血みどろであろうロウトンの前に、威圧的なオーラをまとったニンジャが現れる……!
「ドーモ、ソニックブームです」
ソウカイ・シンジゲートが誇る「ソウカイ・シックスゲイツ」が一人、ソニックブーム!威圧的ポンパドールに悪趣味な刺繍シャツを身に纏ったニンジャに対し、ニュービーニンジャはそれぞれアイサツを返す。
「えっ、あっ……ドーモ、インディファレンス=です……」
「ド……ドーモぉ、ホロウオウルです」
「……マジか…ドーモ、ソニックブーム=サン。はじめまして。ロウトンです」
わりかし普通だ
(ちなみにソニックブームと初対面かどうかは何も考えてなかったんですが、丁寧さを重視した結果「はじめまして」と書き込んだため「ソニックブームとは初対面=ロウトンをスカウトしてきたのはソニキではない」という図式が組み上がったことになりました)(こういう即興のRPで情報が増えていくのタノシイ)
おそらく現場は大惨事でしょうが、そこはさすがのソウカイ・シックスゲイツ。何ら言及することはなく、むしろライオン無惨したばかりのロウトンを名指しで威圧!コワイ!!目を付けられていると言っても過言ではない!!ニュービー達に緊張が走る…が!!
「今のカラテ、中々に見事だった」
「こいつぁちょっとしたボーナスだ。受け取りな」
NM:ソニックブームは懐から何かを取り出すと、ロウトン目掛け放り投げた!これは…封筒だ!中には恐らく万札!
NM:というわけで、見事なサツバツフィニッシュを披露したロウトン=サンには特別ボーナスです 万札5をゲット!
ボーナスヤッター!!(お祝いしてくれた皆さんもありがとうございました)
他二人も見事なカラテを披露したということで、NMたるほのぽっぽ=サンから報酬に色をつけておくとのお達しが。NMはほとんどブッダ。
そしてソニキからは、今後は今回のメンツでチームを組み、新設機動部隊の候補生として前線行きになることが告げられます。死が近づく
【ご褒美】の美味さをちらつかせつつ部屋を去るソニックブームを見送った3人は、やはり三者三様の反応を示しました。
ロ「……結果オーライってやつ?」
イ「ぜ、前線……?に、ニンジャとも戦うってこと……?そんなぁ……」
ホ「ハイヨロコンデー!……行った?……めんどくさそうだけどガンバロー」
こうしてニュービー三人組、もとい「ステゴマ」隊の訓練は終了。
波乱万丈な始まりの一日を終えた3人には、どんな未来が待ち受けているのか――
5,総括
ここまでで約14000文字も消費している!!
文章書くの好きだけど長くなりがちなんだよな
かくして私は人生初の忍殺TRPGセッションを終えました。
NMの状況判断により特別に名声がアップし、ボーナスもゲットして懐はあたたか。一番最初の行動(魅了)をするまでに10分強は消費したのではないかという超初心者な私にも優しく説明してくださる皆さんのおかげで、スゴイ・オモシロイ初セッションを存分に楽しむことができたように思います。
そして思ったのは、やっぱりTRPGは楽しい!!(なお今回で人生3回目のプレイ)
個人のキャラメイクと先の読めない展開(ダイスロール要素)を好む人間にはちょうどいい塩梅です。これからシナリオを進めて細かい仕様を理解したり、スクラッチビルド方式でキャラ作るとまた違うのかもしれませんが…。
ただ今からそんなことを考えていても仕方がない!!
とにもかくにも自分の好きな世界観で、自分達の考えたニンジャ達が敵とダイスとNMやPLのダイス運の無さ状況判断に翻弄されつつストーリーを生き延びていくの楽しい!!ヤッター!!ウィーピピー!!
……こんなノリと勢いで今後も忍殺TRPGを楽しんでいけたらいいなと思います。センパイ方の沼に引き入れようという圧懇切丁寧な解説や悪魔のささやき有用なアドバイスももらえるアットホームな職場(鯖)で一人前のニンジャを目指していこう!!
あと私はもう少し原作知識とコトダマ学習重点な
最後に今回のセッション参加を受け入れて下さったKonoe=サン、NMを務めて下さったほのぽっぽ=サン、一緒にニュービーニンジャとして戦ってくれたハム=サン、改めてありがとうございました!!
そしてニンジャスレイヤーというコンテンツを日々製作・翻訳・拡充してくれているほんやくチームの皆さんや原作者のお二人にも感謝だ!夏にはゲームも出るらしいぞ!!ソニキに会えるな!!あとダイダロスにも会いたいです(好きだから)
2024.4月 がーねっと
◆おまけ◆
余暇システムというのを消化した結果、ロウトンがジツを習得しました。
ついでに「カゲニンジャ・クラン」のソウル憑依者であることも分かったぞ!表舞台で生きるのをやめたロウトンにはピッタリかもしれないな!