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【FMトレジャーボックス・オブ・ニンジャ】ZSG-5443「シュガーコート」

ドーモ、がーねっとです。
言い逃れようの無い年の瀬ですが、このタイミングで自PCのデータ重箱風なんかを作成しました。あくまでも「なんか」なので、正確にはニンジャ名鑑カードなどの要素も含まれています。ていうかほぼ名鑑カードかもしれない。

忍殺TRPGをやり始め、ようやくちらほらと成長限界に到達したニンジャが出てきたので、記念に書いておこうと思い立ったのがこの記事を書くきっかけです。なので今回は初期作成→成長限界まで到達したザイバツニンジャPCをピックアップしました。彼は公式サーバーで色々な人の卓に参加させてもらったりしながら育て切ったので思い入れもひとしお。
ただ、自分の別のPCキャラが絡んでくる箇所(具体的な記事は2024/12/30時点で無し)もあるので、あくまでも自分用のまとめという側面が強いです。まあ…元々自分のために書いてる記事だからいいか…(開き直り)

2024年は忍殺TRPGはじめの年となり、様々な方にお世話になりながら日々セッションをやらせていただきました。本当にありがとうございました。
来年度もおそらく続ける(参加してるCPもあるし)ので、気が向いたらまたこの愉快な(?)noteを見に来てくだされば幸いです。

余談ですが、2025年はどうやらザイバツ関連の拡張が来る予定ということで私非常に楽しみにしております。拡張でザイバツシナリオが遊びやすく/プレイしやすくなれば、ザイバツPCを育てるチャンスももっと増える…はず!



シュガーコート / Sugarcoat

ザイバツ・シャドーギルドのマスター位階ニンジャ。パーガトリー派閥に属し、メンタリストを師と仰ぐ執行者見習い。顔のほとんどを隠すオメーンと白いキモノコート、そして二本のカタナをほぼ常に身につけている。
物静かだが慇懃無礼、身内にはあたたかく接する一方、敵とモータルには冷たい態度を取る。カタナをこよなく愛するコレクターであり、華道の次期家元であるガイオン貴族であり、血を見るのが好きな二刀流使いでもある。

「素晴らしきイアイドー。そして…それはカタナですか?」//「そのカタナ…やはりブラッドカタナ!」

シュガーコート外見(画:がーねっと)

生い立ち

本名はダイロク・リンドウ・サギノミヤ(鷺宮大六竜胆)。アッパーガイオンの一等地に居を構え、歴史ある華道(カドー)の家元でもあるサギノミヤ家に生まれた生粋のキョート人である。
物心ついた時から共にいるヒイラギという世話人を筆頭に、彼の周りには常に数人の召使や家庭教師が控えており、貴族かつ華道の次期家元として日々高等教育を受けていた。シュガーコートはそのような生活を特に苦とは思わず、実に平穏な暮らしをしていた。文武両道を是としてイアイドーも学び、持ち前の素直さと努力で豊かな教養を身につけ、カドーの才にも恵まれていた彼は、貴族としても家業を継ぐ者としても順風満帆な人生を送っていた。

15の時にシュガーコートがニンジャソウル憑依者であると判明しても、彼の生活は特に変わらなかった。もっとも付き合いの長い世話人であるヒイラギが実は既にニンジャであり、彼からニンジャの力をコントロールする術を学ぶことができたためだ。そのおかげでシュガーコートはニンジャソウルに飲まれることもなく過ごし、無事に成人を迎えた。両親は独り立ちのために新たな住居を用意し、シュガーコートはヒイラギと数人の召使を連れてそこに住み始めた。そして彼らはやはり今まで通りの安定した生活を送っていた……ザイバツからの使者が来るまでは。

ザイバツへの所属

アッパーガイオンのとある呉服屋から「店先に飾る花を見繕ってほしい」と依頼を受け、シュガーコートは依頼人のもとへ打ち合わせに向かった。依頼人たる呉服屋の主人は柔和な笑顔で彼を迎え、奥の部屋に通すと、ギョクロを差し出しながら「ザイバツ・シャドーギルドを知っているか」と切り出した。その呉服屋の主人はザイバツに所属するニンジャであり、シュガーコートをギルドに勧誘する命を受けていたのだ。
シュガーコートははじめ困惑したが、主人の妖しげなアトモスフィアと話術により、最終的にギルド入りを承諾した。この時主人から記念にと贈呈されたキモノコートは今でも身に纏う品となり、戦闘で汚れたり破れてしまっても必ず同じ物を注文している。
その後、加入テストを経て正式にザイバツニンジャとなったシュガーコートは、一般的なザイバツニンジャの例に漏れずアプレンティスからそのキャリアをスタートしていくこととなる。


執行者への道

見習い期間を終えてアデプトに昇格したシュガーコートであったが、彼の胸には経験不足と己の未熟さに対する焦りがあった。ザイバツが末恐ろしい伏魔殿であることを知り、複雑な権力争いを生き延びるためには後ろ盾が必要だと悟った彼は、グランドマスター・パーガトリーが率いる派閥に身を置いた。アプレンティス時代のミッションで偶然謁見が叶ったから、という理由もあるが、ザイバツ入りを進めてきた呉服屋の主人……もとい、バーミンという名のニンジャに薦められたからというのが大きい。バーミンは実際パーガトリー派閥ではないのだが、ネンコを強く意識するシュガーコートはザイバツの「センパイ」に当たるバーミンの薦めを断ることができなかったのだ。
そして後日、彼は茶室に呼びつけられ、またしても思わぬ形でパーガトリーと再会した。動揺を隠せぬニュービーニンジャに対し、パーガトリーは「執行者」の名誉位階を与えられているメンタリストをシュガーコートのメンターとすることを言い渡す。突然のグランドマスターとの謁見、さらに「存在そのものが不吉」とまで言われる執行者との遭遇に、シュガーコートはかつてないほどの緊張と不安を味わった。(今でも彼は当時のことを思い出すと少し胃が痛くなるという。)

だがメンターとの出会いは、ニュービーニンジャに一つの指針を与えたのも事実であった。メンタリストのヌケニン粛清任務に同行したシュガーコートは、イアイドーの使い手たるソウカイニンジャ・ヴァンガードと戦闘し、奥義ムーンシャドウをその胴体に叩き込まれる。しかしながらメンタリストの手助け(シュガーコート自身は未だにあれが助けであったのか確信を持てずにいる)もあり、辛うじてヴァンガードを爆発四散に持ち込んだ。ギルドの裏切者の末路、当時の己を上回るイアイドー使いによるムーンシャドウ、そして戦利品として得たカタナ「サキガケ」は、当時のシュガーコートに確かな光をもたらしたのである。


真の忠誠を得て

メンタリストを己のマスターとし、将来的に執行者となる覚悟を固めたシュガーコートはその後も多くのザイバツニンジャと共にミッションを駆け抜けていく。無邪気なセンパイや同僚の天真爛漫さに振り回される時もあれば、アプレンティス時代の縁が再び繋がる時もあり、貴族生活では得られぬ貴重な体験を重ねていった。シュガーコートの根本はあくまでも貴族であり、パーガトリー派閥に属するニンジャであるが、戦いを共にした者への恩を持たぬニンジャでもない。時に協力し、時に疑念を持ちながらも、彼はついにマスター位階にまで上り詰めた。それは師と仰ぐメンタリストと同じ位階であり、ようやく執行者としてのスタートラインに立つことができたとも言える。
「サキガケ」に加え、単独で赴いたヌケニン処刑任務で得た「セイラン」というカタナを携えたシュガーコートは、ついに他ニンジャ勢力との大規模な戦闘任務に駆り出される。同じパーガトリー派閥のニンジャやネオサイタマ駐屯部隊から派遣されたニンジャと共に迎え撃つは、キョート城へ迫りくるソウカイヤ・アマクダリニンジャ、そして突如乱入してきたデスドレイン。しかしシュガーコートは最早不安に震える矮小なニュービーニンジャではなかった。途中、派閥の長たるパーガトリーのカラテミサイルに巻き込まれ一時的に危機的状況に陥りはしたが、結果的に全てのニンジャを撃退し、ロード・オブ・ザイバツが統べるザイバツ・シャドーギルドの勝利をもたらすに至ったのである。

キョート城での決戦を経て、シュガーコートはほぼグランドマスターと同列に近い名声を得るに至った。しかし彼はグランドマスターへの出世に関心はなく、現在もマスター位階に籍を置く。シュガーコートが一心に求めるのは絶対的な権力や栄誉ではなく、己が師の後継者として恥じぬカラテとギルドへの献身であるからだ。


性格と本質

貴族の子息として幼少時からあらゆる礼儀作法や教養を叩き込まれてきた彼は、良くも悪くも貴族めいた性格をしている。すなわち、物静かで上品ながら傲慢であり、恵まれた生い立ちからくる選民思想が言葉の節々から顔を出している。それはニンジャとなってもまるで変わることがなく、むしろザイバツの環境に適応するにつれ強化されていった。彼はどこまでもガイオン貴族であり、生まれに恵まれなかった下々の者に理解を示すことはできないのだ。
一方でシュガーコートはネンコや上下関係を強く意識しているため、目上の者には極力忠実に振る舞う。そして己の師(マスター)に当たる人物には、打算や策謀のない純粋な忠誠心を抱くだろう。したがって派閥の長たるパーガトリーや、メンターであるメンタリストに対しては、シュガーコートの忠誠心が失われることはない。なお上司二人の(特にメンタリストの)冷徹さをニュービー時代に見せつけられたことも、彼の高い忠誠心に影響を及ぼしている。

シュガーコートはハイクやカドーを好み、カタナを始めとする美術品への関心も高い。こうした貴族的感性がザイバツの権力闘争にプラスとなっていることは間違いなく、実際彼自身も己の武器として認識している。彼がパーガトリー派閥に属することができたのも、家柄や教養、ネンコを意識する姿勢の他、こうした感性を持っていることが理由の一つであろう。


欠点

そんなシュガーコートの欠点は、環境に恵まれたが故の生活能力(特に料理スキル)の低さ、そしてカタナへの強い関心である。
息子が学問やカドーに打ち込めるようにと配慮した両親により、身の回りのことは常に世話人や召使が行っていたため、彼は未だにまともな料理を作れない。ようやく簡易なものであれば自力で用意できるようになったが、それでも油断すれば瞬時に食材を炭化させる。実際、アプレンティス時代の任務ではカトン・ジツで肉を焦がし、とても口にできないものを作り出してしまった。ちなみに彼と一番付き合いの長い世話人ヒイラギも料理下手であるため、食事は専任の召使や奴隷に任せきりである。

その他、彼はカタナと血に奇妙なまでの興味関心を抱いている。シュガーコートは美しいカタナや珍しいカタナを見れば、たとえ戦闘中であろうとそれに言及し、手に入れるチャンスがわずかでもあるならば是が非でも手に入れようとする。過去のミッションでも、他のニンジャが所望するカタナ(そのニンジャはグランドマスターよりそれを入手するよう命じられていた)をなかなか手放さず、グランドマスターの名を出されてようやく渡す(それも渋々と)有様であった。
さらにシュガーコートは「戦場に持ち込むカタナは戦利品のみ」という独自のルールを己に課している。実際に彼が携える「サキガケ」「セイラン」は共に敵から奪い取ったカタナである。その他、ネオサイタマのブラッドカタナ・ヤクザクランに代々伝わるブラッドカタナもコレクションの一つに加えたがっており、これはとある事務所襲撃任務にてソウカイヤのデッドローニンから奪い取ることに成功した。

シュガーコートはカタナを人斬りのために振るい、カタナに血を吸わせることを望んでいる。戦地に連れていくカタナを戦利品のみと定めたのも、度重なるイクサで敵の血を吸ったカタナを振るうことに、彼なりの意味を見出しているからなのかもしれない。


PCデータ関連

シュガーコートのNPCデータ

NPCデータは①初期作成時、②成長限界級の2種類が存在。

①初期作成時

◆シュガーコート◆ (種別:ニンジャ)
カラテ  5 体力 5
ニューロン 4 精神 4
ワザマエ 4 脚力 3/UH
ジツ   3 

攻撃/射撃/機先/電脳 5/4/4/4
回避/精密/側転/発動 5/4/4/7
即応3 緊急回避0


◇装備
カタナ×2
 
『◉知識:伝統的アート』

☆カトン・ジツLv3

②成長限界級

◆シュガーコート◆ 成長限界級(種別:ニンジャ)
カラテ  13 体力 19
ニューロン 7 精神 14
ワザマエ 10 脚力 7/UH
ジツ   5 

攻撃/射撃/機先/電脳 18/10/5/7
回避/精密/側転/発動 16/15/9/12
即応4 緊急回避10


◇装備
*伝統的フルプレートヘルム+2*
*ニンジャブレーサー+2*
*伝統的ニンジャ装束+2*
*ニンジャレガース+2*
ブードゥー/聖遺物
マルチ・スシタッパー

**サキガケ**(一刀流用カタナ)
**セイラン**(二刀流用カタナ)
 
『●連続攻撃3』『●連射2』『●マルチターゲット』『●時間差』
『◉◉タツジン:イアイドー』『◉◉グレーター級ソウルの力』『◉頑強なる肉体』
『◉ヒサツ・ワザ:ムーンシャドウ』『◉回転斬撃強化』
『◉知識:伝統的アート』『◉知識:ザイバツ』『◉知識:貴族の流儀』『◉知識:ソウカイヤ』
『◉交渉:欺き』『◉交渉:鼓舞』

☆カトン・ジツLv3
☆◉ノロイの炎の系譜
★カトン・エンハンスメント
★★グレーター・カトン・ジツ


シュガーコートは早々にカトン・ジツの才能に開花していたが、ジツに頼ることを良しとしなかった彼はほとんどジツを行使せずに戦っていた。しかしある日見た夢(異様に現実味のある夢だった、と彼は回想する)の中、ジツとカラテを高い水準で使いこなすニンジャに出会ったことにより、考えを改める。
シュガーコートは己の炎を愛するカタナに注ぎ、その威力を高める術を学んだ。銀色の刃を赤く染めるその炎は、やがて黒紫に変わっていく。ネザーの炎にも似たそれは、肉体を焦がし切り刻むごとに、敵の精神もすり減らしていくだろう……彼の師が敵の精神を磨り潰してゆくのと同じように。


シュガーコートのユウジョウ表

ザイバツに所属しているニンジャは、シュガーコートをユウジョウ判定の対象とすることができる。そのニンジャが執行者や懲罰騎士の地位にある場合、彼は特有の対応を取る。

◆シュガーコート◆ユウジョウ表
最重視するパラメータ:【ワザマエ(判定時は風流判定を用いること)】
※セリフは通常時/執行者・懲罰騎士の地位にあるニンジャを相手する時

親密度1:「ドーモ、シュガーコートです。以後お見知りおきを」/
「ドーモ。貴方のことは知っていますよ。何故知っているのか?貴方と私には共通点がありますから」
 報酬:『◉知識:貴族の流儀』/『◉知識:ザイバツ』
 

親密度2:「貴方、まだ生きていたのですね。他意はありませんよ?貴方の立ち回りの良さの証明です」
/「ギルドに属するニンジャの顔を全て覚えるのは難しい。それでも、貴方のことは忘れませんよ」
 報酬:『◉交渉:欺き』/『◉交渉:超然』
 

親密度3:「パーガトリー=サンから、次の茶会までに花を用意してほしいと言われまして。
茶室に飾るためのものなのですが……おや。私がカドーを嗜むこと、お伝えしていませんでしたか?」/
「私がまだ駆け出しの頃、メンタリスト=サンに教えていただいたこと……罪には罰が与えられる。
どんなに美しい花でも、罪を被れば、その首を切り落とされるのです。……こんな風に」
 報酬:『◉知識:植物』/『◉交渉:威圧』


親密度4:「マスター・メンタリストは不吉の象徴めいて恐れられています。執行者の使命を考えれば、
実際仕方のないことです。でも、素敵な仕事でもあるのですよ?粛清に怯える者の顔を見るのは、
実際タノシイ事……今後、貴方が私のカタナの錆にならぬよう、心から願っておりまする」/
「我々執行者、そして懲罰騎士は、偏にギルドのために存在するのです。貴方もお分かりでしょう?
ですから裏切りの芽は早々に摘まねばなりません。たとえそれが…かつての仲間だとしても…フフフ…」
 報酬:『◉知識:執行者』/『◉忠誠心:ザイバツ』


その他

交友関係

ギルドに加入して以降、彼は多くのニンジャに出会った。以下はその一部である。

・パーガトリー
シュガーコートが属する派閥のトップにして、彼が初めて直接謁見したグランドマスター。アデプト昇格時、茶室に呼びつけられた時は肝の冷える思いであったとシュガーコートは回想する。だが最もネンコを重んじるパーガトリー派閥の在り方は、幸いにもシュガーコートには決して悪くないものであった。伝統や師弟関係といったものが身近にある彼にとって、歴の長い者や目上の者に従うことはごく自然なことだったからだ。
また、メンタリストと引き合わせてくれたという意味でも、シュガーコートはパーガトリーに深く感謝している。キョート城の決戦では彼のカラテミサイルに容赦なく巻き込まれていたが、それでもシュガーコートの忠誠心に変わりはない。

・メンタリスト
派閥を同じくするマスター位階ニンジャ。言わずと知れた「執行者」であり、まだ派閥入りする前のシュガーコートも彼の噂自体は知っていた。
何の因果か、シュガーコートにはこの執行者がメンターとして付くことになったが、この出会いは結果的に一人のザイバツニンジャの歩むべき道を示すことに繋がった。グランドマスターと同等の名声を得てもなお、シュガーコートは彼を己のマスターとして敬愛し続けている。
なお、シュガーコートは絶えずカラテを高め続けているのだが、その背景にはメンタリストにかつてカラテの未熟さを指摘されたという経験が関わっている。

・バーミン
シュガーコートをザイバツに勧誘したニンジャ。イグゾーション派閥。シュガーコートを勧誘した時点で彼は既にマスター位階であった。
シュガーコートは元々バーミンお気に入りのカドー作家であったため、勧誘の任を与えられた時も快く承諾し、彼に適した派閥を薦める・ザイバツ紋入りのキモノコートを贈るなど彼なりに贔屓している。現在も時々チャを楽しむ仲。
バーミン自身もガイオン貴族であり、本名はゴゼン・カゲクニ・アザミバド(薊芭堂御前景匡)。老舗の呉服屋を営む傍ら、キョート内に複数の土地や不動産を抱えるかなりの上流貴族。見目麗しいが、害虫(vermin)の名が示す通り本来は他者を苦しめることを好む悪辣な男。

・ヒイラギ
シュガーコートと最も付き合いの長い世話人。庭師も兼任している。虫よけを兼ねた黒い薄布で、顔を常に黒子めいて隠している。
ザイバツニンジャでもあり、元々はパーガトリー派閥に籍を置くアデプト位階。だがシュガーコートが生まれてからは彼の世話にかかりきりだったため、ギルド内での出世はほぼ停滞した。本人に未練はなく、シュガーコートがグランドマスター同等の名声を得た現在も彼の世話人として仕えている。
シュガーコート自身はイアイドーを学んでいたにもかかわらず、普段の戦闘で二刀流を主に用いるのは、同じカトン使いで二刀流を得意としていたヒイラギの影響である。基本的に器用だが、料理だけは不得手。
ニンジャネームはスフェノス。シュガーコートのギルド勧誘の件は知っていたが、立場が立場なので言い出しづらかった様子。

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