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ニンジャスレイヤーTRPGキャンペイグン感想記:【即応部隊オオモノミ】第二話

1,はじめに

※10/27追記 第三話リプレイ公開しました

ドーモ、がーねっとです。
今回は私が現在参加中のザイバツ・シャドーギルドキャンペイグン、「即応部隊オオモノミ」の第二話をお送りいたします。
なお私が参加した日は9/24!前日に実験台第一陣が出陣しているので、おそらくNM=サンがなんらかの調整を加えた上での参加となっています。

※なお、実際はこの記事を上げるまでに数回ほどミニシナリオ(本編とは別に立卓されるサイドストーリーめいたもの。普段PLをされている方がNMとして立てている)に参加しているのですが、すべてをリプレイ化するのは正直厳しい&今のところそっちには別のPCを出しているので、noteでは基本的に本編のリプレイ(感想)をアップしていく予定です。
しかしミニシナリオも様々な趣向が凝らされどれもオモシロイがあるので、今後おまけ程度で話題に出す…かもしれない!

なお第一話のリプレイ記録はこちら
CPの設定やあらすじもこちらで確認できます。

あと、オオモノミシリーズのインデックスも作成したので、まとめ読みしたい方はこちらもチェックな


2,本日の出撃者

ではさっそく第二話でご一緒した方々のご紹介です。
パワー=サンは初めて同卓、グリムリバー=サンは第一話から引き続き同行だ!ガンバルゾー!

NM:kinoko このCPの企画者=サン。ダイスデーモン(ヒフミ=サン)の討伐に燃えた結果、PCへの殺意がすごいことになった。
PC①:パワー(ヒフミ) レッドゴリラへのソンケイを抱く女ニンジャ。貴族生まれながら名前の通り豪快かつ快活。ノダチ使いでもある。あと豪運。
PC②:グリムリバー(ハム) 異様な長さの髪を持つ少女ニンジャ。スローハンド派閥。フィアレスとは二度目まして。カワイイ。
PC③:フィアレス(がーねっと) カラテあるのみな女ニンジャ。寝巻きはクソT(おそらくグリムリバ―=サンにもらったもの)。

敬称略な

    ◆以下のイラストは無断使用・無断転載その他全て禁止です◆
※パワー=サンの立ち絵に関してはリンク先参照な


パワー=サン(画像詳細は以下)


グリムリバー=サン(画:ハム様)
フィアレス(画:がーねっと)

今回も女性ニンジャオンリー!オオモノミは意外と女性率が高い!
では本編にGOだ!



3,我らムテキのオオモノミ

①腹が減ってはイクサができぬ

ネオサイタマ侵攻より数日。キミたちは即応部隊オオモノミとして連日任務を言い渡され、
キョート・ネオサイタマと言わず西へ東へ駆けずり回っている。
シンカンセンや飛行機で行き来できるときはまだマシな方で、時に緊急任務と称してポータルで
出撃することももはやザラである。
たった数日でポータルによる欠損、欠員が既に数名出ている有様だ。

マルノウチの北東、センソ・ディストリクトにある廃寺『ラクシャージ・テンプル』にて、
キミたちは束の間の休息を得ている。
廃寺だが一応修繕され、最低限のモータル奴隷のみがいる駐屯所だが、疲れを癒すことはできる。
なおワイルドハント、アンバサダーらはそれぞれネオサイタマ中心部、あるいはヤマ山地に拠点構築を
進めており、キミたちオオモノミは第一拠点である『ラクシャージ・テンプル』の防衛を名目に隔離
されている。

それで、キミは今テンプルで何してる?

パワー(以下「パ」):「むっしゃむっしゃ」ごはんたべてます。

フィアレス(以下「フ」):「zzz……」フィアレスは見事に爆睡していた。寝巻代わりにでもしているのか、Tシャツには「ノーカラテ・ノーニンジャ」と書いてある

グリムリバ―(以下「髪」):「…………」グリムリバーは茶室、または控え室で茶菓子を齧っている。齧歯類めいた虚無表情。

PL:食うか寝るかで草
NM:またも絡むことなく!!それでも仲間か!!

自由人の集まり

第一話も思い思いに過ごしていたが今回も思い思いだな!!

というわけで第二話開幕です。三人はネオサイタマの「ラクシャージ・テンプル」にて文句のつけようのない休息をとっています。特にフィアレス、初対面のニンジャがいるというのに完全部屋着スタイル(以下参照)で爆睡ですよ。これはもうシツレイとかそういう次元ではないのでは?

フィアレス・クソTのすがた(画:ハム様)

と思いきや、

髪:「……」時折寝ているフィアレスの様子を見ているが、すぐに視線を菓子に戻す。 初対面のパワーに緊張しているのだ。
パ:「・・・・」そろりそろり、と茶菓子に手をのばす
髪:「……!」伸びてきた手に一瞬硬直するが、 「……欲しかったら、どうぞ」
パ:「うむ、よきにはからえー」と茶菓子をばりぼり
「ほれ、わしの(苦手なのが残った)重箱ベントーもどうじゃ?」

食べかけをよこすな

なんか食べ物を巡ってゆるい会話が繰り広げられている!
緊張気味のグリムチャンに対し、パワー=サンはマイペースにお菓子を食べたりいらないもの(?)をしれっと食わせようとしてくる。少なくともおっかない人物ではなさそうだが、この自由人ぶりにはグリムリバーも縋るような目をフィアレスに向けるしかない!助けてくれフィアレス!

/nd u5#二人のやり取りに気づいて目を覚ますかどうか
: 5d6=6 = (4,4,5,6,3 :成功数:1) 合計値:1※起きた

フ:「………ハッ!!」ガバっと起き上がり周囲を見回す!
「あ…あれ……ここどこ…」寝ぼけている

地味に成功したのすごいなと思った

助けてくれ誰か!
見事な寝起きでニューロンが働いていないようだ…

そんなボケっぷりをかますフィアレスに対してもパワー=サンは寛大。グリムリバー=サンもお菓子を守り切れるか判定にサツバツ成功し、きっちりとフィアレスの分を確保しようとしてくれました。やさしい。

パ:「なんじゃ起きたのか。お主の分はないぞえ?」
フ:「エ、あ、あっ無い?あれ? ていうか初めて見……」ここでようやく初対面のニンジャの前で爆睡していることに気づいた。 「す、すすすすすすすみません!!!シツレイしました!!!あっお菓子ある」情緒が忙しい!
髪:「……フィアレス=サンも食べたいって言ってるからちょっと残しておいて……食べたいよね?」
パ:「しょうがないのう、ワシは寛大じゃからな!」
フ:「……ド、ドーモ……」とりあえず相手が怒ってなさそうなのでちょっと安心した。「お菓子…タベタイデス……」
髪:「……!」ぱあ、と光が広がるようなアトモスフィア。実際には表情はほとんど変わっていないのだが。「うん。フィアレス=サンも食べて。みんなで食べよう。だから私も食べる」 再び菓子に手を伸ばそうとする。
フ「イタダキマス」初対面の前で眠りこけるブザマを晒した恥ずかしさと気まずさでフィアレスはさらに小さくなった

ただでさえ小さいフィアレスがさらに縮んだ


なおこのやり取りを見ていた実況席では

:奥ゆかしく菓子の遣り取りなどを行う雅な開幕。 胡乱なスシ屋台などは出現していない模様。

なお発言者のPCの第二話第一声は「ヘイラッシェーー!!」だった

という話題が挙がっていた


なんてことをしているうちに出撃メンバー抽選の時間だ!!
オオモノミ用携帯UNIX内でスモトリのドットアニメーションが福引抽選の儀式を行い、見事今回のPC三人が選ばれました。というわけでさっそく依頼者のワイルドハントのところへ向かう…

前に飯食ったり装備整えたり奴隷モータルを虐げて準備をします。準備は大事だ。

PL:では試し切り用奴隷を(精神力d3増加)
/nd 1d3 : 1d3 = (3) 合計値:3
PL:3人切りました。やったね!
NM:草

実況席:試し切り奴隷ーーッ!
PL:奴隷に死ぬことを許してあげるなんて寛大だなぁ

無慈悲

パワー=サンはノダチのウォーミングアップを行い…

私:寝起きのフィアレスはスシ食います(体力d3増加)
/nd 1d3 : 1d3 = (1) 合計値:1
私:寝起きだからあまり食べられなかった

どこまでも未熟

フィアレスはお菓子を食べたせいでスシが食えず…

PL:んーグリムもスシにしとこう
/nd 1d3 : 1d3 = (3) 合計値:3
PL:別腹!
NM:お! これで遠慮なくやれる

やるな

グリムリバー=サンはおいしいスシを頬張った!
そしてNMの良心は薄まった

パ:「ム、イクサか!さぁて、準備運動っと・・・」と地下奴隷詰め所に赴き、3人切り捨てる!
「アイエエ!アバーッ!」「アババーーッ!!」「タ、タスケアバーッ!!」
NM:奴隷モータル無残!他のシナリオと違い※こっちの奴隷モータルは普通に無残に死ぬ!
パ:「カカッ、最近振り回しが早くなったのぅ!あぁ、お主ら死んでいてよいぞ。クルシュナイ」
NM:応えるものはいない。すでに絶命済みだ。

※ミニシナリオのNMによっては奴隷モータルに暴力しても死にはしない


まあ少なくともこの日の卓はモータルにもこんな感じだからな

「アイオマチ!アイオマチ!アイオマチ!」奴隷イタマエが次々とスシを握っては差し出してくる。
 タマゴ。トビッコ。タマゴ。イクラ。ハンバーグ。 グリムリバーは淡々とスシを平らげていく。多幸感。
髪:「うん。最近握るのが早くなった。もっと握ってくれて良い。クルシュナイ」

フ:「アッヤバイヤバイ!仕事!!任務!!」息つく間もなく呼び出しを食らい、フィアレスはクソT寝巻きからニンジャ装束へ早着替えした。その道中でスシを引っ掴んで食べたが…
フ:(お菓子食べたからおなかいっぱいになってる…)ほとんど食えぬ!

だから夕飯前にお菓子食べ過ぎちゃダメっていったでしょ!(by ヒフミ=サン)

こっちはこっちでこんな感じだからな

②減点式では立ち行かぬ

「なに?マタグラユニコーン=サンとモスキート=サンが肩組んで出かけた?」 ワイルドハントは眉間にしわをこれでもかと寄せながら電話で誰かと会話している。

追手にはダレデモバイコーン=サンが向ったらしいぞ(by ヒフミ=サン)

いきなり何言ってんだお前はという会話から始まりましたが原文通りです

準備を終えた三人が指定されたポイントに向かうと、依頼者のワイルドハントが電話で誰かと話していました。マタグラユニコーンとかいうとんでもねえ名前のニンジャがいるらしいんですがもっと他にいい名前はなかったんですか?

「……放っておけ。いや、ヤツらもわかっているだろうがアマクダリの領域には近づかぬよう改めて連絡しておくのだ…ん?」
ここでワイルドハントはキミたちに気が付く。
「え、何?新幹線駅前に行った?女人属性多様性?知らんわ!とにかく任せたぞ……待たせたな、ドーモ。ワイルドハントです」 電話を切り無骨ながら丁寧にアイサツ。

パ:「ドーモ、パワーです。今回のイクサはなんじゃいの」
髪:「ドーモ。グリムリバーです」 アイサツ。ワイルドハントはややぶっきらぼうだが面倒な絡み方もしてこないので割と気に入っている方である。
フ:(ハァ…ハァ…寝起きでスシ食べて全力で走っちゃだめだ…)当然である

このあとフィアレスもアイサツしました

そんなよく分からないニンジャのよく分からない話をされたせいか、やってきた三人のアイサツに「比較的まともなニンジャ」と感動するワイルドハント。つまり逆にここにはまともじゃないニンジャが多いと?はははそんな馬鹿な

咳払いで胡乱な空気をリセットしたワイルドハントは、今回の三人に「ニンジャスレイヤーと会敵した、という報告を最期にデスナイトからの連絡が途絶え、後程死亡が確認された」という衝撃的な事実を伝えてきます。エ?嘘だろ?マスター位階の中でもカラテのワザマエには定評があったあのデスナイト=サンが!?

しかしこの三人(PC)は「ニンジャスレイヤー」なるものを全く知らぬ。だって高貴なるキョート人がネオサイタマなどというド田舎に住む犬同士の喧嘩なんぞに関心を持つと思いますか?おかしいと思いませんか?あなた
なので彼女たちの関心はマスター位階・デスナイトの死か、これから始まるミッションの内容にのみ向けられていました。まあ「ニンジャを殺す者」って名前だけ見ればおっかないけどよぉ!どうせ囲んでボーすりゃ大体解決するんだからよぉ!(余裕)

髪:「ニンジャ……スレイヤー……」 不吉な響き。心が、あるいはソウルがさざなみを立てる。
パ:「ニンジャスレイヤーとやらの田舎ニンジャが下手人か!では早速ソヤツを狩りにいけばよいのかえ?」
NM:「そうだ!お前たちオオモノミにはニンジャスレイヤーを狩り出してもらう!」
「中央はニンジャスレイヤーの脅威を甘く見ているが私はそうは思わん!」
「ヤツがこれ以上ギルドに損害を与える前に叩き潰す!即応部隊『オオモノミ』としての真価を発揮せよ!」
ワイルドハントが戦略チャブに拳を叩きつける!

ドン!!(効果音)

元軍人のワイルドハントらしい決断的な指令!!これには我々オオモノミもそのヤルキぶりをアッピールしなければなりませんね?

フ:「ハッ、ハイ!ガンバリマス!!」拳が叩きつけられるのと同時にフィアレスが小さく飛び上がる!
髪:「ガンバルゾー。ガンバルゾー。」その場で小さく飛び跳ねる。彼女なりに昂揚しているようだ
パ:「ワシも励むぞえ!」と同じくチャブに拳を叩きつける

※ここでパワー=サンがカラテ判定
/nd n12 : 12d6>=4 = (2,2,1,4,6,5,6,2,2,1,6,2 :成功数:5) 合計値:5

フレーバー判定なのにナムアミダブツ出ちゃったよ
まあこのチャブはダメージ軽減1ついてるって言うしなんとか

/nd サツバツ サツバツ: 1d6 = (6) 合計値:6
心臓破壊:『即死!』もしくは『痛打+2D6』

「さらばだ! イイイヤアアアアーーーーッ!」ヤリめいたチョップが敵の胸を貫通! さらに心臓を掴み取り、握りつぶした! ゴウランガ! 『即死!』。 敵が『即死耐性』を持つ場合、この効果は『痛打+2D6』に置き換えられる。


NM:戦略チャブは木っ端みじんになった……

「…………」ワイルドハントは静かに、息を吸い、息を吐き、お腹に手を当て椅子に座り込んだ。 2日かけて作った戦略データは一瞬で消し飛んだ。
ショッギョ・ムッジョとかミヤモトマサシならば言うだろう。

髪:「…………」自分も二人に倣ってチャブに叩きつけようと上げていた拳はそのままに、グリムリバーは戦略チャブだったものを見下ろした。

✅胃壁ノルマ達成

やっぱりぼくらは「比較的まともなニンジャ」にはなれなかったよ…。

しかしそんなところで心折れていては話が進まない。ワイルドハントは「こいつらみたいなニンジャは使い捨てにしても心は痛まないからテッポダマとしては最適だろう(色々な発言を統合した文章)」と己を慰め、不屈の精神で説明を続ける!

「アー……とはいえだ。ニンジャスレイヤーは非常に厚い電子防御によって守護され、このネオサイタマに潜伏している。容姿やどのようなイクサをするかも不明だ」
「ゆえに、まず第一段階として、貴様らにはネオサイタマにおけるニンジャスレイヤーの調査を任せたい」
「忌々しい話だが、くだんの電子防御によりニンジャスレイヤーの情報はまるで手元にない」
「おそらくアマクダリ、というより吸収されたソウカイヤ残党は情報を持っているだろうが、こちらに渡すことはないだろう」メンツがあるゆえ。

パ:「つまり・・・ソウカイヤ残党を狩るのじゃな!
「馬鹿者!そんなことをすればアマクダリと戦争だ!絶対にヤメロ!いいな!絶対だぞ!!」しくしくとお腹が痛む…!!

何事も暴力で解決するのが一番だ(by レッドゴリラ)

ワイルドハントの胃壁はもうボロボロ

だがワイルドハントは諦めない。テッポダマオオモノミのニンジャも三人いることだし、手分けしてネオサイタマ内に展開すれば多分なんか情報が出てくるはず!
というわけで「もう兎に角どんな些細なことでもいいからニンジャスレイヤーの情報を集めろ」、というのが今回の主な任務です。無論とっても優秀なワイルドハント=サンが全面的にこちらのバックアップをしてくれる…

と思いきや!

ピボッ!ワイルドハントにIRC着信音。
目をやったワイルドハント。そのニューロンの全てが凍り付いた。

DARKDOMAIN:今ネオサイタマについた。迎えをよこせ。新幹線の駅だ。


ニンジャスレイヤー・キョート・ヘル・オン・アース【ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション#1】(チャンピオンREDコミックス)より
驚愕するワイルドハント=サン

多分この辺でワイルドハントの胃壁は3枚くらい突破された


ここでまさかのダークドメイン。ダークドメインといえばザイバツ・グランドマスターにして冷酷無比な武闘派、そしてよく分からないが唐突にムシアナ・ジツで存在を抹消してくるとにかくヤバいニンジャの筆頭ではないか!
しかも今新幹線の駅に一番近そうなニンジャと言えば…。

(((マタグラユニコーン、モスキート、新幹線駅前……迎え……)))

「マズイ!!」

ワイルドハントは色付きの風となって走り出し、
「とにかく任せたぞ!」―――消えた。


PL:最低最悪の面々しかいなくて草
PL:シツレイにシツレイをかけてセプク!わかるかこの算数がエエッ?
PL:ムシアナされちゃう!
NM:かなしいなあ

前者はまずアイサツで名前言った瞬間消えかねない


……というわけで、PC三人は「ニンジャスレイヤー」の情報を集めるため、単独でネオサイタマ内を駆け巡っていくのであった…。

4,ワット・イズ・ニンジャスレイヤー?

①恐怖!ベトコンスレイヤー、竹林に現る!

さて、この調査パートは「2d4を振り、出た目のイベントを一回ずつこなす」という流れで進んでいきます。
11~44までの出目のうち、一番手たるグリムリバー=サンが引き当てたのは…34番!!

NM:ネオサイタマの煩雑かつカオスな地理は、時に奇妙な自然空間を作り出す。この自然公園のバイオ竹林もそのひとつだ。
オフィス街とマンション群、公園との空白地帯に極めて強い生命力を誇るバイオバンブー林が自生し、鬱蒼とした暗がりを作り出している。
噂によれば、ここにニンジャスレイヤーが潜伏を……?

髪:「ここにニンジャスレイヤーがいる……?何か餌でも仕掛けた方が良い……?」あたりを見渡せど、答えるのは風に揺れるバンブーの葉の音だけだ。

「ジェロニモーッ!!」
NM:アンブッシュだ!1ダメ貫通3、回避判定UHせよ!

!?
なんか急にU-hard回避を押し付けられてるぞ!?

これが回避ダイス10個くらいあるニンジャならまだしも、ビッグニンジャで素の回避ダイスが削られているグリムリバー=サンに差し向けられるとはなんたる非道!この卓が始まる前に「正直グリムリバー=サンを包むものを考え始めている(=死ぬ可能性がある)」とNMが呟いたのはこういうことだったのか!?
しかし…

回避:/nd u5 : 5d6=6 = (4,4,4,3,6 :成功数:1) 合計値:1

NM:スゴイ!
PL:アブナイ!
NM:削りそこなったか

殺意よ

どうにか回避成功!セーフ!
ここで串刺しになってしまうグリムリバー=サンはいなかったんだ…。

なおこれを受けて私は一抹の疑問をNM=サンにぶつけてみました。

私:NM殺意高くなぁい?
NM:いや今日は低い方。
私:低いのか…
NM:ごめん、やっぱ高ぇわ…!
PL:言えたじゃねえか 死ぬしかないじゃない

らしいですよ奥さん

やっぱり高いじゃないか!
しかしPLによっては生きるか死ぬかのイクサを楽しみたいケースもあるので(私とか)難易度調整は実際難しいですね…。

閑話休題

とにかく回避したグリムリバー=サン。間一髪で敵の一撃を防ぐと、相手はすぐさま距離を取って体勢を立て直す。こいつ…できる!
そのニンジャが次に口にした言葉は…

アンブッシュを止められるや距離を取り、極めて強靭なバイオバンブースピアを構えるは迷彩柄のニンジャだ!赤黒のハチマキを額に巻いている。鋼鉄の鉢金には「忍殺」の文字。

「ドーモ、ニンジャスレイヤーです!ベトコン殺すべし!!」


PL:(顔を覆う)
PL:何を言うとるんだオメーは
PL:それはつまりベトコンスレイヤーでは?

実際そうである

ベトコンスレイヤーじゃねえか!!
何やってんですか大将!アホな妄想が悪化してるじゃねえか!

まあこの後仲間達が来て

「いたぞ!大将だ!」「待ってくれ大将!」「目を覚ましてくれよ!」
「ダマレー!俺はニンジャスレイヤー!ベトコンを全て殺しお前たちの暮らしを護るのだ!!」 ニンジャスレイヤーは駆け出し竹林の闇へ消えていく。それを追うように複数のニンジャ達が続く。
多勢に無勢、追うのはやめておいた方がいいだろう。

髪:「…………」 竹林の奥に消えていく声を見送る。徒労感ゆえか、その背中はいつにもまして小さい。

この光景が目に浮かぶようだ…

……的な感じで嵐は去っていきました。マジでなんだったんだこの時間。


②夢にまで見た馬券の雨

続いてはフィアレス。出目は41番。ネオサイタマはネオナカヤマ競馬場、市民たちが一獲千金を夢見た結果大金をドブに捨てて発狂している運命に翻弄され嘆き悲しむ声が至る所から聞こえてきます。

フ:「競馬場……初めて来たわね……」フィアレスは周囲の奇妙な熱狂ぶりに若干引きつつも調査している

NM:今日は博徒にとって勝負の日。「有馬記念」の日だ。
かつては本来は年末の賞だが、色々あって延期を繰り返し今日開催するとなった。今が時系列で何月なのかCP主も知らないがちょっと前のネオサイタマ炎上がオショガツくらいで、だから1月末くらいか?
とにかく、今日ここにニンジャスレイヤーが出場するらしい。適当に馬券を買って入場しよう。

D16振ろう。もし競馬に使えそうな知識があるならばドーゾ。

ニンジャスレイヤーが出場するらしい。(急転直下)

なんでニンジャスレイヤーが有馬記念に出場してるんだよ
ちなみにPL(私)の競馬知識はほぼゼロです。某ウマ擬人化美少女ゲームを一瞬だけやったくらいです。私にしては珍しくテイエムオペラオー(美少女の方)が好きです。※自分が王子様アトモスフィア・僕っ子属性・ナルシスト系要素がある女性キャラを好きになることが少ないため

中の人が知識皆無となれば、当然フィアレスも競馬は初めて。訳も分からず馬券を買い、13番「ダイナミックダンディ」に賭ける?ことにしました。なおこのレースはどうやら単勝しか買えないようです。
なお出場する馬の一覧を見ると

1番  デッドリーモーター
2番  パッショネートホノオ
3番  パラジウムカピパラ
4番  ハイウェイキリング
5番  フォールンルビー
6番  ウィットウィット
7番  ツークラブ
8番  ニホニウムバチバチ
9番  ウォルフラムウマ
10番  エゴイストシェルフィッシュ
11番  ニンジャスレイヤー
12番  ハンマーカロウシ
13番  ダイナミックダンディ
14番  サワラヒヤシンス
15番  ダイパチパチ
16番  タイムストロンチウム

11番にニンジャスレイヤーがいるじゃねえか!!
あと地味に15種類も馬の名前を用意してくるNM=サンすげえな

さて、見よう見まねで券を買ったものの何をどうすればいいかよく分からない。狼狽えるフィアレスに、常連っぽいおっちゃんが席を譲ってくれたのでフィアレスはとりあえず前の方でレースを見ることができました。
そうこうしているうちにファンファーレが鳴り、ネオナカヤマ競馬場にてついに有馬記念が…ハジマリダー!!

今年度の中央競馬の総決算第893回有馬記念。
ネオナカヤマ競馬場、晴れています。
およそ10万の大観衆。
その大歓声が鳴り響きます。
スタート地点は3コーナーの奥です。
16頭、いよいよゲートに収まっていきます。
大歓声の中ゲートが開きました。
ちょっと3番のパラジウムカピパラが立ち遅れました。
サワラヒヤシンス、2番手。
やはり予想どおり。
ウィットウィットがいきました。
速い逃げです。
2馬身から3馬身リードを広げます。
2番手、サワラヒヤシンス。
パッショネートホノオもサワラヒヤシンスを見ながら行きます。
そして、ニンジャスレイヤーが中団の外を回っています。
赤黒の帽子が見えています。
前から7〜8頭にいます。
正面スタンド前1周目の4コーナーを回ってきました。
ウィットウィットから5馬身リードを広げてその後ろがサワラヒヤシンスです。
クローンタケトヨは手綱を押さえています。
ニンジャスレイヤーとイチロー・モリタ。
10万の大観衆大歓声の前を16頭が突き抜けていきます。
まもなく1000mですが少し早いペースでしょうかウィットウィットが先頭で1000mを通過。
ほぼ平均ペースです。
1分少々過ぎたころ。
61秒でウィットウィット先頭。
5〜6馬身のリード。
これを見ながらサワラヒヤシンスがどこで動いていくか。
2番手、サワラヒヤシンス。
そして、外からパッショネートホノオの外から…。
もう早くも11番ニンジャスレイヤー上がっていってサワラヒヤシンスの外に馬体を並べようとしています。
動いていったダイナミックダンディ。
3コーナーから、これから4コーナーに向かっていきます。
少しペースが上がった。
まだウィットウィットがリードしている。
早めにニンジャスレイヤーが先行馬を捉えにいっています。
内に2番のパッショネートホノオ。
大歓声の中まもなく4コーナー手前。
まだ粘っているウィットウィット。
ここで先頭に立ったのがサワラヒヤシンス!ニンジャスレイヤー!サワラヒヤシンス!
外にパッショネートホノオ!
(大歓声!悲鳴!断末魔も!)
並んだところがゴール!2頭が並んでゴールです!4番手にハイウェイキリング。
そして、ニホニウムバチバチも突っ込みましたが2頭並んだ!サワラヒヤシンスとニンジャスレイヤー
2強が並んだ。
3着にパッショネートホノオ。
ほとんど並んでのゴールです。
着順掲示板は1着、11番のニンジャスレイヤー。
2着、サワラヒヤシンス。
そして3着に2番のパッショネートホノオ。
4着、4番ハイウェイキリング健闘しました。
5着、8番ニホニウムバチバチと挙がっています。
イチロー・モリタ騎手のガッツポーズがありました。
大きく観客に手を振りスリケン投擲。

NM:回避せよ!1ダメUHだ!
私:ジョッキー何してんだッコラーー!!

なおナムアミ成功した

手振りながらスリケン投げてくる奴があるかコラーーーー!!
まあ成功したので無傷ではあったんですが

……とにかく、レースを見ていたらニンジャスレイヤーが一着を取り、イチロー・モリタがファンサでスリケンを投げつけてきたので回避しました。事実です。見た通りです。嘘は言ってない。
ちなみに上記の実況は3分ほどかけて更新されており、実況席のメンバーが困惑の声を上げておりました。私も困惑しました。

フ:「……」フィアレスは訳も分からずレース展開を見届け、周囲がアビ・インフェルノめいた絶叫を上げる中呆然としていた…が!
「…!!?」突如目前に飛んでくるスリケン!しゃがんで回避!

「ウワッ!」後ろ、席を譲ってくれた博徒のオッサンのビールにスリケンが突き刺さる!
「ラッキー!イチロー=サンのファンサだ!」
フ:「ふぁ、ふぁんさ…??」
「そうだぜ!たまにくれるんだ!親切ってするもんだなァ…」
NM:振り返れど、騎手は既にいない。ニンジャスレイヤーの馬主が勝利インタビューに答え、優勝記念品を掲げている光景しか見えない。
フ:「そ、そうなんですか…それはよかったです…」とりあえず返事をして、一体この時間は何だったのか、ニンジャスレイヤーとは果たして馬に乗った人間ということでいいのか疑問を残したまま帰路に就いた…

情報は得た。とにかく、一度戻ろう……

君の愛馬が(忍殺)!

何の情報を得たというんだよ今のイベントで


③ニン娘 運命/グランブルーナイツ・プリティダービー レッドブラックアーカイブ


◆しつもんコーナー◆
Q.この見出し何?
A.マスターニンジャとなってニン娘を召喚し飛空艇で空を旅しながらエメツ病を治すため三冠ニンジャとなれるよう頑張るソシャゲのタイトルです。あと世界の名前が清渓川だそうです。
◆完◆

最後に情報を集めに行くのはパワー=サン。出目は22番、LEDケーブル重サイバネモヒカンが見せてきたハンドヘルドUNIXに映されていたのが上記の文字列をタイトルに関するソシャゲのガチャ画面でした。

「アッヘ!ニンジャスレイヤー?千連ガチャっしょ!」
「千回回しても目当てのニン娘が出なかったら死ぬほどショック!プレイヤーことマスターニンジャが死んじゃう!ってことでニンジャスレイヤーってスラングが生まれたんだぜ!」
回してみよう!

PL:モヒカンの首を?

ノータイムで邪悪発言出てきて笑ってしまった

まあおあつらえ向きにガチャ画面が映ってるからガチャりましょう。千連とかどんだけスキップしても数分かかりそうだけど大丈夫か?

ギュム……ギュム……キャバァーン!(排出音)

    C【Y-12型アサルトヤクザ】
    C【装備:タケヤリ】
    C【装備:フレイル】
    C【装備:ブラックジャック】
    C【装備:クナイ・ダート】
    C【装備:ダガー・オブ・ヴィジランテ】
    C【装備:カタナ二刀流】
    C【装備:ミキサーブレード】
    U【装備:テクノカタナ】
    C【レッサー・ケモノパンクス】

「ファーーーッッック!なに勝手に回してんだテメエ!」
LEDケーブルからサイバネ電流発射!
NM:電磁1ダメ回避ハード*2時間差だ!避けろ!

装備ばっかじゃねえか

理不尽
じゃあガチャ画面なんか見せんなや!

なお回避はというと

/nd h5,5 : 5d6>=5 = (3,6,4,1,3 :成功数:1)
+5d6>=5 = (1,3,3,1,2 :成功数:0) 合計値:1※一回被弾

NM:ヒャッハー!天罰だ邪悪ニンジャが!!
PL:えらい楽しそうで草
PL:邪悪NM!
NM:モヒカンは好きに回していいよ

NM=サンなんかソウルの闇に呑まれかけてない?
あとなんかこの卓もしかしてじゃあく寄りじゃない?ちょっとだけですが…

まあうっかりびりびりしてしまったとはいえ、「モヒカンを好きに回していい」と言われれば、「モヒカンの首を回していいか」と聞いたPLは当然回すわけでして…。

パ:「なんじゃ回してはいかんかったのか?ならお礼に首をまわしてやるわい!」

攻撃判定:/nd u6,6 : 6d6=6 = (6,6,3,3,6,4 :成功数:3)
+6d6=6 = (6,1,5,6,6,1 :成功数:3) 合計値:6

PL:8点です
NM:これ全身雑巾絞りでミンチになってるやつだな
モヒカンは死にました。

ね じ り こ ん に ゃ く(by 実況部屋)

ダブルナムを食らったモヒカンはだるまさんになってしまいましたとさ チャンチャン
※サツバツで腕と脚が飛んだ


④ネクスト・ニンサツ・ヒント ~混沌~

髪:「ドーモ。戻りました。ニンジャスレイヤーはベトコンを殺すニンジャでバンブー林の中からアンブッシュしてきます」

ワイルドハント:「ナンテ?」

フ:「えーっと…競馬場でニンジャスレイヤーを見ました…。イチロー・ナントカって人が乗ってた馬の名前だったような…」「あとイチローって人はふぁんさ?でスリケンを投げてきました」

ワ:「ナンテ??」

パ:「ガチャのURじゃったがでんかった・・・代わりにモヒカンの首はとびでたぞえ!」

ワ:「ナンテ???」

共通点皆無

これが「ニンジャスレイヤーについて調査した結果です」って言うんだからワイルドハントも内臓がムシアナだらけになってもおかしくはない

結局、三人が得た「ニンジャスレイヤー」の情報は上記の通りで、ワイルドハントからすればもうどこからどう突っ込めばいいのか何も分からない状況であると言っても過言ではないでしょう。 ニンジャスレイヤー#とは

※ちなみにダークドメイン=サンは短期出張だったそうでもう帰宅したそうです。あとダレデモバイコーン=サンはムシアナ行になりました。

NM:眉間を揉み、お腹を抑えるワイルドハントのストレスは今やロケットめいて天井知らずに打ち上がっていく。

(((ラオモト・カンを殺しソウカイヤを滅ぼしたのだからニンジャに決まっているだろうが!なんだ!?ネオサイタマに派遣されるのはこんな奴らばかりなのか!オオモノミ!ギルドの爪はじき者の愚連隊め!思えばコッパーテング=サン※も相当扱いにくかったがこいつらも相当だ!まだ成果を上げるだけモスキート=サンの方がマシ……と言い切るのは流石にアレだがとにかく!)))

※コッパーテング=サン:オオモノミPCの一人。前回同卓させていただいたニンジャでもある。詳細は第一話リプレイを見よう!

ヘーイホー キミーは今いずこー

遥か二人生きた日の虚空へロケットが打ち上がりかけていますが、それだけでは終わらないのがワイルドハントという男の災難人生。三人のわけがわからない報告で痛む頭と腹にトドメを差すかの如く、タブレットに新規メッセージが届きます。

NM:ピボッ!ワイルドハントの持つタブレットにメッセージ。ボーツカイからだ。

BOHTUKAI:タスケテ

ワ:(((何が助けてだ!助けてほしいのはこちらだ!まったくニンジャスレイヤーめ、忌々しタスケテ!?緊急救難信号ではないか!)))

BOHTUKAI:ニンジャスレイヤーPOP

ワ:「なにぃ!?ニンジャスレイヤーが出現!?」 ワイルドハントが驚愕の声を上げる!
フ:「エッ!?つまり馬が!?」
パ:「URでたのかえ!?」
ワ:「違う!」

情報過多

なんとここに来てマジっぽいニンジャスレイヤー出現のお知らせ。ボーツカイ=サンが襲われているようです。きっとこいつは死ぬでしょう
そして当然、この救援信号を無視するワイルドハントではない!決断的に三人へ出撃命令、そして自分も向かおうとしたその時!

DARKDOMAIN:充電器を忘れた。キョートまで届けに来い。


ワイルドハント、離脱!!


5,フー・イズ・ニンジャスレイヤー?

①あれはきっとニンジャスレイヤー

ラッセーラ!ラッセーラ!」「ヨッソイ!ヨッソイラー!」掛け声、歓声。マツリ!
まっすぐに伸びる大通り沿いに無数のボンボリや旗が掲げられ、「オメーン」「イカをケバブ」
「リンゴチャン」「鯖よ」といったネオン屋台がぎっしりと立ち並ぶ。

本日はネブタパレード・フェスティバルの初日なのだ。

この日の為に整えた自慢のチョンマゲを夜風にさらし、「お祭り」「有限会社」等のスローガンが
書かれた半纏にフンドシというマツリ・スタイルのマチヤッコ達は、口々に「ラッセーラ!ラッセーラ!」
と叫びながら、巨大ウチワを振って、通りを練り歩く。

この日は各地の道路が封鎖されて歩行者天国となり、車の代わりにキョートめいたリキシャや
巨大な木製のダシ・カートが列を為す。ダシの上にはタイコやオイランストリッパー、そして、
内側から発光する紙製のフィギュアアート「ネブタ」が鎮座し、人々の目を楽しませる。

ネブタのモチーフは基本的に古事記の神話存在や平安時代の英雄達、歴史的スモトリであるが、
よりオルタナティブなものとして、ネコネコカワイイや茄子、フルーツなどのネブタも多く存在する。
家一軒ほどもある紙製の巨人達が発光しながら道路を進む幻想的光景は、見るもの皆を幻惑せずには
いない。

「ラッセーラ!ラッセーラ!」天候にも恵まれ、ネオサイタマほぼ全域で行われるこのフェスティバルは
初日から儚い夢を市民のニューロンに焼きつけていた。

「ラッセーラ!ラッセーラ!」人々は屋台フードを手に、バリキを摂取し、恍惚の笑みを浮かべて、
日々の苦しみを一時忘れようと必死だった。


……
………

まあNM曰くそんな光景は既に無いそうなので

「アイエエエ!」「ニンジャ?ニンジャナンデ!?」歩道ではパニックとなった市民達が叫びながら
ぶつかり合い、逃げ惑う。
ダシ・カートを引く者達やタイコ者、ストリッパーも我先にと逃げ出し、路上には無言のネブタが
渋滞めいて放置された。
巨大なメロン、虎、あるいはフクスケ。ネブタ職人が数か月かけて制作した力作たちは今や
無残に切り裂かれ、踏み砕かれ、どこからか飛び火したのか燃え盛っている。

阿鼻叫喚の地獄絵図は間違いなく、罪罰戦士ボーツカイがゾンビーニンジャ・キャバリアーを率いて
ニンジャスレイヤーと果敢に戦闘を繰り広げた痕跡!
だがボーツカイ、そしてニンジャスレイヤーの姿は既にない。

一体どこに……?

このナムのジゴクでターゲットを探し求めようとする我々ですが…。
その時である!

Wasshoi!
高所から何者かが回転着地!タタミ四枚の距離で構える!
そのニンジャは赤黒いニンジャ装束を纏い、赤黒のハチマキを額に巻いている。鋼鉄の鉢金には「忍殺」の文字。

「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」

ハチマキ着用忍殺地味に面白いな…

いきなりニンジャスレイヤーのエントリーだ!そんな都合のいいことがあるかよ!!

PL:wasshoiきちゃった
NM:ニンジャスレイヤーTRPGの醍醐味と言えば、やはりニンジャスレイヤーとのイクサでしょう!私はCP主としてニーズを十分に満たすことを約束しますよ!
私:そんな!DKK0なのに!

今はな


しかし忍殺は実際調査してなんかをなんかしなければいけない対象。果たしてこのニンジャが「真のニンジャスレイヤー」と言えるのかは正直疑問が残りますが…少なくともニンジャという時点でさっきまでにゲットした情報よりはまだ信頼できるであろう。そうでないと困りますよ奥さん?

というわけでとりあえず三人はアイサツを返します。

パ:「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。パワーです。これは・・・オオアタリかえ?」
髪:「ドーモ、グリムリバーです。……ボーツカイ=サンをどこへやったの?」
フ:「!?」唐突に降って湧いて出たニンジャスレイヤーへの驚きと、ニンジャスレイヤーは馬ではなかったのかという驚愕が同時に襲い来る!
「ど…ドーモ、フィアレスです」とりあえずカラテを構える

まだ忍殺=馬だと思ってる女・フィアレス

しかし対するニンジャスレイヤー(自称)はこちらの問いも取り合わず、「邪悪ニンジャ殺害ポイント」だの「ランキングの糧」だの「期間限定増量ポイント」だのと意味不明な発言を繰り返します。なんだお前は?ソシャゲのイベントでもやってんのか?ここは現実だぞ?

髪:「…………」 違和感。最初に『ニンジャスレイヤー』の名を聞いた時に覚えた感覚と、目の前のニンジャから受ける印象が一致しない。
パ:「・・・ワシ田舎者の方言くわしくないんじゃが。なんて言っているのかえ?」
フ:「……方言というか、単純によく分からない話をしてます」
パ:「うむぅ、わからんか・・・ではコロスか」ノダチを構える

妥当な判断

その時である!(2回目)

NM:高所から何者かが回転着地!タタミ四枚の距離で構える!
そのニンジャは白いニンジャ装束を纏い、赤黒のハチマキを額に巻いている。鋼鉄の鉢金には「忍殺」の文字。
「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」

フ:「また!?」フィアレスはニューロンの処理が半分くらい追い付いていない!

超☆展☆開


まさかのニンジャスレイヤー(二人目)が出現!!
なお彼は『白いニンジャ装束に赤黒ハチマキ』といういで立ちなため、もうこの時点でこいつが真のニンジャスレイヤーではないことがよく分かります。まあだからといって最初に出た方が真のニンジャスレイヤーと言えるのかは全く分かりませんが…。

お互いに己を「ニンジャスレイヤー」と呼称する二人は仲間とは言い難い関係性なようですが、我々オオモノミ勢を始末しようとしているのは確かな様子。部外者からすればまったくもって意味不明なワードを織り交ぜながら、二人の忍殺はカラテを漲らせていきます。

「ネブタ祭りを台無しにしながらザイバツ野郎が暴れているって情報を受け急行した。私が一番乗りかと思ったが」
ちらりともう一人のニンジャスレイヤーを見るニンジャスレイヤー。
「貴様!こいつらは俺の獲物だ!」
「やれやれ、お抱えのハッカー集団がいる8位は耳も足も早いな。だが忍殺行為は同士討ちはご法度、全ては早い者勝ちだ」
「ヌゥーッ!殺す!俺が殺すのだ!」ニンジャスレイヤーは拳に超自然の炎を纏う!
「悪いが私が頂く。ニンジャ殺すべし」ニンジャスレイヤーは拳に超自然の冷気を纏う!

さぁ殺すぞ~♪(by kinoko=サン)

改めて読んでもよくわかんねえなこの文

ええいとにかくなんとかどうにかしよう!ニンジャスレイヤー殺すべし!!

◆戦闘開始な◆


②ところで奴のステータスを見てくれ

ではさっそく1ターン目…と言いたいところなのですが、先に以下の画像を見ていただきたいんですね私は。

kinoko=サンが作成した忍殺(先に来た方)のキャラシより
拡大図

これ何?
(実はこのスクショを撮ったの9/27なので当時から変更されている点が数か所あるんですがそれにしたって)これ何?

いや大文字になっている箇所は第一話でも搭載されてたのでまあいいんですけど、一番下の狂気の数が大変なことになっています。記憶スロット全部狂気で埋まってるぞコイツ!
あと地味に威圧的極道スキルの忍殺版があるのが草ポイントです。忍殺のくせにニンジャソウルの闇二つついてるし…。

あと何より突っ込まざるを得なかったポイントとして、キャラシの名前欄にはっきりと「ニンジャキラー」って書いてあったんですね。つまりセイジじゃねーか!
なおそこに言及したところ「ニンジャスレイヤーですよ?」と明らかな圧念押しをされたので今日からコイツはニンジャスレイヤーです。ハイ。

◆1ターン目◆

敵の構成はざっくり言うとカトンパンチ&コリボックス。どっちも十分厄介なのですが、回避ダイスダメージが面倒そうなので体力が低いコリボックスを先に狙う雰囲気になりました。

ただ忍殺が二人そろってPCよりイニシアチブが高いため否が応でも忍殺に先手を譲らねばならない!!クソ!!

一番手はニンジャキラーカトン忍殺。◉回転蹴りに◉回転斬撃強化(特例で回転蹴りにも使用可能)をプラスして、2ダメ×(6の出目次第で)3回ダメージを食らわそうとするが…。

/nd h12[s] #回転斬撃強化つき強化回転蹴り(回避2消費,崩れ),1+1火炎*1発
: 12d6>=5[=6] = (2,2,5,5,3,1,3,3,3,1,6,1 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1)
※つまり特に強化はされない

NM:ナンデ?

セイジだからでは?

出目が振るわねえなあ!!
敵だから笑えるけど自分がこれだったらダイスブッダを助走付けて殴ってた

しかし次の手番もニンジャスレイヤー(コリボックス)。こっちはランダムダイスでターゲットを選びます。
イニシ順で厳正な抽選を行った結果…パワー=サンが対象に!その瞬間一瞬だけNMの歓喜の叫びが見えたような気がしたが消えたので真相は闇の中
どうやら偶然、本当に偶然パワー=サンが狙われたようです。ですのできっとNM=サンもこの結果を悲しんでいることでしょう…。

※なおヒフミ=サンは非常にダイス運が良い方らしく、NM=サンの卓でとんでもない出目を出しては予想外の展開を招いてNMを発狂させかけるということが何度かあったらしいですが…まあその辺は気にしなくてもなんとかなるでしょう!うん!

まあとにかく最初の回転蹴りは全員回避せにゃなりませんわよ
さあ難易度ハードで回避だ!


パワー回避:/nd h2 : 2d6>=5 = (3,3 :成功数:0) 合計値:0
フィアレス回避:/nd h5 : 5d6>=5 = (3,4,4,2,1 :成功数:0) 合計値:0
グリムリバー回避:/nd h4 : 4d6>=5 = (3,4,2,1 :成功数:0) 合計値:0

フ:「あっちょっまっンアーッ!?」3割くらいニューロンの動きが鈍っていたフィアレスはニンジャスレイヤーの蹴りに対応できず!ウカツ!

は?

ここのダイスヨンメンタイしかないんか?

開始早々に全員被弾という憂き目に遭ってしまったが、これでコリボックスが攻め手を緩めるわけもなし。2ダメージ食らったパワー=サンの元に、殺意満点なボックスカラテ最大連打(5回)をぶち込もうとしてくる!コワイ!

/nd e3,3,3,3,4[s] #集中コリボックスカラテ最大連打,1+1回避,出目6痛打*5発 : 3d6>=3[=6] = (3,6,2 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1)
+3d6>=3[=6] = (5,1,2 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0)
+3d6>=3[=6] = (5,5,1 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0)
+3d6>=3[=6] = (2,2,2 :成功数:0 , サツバツ![=6]:0) ※失敗
+4d6>=3[=6] = (2,3,6,5 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1)

6がちょっと少ない

一発失敗しているがそれでも4連打!合計6ダメージ、一発ごとに回避ダイスダメージがついてくる!※コリエンハのコリダメージはないとのこと
パワー=サンは結構ステータスが伸びているので回避ダイスは多い方ですが、それでも回転蹴り+コリ4連打を食らえば結構な消費を強いられるというもの。2発食らって体力3点、回避ダイスダメージ2点を食らってしまいました。
しかし!

NM:ニンジャスレイヤーのニューロンが警鐘!!こいつは危険だ、一瞬で決着を付けねばならない! 「パワー=サン!お前の死因は冷凍禁錮刑の解凍ミスによる不幸な事故死だーッ!」 吹き荒れる吹雪のごときボックスカラテ連打!

パ:カトンとコリに挟まれながらも、かんらかんらと笑う!

「何がおかしい!」「ヌゥーッ!化け物かこいつ!」

なんたる剛毅か!(by ハム=サン)

そこで狼狽えるパワー=サンではないのだ!!
さすがあのレッドゴリラをソンケイしているだけはある、ちょっとやそっとじゃ動じもしない。動かざること山の如し。

さてようやくPCの反撃タイムです。
一番手はグリムリバー=サン、第一話でも猛威を振るったシコ+Gシコによる回避ダイスダメージをブチ当てたい…が、位置取りの関係で邪悪コンボは決めづらい様子。
というわけで集中してGシコ発動し、出目6を稼ぐため即応も投入!なぜなら6がいっぱい出るとGシコの威力が上がる(雑な理解)のだ!ガンバレーッ!

/nd h17 : 17d6>=5 = (5,5,1,1,5,5,3,1,6,5,5,6,5,2,1,4,6 :成功数:10)

ヨシ!(現場猫)

ヨシ!!
これでセイジ忍殺に回避ダイス2ダメ、コリの方に回避ダイス3ダメを食らわせることに成功です。(なお体力ダメージもついてきますが、体力ダメに関してはカトンスレイヤーは回避・コリスレイヤーはこの後の攻撃に備えるためあえて食らっていました)

さて、この時点でコリの回避ダイスは残り3個、体力は7。二番手のフィアレスがどうにか回避or体力を減らし、ノダチ持ちのパワー=サンに繋げたいところ。
というわけで精密ジャブを打ちまくるぞ!4発!全部成功してくれ!

/nd e3,3,2,2 : 3d6>=3 = (5,5,2 :成功数:2)
+3d6>=3 = (4,5,5 :成功数:3)
+2d6>=3 = (4,5 :成功数:2)
+2d6>=3 = (6,6 :成功数:2)

なお精密ジャブ連打でサツバツは出ない。残念だ

ヨシ!!
ここでほぼ456賽を用意してくれるとは気が利くじゃねえかブッダ…。

敵は2発あえて食らい、残り2発を回避。その結果一発食らったので合計3ダメージを与えることに成功しました。えらいぞフィアレス。

髪:「イイイ……ヤアアアアーーッ!」「AAAARRRRRGH!」 グリムリバーに呼応するように怪物が猛る!地面に叩きつけた両腕が黒髪となり、地を走り、ニンジャスレイヤーを襲う!
「コシャク!ニンジャスレイヤーには通じんぞ!」カトンは紅蓮の炎で髪の毛を焼き切る!
だが、「グワーッ!!」コリは髪に囚われてしまった!
「なんだこれは!?キューティクルだとでもいう気か!」

フ:(チャンス!!)片方がグリムリバーの髪に絡まり身動きが取れないのをフィアレスは見逃さなかった!「イヤヤヤヤーッ!!」サンドバッグめいて殴打!殴打!殴打!
「グワーッ!グワワワーッ!!」コリスレイヤーはコリ纏ったガードでこれを防ぐ、だが防ぎきれぬ!
ガードの下に拳!拳!そこへ追撃のノダチ!!

嵐のような攻撃だあ

というわけで最後に攻撃するのはパワー=サン、そのニンジャネームに相応しいノダチ捌きを見せてもらいたいところ。試し切り奴隷×3もアノヨで応援しています。さあダイスロール!

/nd n6,6 : 6d6>=4 = (1,6,6,2,2,4 :成功数:3)
+6d6>=4 = (2,4,4,2,5,3 :成功数:3) 合計値:6

※集中状態かつ◉鬼に金棒というスキルがあるため、ノダチの攻撃難易度が低下している

攻撃難易度Nのノダチとかあまりにも鬼すぎる

サツバツ!
最初のフレーバー判定の時から大体そうですが、結構な確率で6を出すお方だぜパワー=サンはよ…。

さてNMは3ダメージ+サツバツ付3ダメージを3ダイスで回避することを強いられました。フルヒットで大体7ダメ食らうので、現時点で体力4のコリスレイヤーは気合で避けないとモンドムヨーで死にます。無慈悲。
PL視点でも窮地としか言いようがないこの状況に、NMが下した結論は…。

NM:ニンジャスレイヤーに後退なし!(ダイスを)2と1でわけて両方回避し生き延びる!!

何!?


3ダイスで…回避するというのか!?やれるのか!?コリスレイヤー!

/nd n2,1 : 2d6>=4 = (5,6 :成功数:2) +1d6>=4 = (1 :成功数:0)
※3ダメージ食らった

NM:hai.
PL:はい
NM:生き延びたからいいんだよ!!

※原文ママ

「ヌゥーッ!ニンジャスレイヤーの恥さらしめが!そのまま死ね!!」とはもう一人の自称ニンジャスレイヤーの弁です

③ダイスデーモン討伐部隊(約1名)


◆2ターン目◆
※ここからは説明の都合上一部PL名指しの場面が増えます※

NM:まずセイジ
PL:セイジは

ターゲット選定:
/nd d3 : 1d3 = (3)  ※イニシ順なのでパワー=サンにあたる

NM:やはり最大の脅威!貴様を倒す!!
PL:セイジ言うとるやんけ
NM:ニンジャスレイヤーです

アッハイ

2ターン目はセイジだかニンジャスレイヤーだか分からんニンジャがパワー=サンを襲う!
一発2ダメージの滅多蹴り×3をパワー=サンに食らわせようとするNMに対し、「コリスレイヤーの攻撃ターゲットはまだ決まってない状態か」と尋ねるヒフミ=サン。そこで「まだ死んでほしくないから」と先にターゲットダイスを振ることにしたNMでしたが…。

/nd d3 : 1d3 = (3) 合計値:3

ヒフミ=サン:わいやんけ
PL:ひどい
NM:こんな……殺意漏れちゃったかな?
PL:NMの殺意が…

実質HYPER不如帰

結局パワー=サン集中狙いじゃねーか!!
先に聞いておいて良かったですねこれ…。

確かに初めて同卓させてもらっている私もヒフミ=サンのダイス運はかなり良い方(出目6率が高い)だと感じていますが、それにしたってこの矛先向けられっぷりは最早笑うしかないんですわよ。
いやでもダイス運が良いからこそ、こういう状況になっても生きて帰れるのかもしれない。どうなる…どうなるんだ…?

とりあえず滅多蹴り3連発は一発のみ被弾、続いてコリスレイヤーのボックスカラテ(通常攻撃)に備えます。コリスレイヤーが繰り出した攻撃は…1ダメ+(出目666変換の)ハートブレイカー!つまり合計3ダメ+回避ダイス2ダメだ!地味に痛い!

ダイス配分を考えた結果、パワー=サン…もといPLのヒフミ=サンはアドレナリンブースト使用し回避難易度低下+1ダメの攻撃に緊急回避ダイスを割いて回避を試みようとします。
とその時!

NM:ストップ
NM:キミのニューロンハードで判定
判定:/nd h3 : 3d6>=5 = (4,4,6 :成功数:1) ※成功
NM:クソア!!!!

!?

なんだあ!?

NM(kinoko=サン):ではヒフミは

「今ここでリソースブッパやると後々死ぬことになる気がするぞ?今日のキノコ野郎はブッダにドネートしてそうだし」

と気づくことができる。

ヒフミ=サン:しょうがないにゃあ・・・

メタ情報!?
PLとNM名指しな情報出てくるとは思わなんだ

これを聞いたヒフミ=サンは、前半にダイス4つ・後半にダイス1つを割り振り回避判定。そしてなんとサツバツ出目出した上カウンター発動させたではないか!!なんたる幸運!
しかしコリスレイヤーもダイス1個で出目6を出したためカウンターは食らわず。多分ダイスブッダこの時間(22:45頃)はめっちゃ覚醒してたと思います。ここぞとばかりに6を出すなあお二方…。

テンカウントを取られまいと意地でも攻撃を叩き出すコリスレイヤーと、不敵に笑いながらカウンターを叩きつけるパワー=サン。なんたるチャンプ級耐久力!コリスレイヤーの方は一発食らえばすぐ終わるというのに!

こういう展開が生じたためか

:手の内を隠すため、あえて低めにダイスを振った疑惑がありますね…?
:つまりヒフミ=サンのニューロンは…?
ニューロン123
:アイエエエ! やっぱりヒフミ=サンはダイスドネートニンジャ・クランのリアルニンジャだったんだ!?
ニンジャ真実に気付いてしまったようだね・・・
:アイエエエ! アイエエエ! お許しを! ダイス窯は! ダイス窯は嫌だぁぁぁァッ (ブッダの笑みを浮かべた六面ダイス装束のニンジャたちに引き摺られて消えて逝く)
:イキのいいPLからは新鮮なダイス運が絞れるからな・・・
:123/123/123/0
:ああ、あの牢獄を見よ! ダイス運を一滴残らず搾り取られたあわれなPLたちがソクシンブツめいて…。

実況チャンネルより

裏で胡乱が生えていました

ちなみにコリスレイヤーは

フィアレスの精密ジャブ連打:
/nd e3,2,2,2 : 3d6>=3 = (2,1,4 :成功数:1)
+2d6>=3 = (3,1 :成功数:1)
+2d6>=3 = (6,6 :成功数:2)
+2d6>=3 = (6,1 :成功数:1)

PL:1ダメ×4な
NM:ヌゥーッ!だが!コリニンジャスレイヤーはボクサーゆえそのジャブを躱せる!!行くぞ!!

回避:/nd n1,1,1,1 #これがチャンプの力だ!
: 1d6>=4 = (2 :成功数:0)
+1d6>=4 = (3 :成功数:0)
+1d6>=4 = (4 :成功数:1)
+1d6>=4 = (1 :成功数:0) ※計3ダメ


NM:テンカウントです。

さっきからインファイトしかしてなかったやんけ!(by ヒフミ=サン)

胡乱が生えてる間に死にました
サヨナラ!!


④悲しみの格差社会

髪:「パワー=サン!」ニンジャスレイヤーの猛攻を受けるパワー!このままでは!しかし髪の巨人は再構成の途中で全力を発揮できぬ!
パ:「カカッ、これくらいじゃワシはしなん!安心するのじゃ!」
髪: 「イ、イヤーッ!」逡巡の末、スリケン投擲!未熟な選択だ。

「イヤーッ!」当然、その未熟な投擲はコリのジャブで撃ち落とされる。だがそこへフィアレス!

フ:燃え盛るネブタや敵ニンジャの火の粉を浴びつつ、フィアレスは拳を握り直す。そして…
「食らえ!!イヤーーーッ!!」体重を乗せて…殴打!!

「グワァーーーッ!!」ストレート炸裂!ニンジャスレイヤーは吹き飛び、仰向けに倒れ―――

「サヨナラ!」爆発四散!

「ヌゥーッ!ニンジャスレイヤーの恥さらしめ!やはり俺こそが真のニンジャスレイヤーなのだ!!」

ニンジャスレイヤーのゲシュタルト崩壊が起きかけている

コリスレイヤーが倒れ、残りはセ…真のニンジャスレイヤー一人となった戦場。しかし彼の回避ダイスはこの時点で11個あり、アトモスフィアもNORMALな今はおそらく攻撃が当たらない可能性の方が高い。
そこで集中狙いタイムを生き延びたパワー=サンが取った選択はというと…。

PL:その辺モータルでスシもってそうなのいるかな?
NM:ええ……
PL:ひ、非道!
PL:ス シ 強 奪
NM:お祭り会場だしな…

突然狙われるモータル

まさか…
スシを奪うのか…?罪なきその辺のモータルから…!
(ザイバツはモータル基本的に見下してるとはいえ)

NM:D13せよ
PL:マップ上のモータルは13人……つまり……?

※ダイスロール /nd 1d13 : 1d13 = (2) 合計値:2

NM:マジかコイツ…!
PL:モータルを慮るナンデ?

ザイバツニンジャの鑑

というわけでMAP内に突如「スシを持ったモータル」がPOP!
彼らに隣接して殴ったり脅したりすればスシをもらえるとのこと。無論スシは回復アイテムとして使用可能、ただしモータルを殺したらDKK+d3付与。
勿論パワー=サンはモータルの元へ向かい…

パ:「ンー、しかし血を流しすぎて腹へったのぅ」と周囲に視線を彷徨わせて

カラテ判定
/nd h12 : 12d6>=5 = (5,5,6,5,2,6,5,1,3,5,5,2 :成功数:8)

/nd サツバツ : 1d6 = (4)
脚部破壊:『痛打+1』、カラテダメージ1、脚力ダメージ2

無慈悲
スシ持ってるだけのモータルにサツバツして脚を破壊するなんて!これにはNMもパワー=サンへDKKをd3+1(1増えた)付与せざるを得ない!

/nd 1d3+1 : 1d3 = (3) +1 = (1) 合計値:4

NM:最大値www
PL:では家族連れ4人のスシもったのを狙おう
PL:草
NM:邪悪すぎる!!

これはまさしく古式ゆかしきニンジャのムーブ(by 実況席)

そして最大値である
まあ家族連れ(子供含む)をいきなり撲殺してスシ奪い取ってりゃ4点くらい付与されてもおかしくはないですね…

こうしてスシを手際よくゲットするパワー=サン、彼女のシンプルな邪悪さに恐れおののいたりおののかなかったりしている周囲(PL)。そして罪なき一家が全滅した直後のニンジャ三人娘はというと、

髪:「なるほど……スシはその辺から手に入れる。パワー=サンはかしこい」
フ:「え、何かあったの?」フィアレスはイクサに集中していてパワーが何をしたか気づかなかったようだ
パ:「んむ。有象無象が持っておっても仕様がないからのぅ!むしろワシのためになって喜んでおるにちがいないわい!」

直前に人がお亡くなりになっているとは思い難い会話

モータルの怒りを知りもしねえ!
まあ今回は運と相手が悪かったよモータル…。

◆3ターン目◆

マップ上に赤黒い血の染みマスが出現したところでターン回転。敵がセイジ一人になったため、ここからHYPER不如帰(NMにとって都合のいいルールを盛り込んでる不如帰)が発動。さらなる染みを増やそうと、フィアレスとグリムリバーに炎の回転蹴りが迫り来る!

/nd h12[s] #回転斬撃強化つき強化回転蹴り(回避2消費,崩れ),1+1火炎*1発
: 12d6>=5[=6] = (6,1,1,6,3,6,4,2,2,5,5,4 :成功数:5 , サツバツ![=6]:3)

PL:2,2,2 回避ハード・・・!
NM:ムッハッハ!

ここに来てナムアミ出しやがる!

ALAS!容赦のない2ダメージ×3(難易度HARD)だ!全部ヒットすれば6点、この時点で体力7のフィアレス(MAXは9)が食らうとマジのマジで死にかねない。ここは全力で回避したい…んですが、

NM:ランダムターゲットもやっておこう

/nd d3 : 1d3 = (2) 合計値:2(イニシ順)

NM:フィアレスだ。

ああーっと

ここでフィアレスにはさらなる攻撃のプレゼントが!!死ぬっつってんだろ

まあでもここで?回避ハードの計6ダメをすべて回避すればまだ余裕はありますし?ダイス7個(フィアレスの回避ダイスは9個)をこう上手い感じに分けてですね

「行くぞ!邪悪ニンジャ集団!ニンジャスレイヤーの裁きを受けるがいい!」 ニンジャスレイヤーは全身にカラテを漲らせ、超自然の炎を脚部にまとう! 「ィイヤアーーッ!!」 1080度回転!!炎の竜巻だ!!

フィアレス回避:
/nd h2,2,3 : 2d6>=5 = (1,3 :成功数:0)
+2d6>=5 = (4,3 :成功数:0)
+3d6>=5 = (5,5,4 :成功数:2)  ※2回分被弾した

悲しみ

グワーーーーーッ!!
クソッ!ノーマル回避なら真ん中のやつも回避できていたのに!!

こうしてフィアレスの体力は3に減少。そしてグリムリバー=サンの手番が終われば、フィアレスにさらなる攻撃(不如帰の2回目手番)が来る!
側転して回避ダイスを確保したり、どうにか回復しなければ間違いなくサンズ・リバーを渡ることになるでしょう。しかしフィアレスはスシを買っていない!無論この戦場で買えたりもしない!

その焦りを察したかのようにNMは…

NM:D12振るかね?
PL:おや?数字が一つ減ってますね……?
PL:なんの数字だろう?
NM:さて、宝箱が減ったのでは?
PL:ドロップボックスが!

悪魔のささやき

まさか…
二度もスシを奪うのか…?罪なきその辺のモータルから…!

とはいえ気絶/ロストするのは真面目にまずいので、ここはモータル達に犠牲になってもらうしかあるまいて。結果私とグリムリバー=サンがダイスを振り、NMがマップ内に新たなスシ持ちモータルをPOPさせました。ああ…またしても血の染みが増えてしまう…。

NM:なんか、スシ持って逃げてるモータルがちらほら見えますね。
荷物を軽くしてあげては?
NM:天までのぼるくらい、軽くな
PL:やさしい(混乱)
PL:羽になってしまう
PL:モータルの命なんて元々軽いですからね

じゃあくだ…

私がどのモータルからスシを恵んでもらうか悩んでいる間、グリムリバー=サンがシコ+Gシコのデスコンボでセイジの回避ダイスを奪っていきます。いやあ本当に脅威的なアタックだよシコシココンボ…。

セイジの体力が10になったところでフィアレスの手番。ここで上手いことやらないと、先程のタゲダイス通りにセイジが殺しにやってきます。
この時、スシを取りに行ったパワー=サンが左側にいたので、フィアレスも左側に出現したスシを取りに側転。回避ダイスを2個もらいつつ、(フィアレスは邪悪行為進んでやるタイプじゃないので)モータルを殺すかスシだけ奪うか悩んでいると…。

私:上のスシに行くか下のスシに行くか
PL:左下のほうがパワーが殴りにいきやすい
私:となればパワー=サンに託すため左下に向かおう
I16(スプレッドシートのセル名)に移動してスシを強奪します 緊急事態なんでね…
NM:殺せ

今回のNM=サン血を見るのが好きだな?

ミネウチやアテミなので死ななかったということにしてもよい、とは言ってくれたものの、直後に「サツバツしてもいいんだよ…?」とか「D3+1のDKKが欲しくないかい?」といった悪魔のささやきが飛んでくるので私(PL)は揺らぐ!何故なら私は自分で邪悪ニンジャオンリーの単発卓を開く程度には各種邪悪ニンジャが好きだからです。私はな。

今回のPCは積極的に他者を殺したりモータルを痛めつける人物ではない、PLはどちらかといえば邪悪RP(罪のないモータルを犠牲にする)の方が好き。このジレンマを解消すべく、「スシだけを奪うつもりだったが、勢い余って後ろの炎上マスに押し込んでしまった」というRPで手打ちにすることにしたぜ!これは不可抗力だから……仕方ない……フィアレスも殺したくて殺したわけではないんだ…仕方ない…(言い訳)

「ハァーッ!ハァーッ!ナンデ、ニンジャナンデ…!!」彼は先ほどまで友人と酒を飲み、スシを楽しんでいたただの観光客だ。
錯乱しているのか、それとも縋っているのか?先ほどまで食べようとしていたスシを無我夢中で掴み、逃げ惑っている。

フ:(マズイ…アタシもスシ食べないと…来るとき食べられなかったから…!)フィアレスは敵の攻撃をかわしながら、体力の限界を感じていた。そこでふと視界に入る観光客! 「アッ…それちょうだい!」後先考えずに突撃!スシをかっさらう!

「アイエッ?」ニンジャに突き飛ばされるとモータルはどうなる?
ふわりと宙に浮き
「アイエエエ!アバババババーーーッ!!!!!」
燃え盛るネブタに放り込まれる。

フ:「あっ」フィアレスはスシをしっかりと握りながら燃えるモータルを見た。「…………モータルだからいいか…」スシをしまった。

なおDKKは1になりました

所詮モータルのクズだしこれは事故だからDKK+1!
うーん改めて文字にすると最悪な発言だ…。


⑤天☆誅

しかし事故だろうと何だろうと、アワレなモータルに死をもたらしたのは事実。ブッダへの祈りを捧げつつ、天罰と言わんばかりにやってくるカトンエンハンスランスキック×2をどうにかかわすしかない!キック判定失敗しねえかなあ

/nd n3,4[s] #カトンランスキック,1+1火炎、弾き飛ばし*2発
3d6>=4[=6] = (4,5,2 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0)
+4d6>=4[=6] = (2,5,4,5 :成功数:3 , サツバツ![=6]:0) ※両成功

NM:2,2弾き飛ばしだ

チイーッ

そううまくはいかなかった!
フィアレスの後ろには壁があるため、一発でも当たると弾き飛ばし&激突ダメージ1追加されて合計3ダメージ。つまり…0になる!
ここを…ッ、ここを乗り越えればスシが食えるんだ…パワー=サンに繋げてこの自分をニンジャスレイヤーだと思い込んでいる異常者を成敗してもらうんだ……ッ!ウオーッ!


/nd n2,2 : 2d6>=4 = (2,1 :成功数:0)
+2d6>=4 = (4,6 :成功数:2) 合計値:2

ニメンタイ

guwa---------------------ltu
後半の回避ダイスは払い戻しになるが、ここで激突ダメージ回避失敗すれば…死ぬ!!
どうする!!

「ハハハハ!逃げても無駄だぞ!」ニンジャスレイヤーはサディストめいて顔をゆがめフィアレスを追い詰める!
「そのモータルと同じ運命をたどれ!ィイヤーーッ!」 ヤリめいた炎のランスキック!アヤウシ!フィアレス!!
フ:「しまっ…」ウカツ!焼けるモータルに気を取られて回避が間に合わぬ!


「キェーッ!」
NM:その時だ!どこか高所より矢が飛来!!

!?

!?
何が起こった…んだ!?

「バカナーッ!?」ランスキックをインタラプト!!

※/nd h1 #アンブッシュ回避 : 1d6>=5 = (1 :成功数:0) 合計値:0

NM:ダメ!!所詮セイジか。(ボスの体力が8に減少)

「グワーッ!!こ、これは!?」 当然、フィアレスはこの隙に窮地を脱せるだろう。

PL:一体なにが
PL:ウオーッ逃げるんだよォーッ
PL:もしや・・・イッキウチコワシが!?

何故ナガユミ射撃が…

というわけで突然矢が飛んできたので、フィアレスはなんとか死なずに済みました。先程のランスキックも全回避扱いにしていいそうです。サンキューNM フォーエバーNM

NM様の温情をいただいたフィアレスがスシ持って離れる間、ランキング8位のセイジはIRCに届いたメッセージに対し何故かめちゃくちゃキレ散らかし始めました。だがそんなものこちらが頓着してやる義理無し!(by NM)
パワー=サンが鬼に金棒を使用して、攻撃難易度HARDでノダチ二連撃です。

/nd h6,6[s] : 6d6>=5[=6] = (2,5,4,1,1,2 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0)
+6d6>=5[=6] = (3,5,6,3,1,6 :成功数:3 , サツバツ![=6]:2)

PL:3ダメ、3ダメ+サツバツ
NM:あのさぁ
ええい!ニンジャスレイヤーを舐めるな!

/nd n1,2 #俺はニンジャスレイヤーだぞ!!: 1d6>=4 = (2 :成功数:0)
+2d6>=4 = (5,2 :成功数:1) 合計値:1

NM:サツは避けたのでニンジャスレイヤーだ!

セイジの体力は残り5になった

サツを避ければニンジャスレイヤーなのか…。


◆4ターン目◆

サツを避ければニンジャスレイヤーらしいので、ターン回転直後のアンブッシュ(ナガユミ)に被弾したセイジは未だニンジャスレイヤーを名乗ることができます。この体たらくにはさすがの周囲も

NM:ホンマお前…
PL:サツは避けても矢は避けられないニンジャスレイヤー
PL:ニンジャスレイヤーは射撃戦に弱い!
NM:そんなんだからニンジャキラーどまりなんだよ

などと非難の嵐です。まあ真の忍殺じゃないし

で、4ターン目1回目手番のセイジは、ダイスロールの結果パワー=サンを狙いました。結構な確率でパワー=サン狙われてるな…。
しかしサツバツなどない2ダメ×3、パワー=サンも一発被弾したもののカウンターで反撃!いやあ強い。パワー=サンはまさにパワーの権化な。

とても攻撃食らい続けてるとは思えないほど元気なパワー=サン、高笑いしながら「もっともってこんかい!」と敵を蹴り飛ばし、セイジは「なぜ誰も自分をニンジャスレイヤーと認めないのか」と怒り散らしています。まあ今までの体たらく見てたらそりゃあね

とここで突然のNM宣告!

NM:なんかぁグリムリバー=サンのことワクワクさせられてないっていぅかぁ
NM:この後殺しに行く
PL:まって?
NM:さっきのようにカトンキックが止まると思うなよ、背景の炎の中に蹴り込んでやるからな

殺意

名指しで殴る宣言だァーーッ!
実際ターゲットダイスでほとんど狙われてなかったとはいえ…。

しかしグリムリバー=サンも黙って殴られてくれるほどお人よしではなし、側転失敗のリスク+側転後の行動難易度増加による発動U-hardのリスクを両脇に抱えてシコ攻撃を当てるという賭けに出る!ガンバレグリムチャン!

側転:/nd h5 : 5d6>=5 = (5,3,2,2,4 :成功数:1)

PL:ギリ成功!
NM:ナニーッ!? ならばUHを振るがいい!!

シコ発動:/nd u12 : 12d6=6 = (2,6,4,5,2,5,1,4,5,4,3,5 :成功数:1)

PL:66は無しだけどギリっギリ成功!
NM:バカナーッ!?俺が振ったら失敗するのに!!

リスクを乗り越えた!!えらいぞグリムリバー=サン!
あとはセイジが体力2ダメを食らうか食らわないかで勝負が決まる。しかし回避ダイス2ダメもあるので正直使えるダイスはそう多くない。
というわけでNMは1ダイスで回避!

NM:喰らったら終わる!えーとえーと

回避:/nd n1 : 1d6>=4 = (2 :成功数:0) ※食らってる

PL:終わっとるが
PL:…
NM:セイジ野郎!!

所詮セイジ

はい
というわけでセイジ君の元へやってきたのは…

髪:「……アアアアアアアアーーーッ!!」 彼方から響くグリムリバーの叫び声。彼女は……巨大な毛玉ボールと化して転がってきたのだ!!

NM:ワッザ!?
PL:ここで毛玉ボール登場

髪:CRAAASH! その勢いのままにニンジャスレイヤーに衝突!

ストライク!

巨大な毛玉ボールと化したグリムリバー=サンだった!!
ここでちょっとオモシロイ・アトモスフィアが付与されたの良かった

華麗なストライクを決められたセイジは見事に吹っ飛び、周辺のビル壁に激突させられました。奴の体力は最早0!窮地も窮地!このまま戦ったところでどうにかなるわけでもなし!
さすがの自称ニンジャスレイヤーもあえなく倒れ――

「俺は……」
「俺が……!!」



6,ニュー・ニンジャスレイング・エンペラー…?


①◉◉◉◉◉◉◉◉狂気:ニンジャスレイヤー


「俺がニンジャスレイヤーなんだァAAAARRRRGGGHHH!!」
の絶叫と共に爆発的カトンを纏うセイジ!!

なんとここで第二形態です。「なんかよくわかんないけど変なフレーバーだと流していたツケ」(by ハム=サン)を払うのか…ここで!

◆新生忍殺皇帝(オレがしんのニンジャスレイヤーだ!):
・『種別:精神攻撃』の効果に対する『回避判定』または『抵抗判定』に失敗した場合、
シナリオ中1回限り、その振り直しを行える。
・シナリオ中1回限り、戦闘中に【体力】0となって『気絶状態』に入った瞬間に、
『ラスト・ニンジャスレイヤー・スタンディング』状態に入れる(これを『ニンジャ耐久力の発露』
より前に発動することはできない)。


◆ラスト・ニンジャスレイヤー・スタンディング状態

・『気絶状態』による『移動不能』と『精神集中不能』を無視する。
・カイシャクを受け付けない。
・行動難易度、回避難易度+1、全ての攻撃が連続攻撃+1
・HYPER不如帰がイニシアチブの半分時ではなく、1度目の行動後に発生する。ようは純粋な
2連続行動になる。
・2連続行動時、必ず同じ相手を殴る。殺意全開忍殺マン!
・『ニンジャ耐久力の発露』は通常どおり行われる。
・これらの効果は【精神力】がマイナス値となった瞬間に失われる。

この状態に入った場合、その時点で受けている『拘束状態』などの他の全ての『状態異常』
『欠損』は自動的に解除され、回避ダイスも最大に回復する。

なおスキル詳細な

パ:「おぉ、グリムリバー=サン助かったぞえ・・・っと。こちらも盛り上がってきたようじゃのう!」
フ:「アイエエエエ!?」スシを抱きしめながらフィアレスは飛び上がる!「な、な、何なのよ!!」

はよスシを食え

グリムリバー=サンが突っ込んできたと思ったら、敵が叫んで大炎上(物理)していた。あまりにもハチャメチャなイクサになってきました。
とはいえセイジはすでに1回目の手番が終わっているので、ここからはNM曰く「カトンランスキックがたった3回飛ぶだけ」とのこと。殺意全開忍殺マン!(勇気100倍アンパ〇マンのノリで)

NM:よくも轢いてくれたな毛玉野郎!!ワールドカップのゴールに炎のシュートしてやる!!
PL:相手のゴールにボールをシュゥゥゥーッ!!
PL:超!エキサイティン!
PL:しかしセイジがエキサイティンしたらマジでヤバイので鎮まってほしい

PLも盛り上がってきた

ちなみに上記のスキル詳細に「回避ダイスも最大に回復」とありますが、NM曰く今回に関してはナシとのこと。つまり残り6ダイス!シコ攻撃を食らったので2個マイナスの…4ダイス!!

NM:4? 十分だが!????
PL:漢気!!
NM:マケナイガ????
PL:漢気!!!
NM:とにかくグリムリバー殺すべし!!!!
PL:キックオフ!

/nd n2,3,3[s] #集中カトンランスキック,1+1火炎、弾き飛ばし*3発 : 2d6>=4[=6] = (2,1 :成功数:0 , サツバツ![=6]:0) ※失敗
+3d6>=4[=6] = (2,2,5 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0)
+3d6>=4[=6] = (6,3,3 :成功数:1 , サツバツ![=6]:1)

全部6だせばいいからね(by ヒフミ=サン)

セイジ君?
(しかも直後のグリムリバー=サンの回避でダブルカウンター食らってました)

というわけでセイジの精神力は9から7に減少。※今は精神力が体力変わり
このままフィアレスも攻撃を続けたい!…ところですが、まずはスシ食わないと次はないと思うので移動⇒スシを食らうことにしました。まあ次の手番パワー=サンだし彼女ならやってくれるはず!

髪:「ヒッ……いきなり何……怖……」 グリムリバーは困惑しつつも、咄嗟に毛玉の密度を上げ、触腕めいて伸ばした髪で瓦礫に固定!迎撃!
「AARRGGH!!」獣めいてソウル暴走状態!だが強固にアンカーを固定したグリムリバーを蹴り飛ばせぬ!!
フ:(よく分からないが…これは気を引き締めないと今度こそ死ぬ…)フィアレスは敵の暴走に気圧されかけながらも、なんとか距離を取ってスシを補給した。(次は…ウカツしない!)

NM:(PLに手番であるとメンションを飛ばしつつ)どうした。怖いのか?
PL:kinokoなんてこわくねぇ!ぶっころしてやる!

名指し

ウオーッ!イケーッ!

/nd h6,6[s] : 6d6>=5[=6] = (2,6,5,1,4,3 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1)
+6d6>=5[=6] = (3,6,2,1,4,6 :成功数:2 , サツバツ![=6]:2)

NM:あのさぁ
NM:あのさぁ!!!!

殺意満点ノダチマン

いやー素晴らしいなヒフミ=サンのダイス運は!
NMから「ダイスデーモン」と呼ばれるだけはある(そして討伐に巻き込まれかけるPL)(正直面白かったです)

だがNM…もとい新生忍殺皇帝も負けるわけにはいかぬので、ダイス4個でこの暴力的攻撃を全回避すると宣言。いけっ忍殺!ここで回避できれば真のニンジャスレイヤーを名乗

/nd h2,2 #だよな!ニンジャスレイヤー=サン!
: 2d6>=5 = (5,4 :成功数:1)
+2d6>=5 = (1,4 :成功数:0)※サツバツ被弾

NM:ちがったわ
PL:ちがうんかい
PL:偽のニンジャスレイヤー

悲しいなあ

そして偽のニンジャスレイヤーは急所破壊を食らい、体力4点+精神2点…つまり一気に6ダメージも食らったので残り精神力は1です。

なおその時のNM=サンがこちら

NM:7>2!!
いやまった
精神2ダメ?????
6点?????
7>1????????????

PL:残り精神1点ですね

無慈悲宣告

◉憎悪:ダイスデーモン付与されてそう


②皇帝討伐

パ:「カカッ!ワシはまだまだ気張れるぞえ!」スシを喰らいながら、カトンの胴体を抉るノダチの一撃!
「AARRGGH!!」なんたるビッグ金棒暴力か!!狂乱状態のニンジャキラーでさえ大きく怯む! だが抉られた傷口から噴火めいて大量の炎!!まるで燃え盛る獣だ!!

髪:「フゥーッ……」毛玉姿勢を解き、ヌバタマがカラテを構え直す。 「うん。やろう。ここで、倒そう。」

フ:(す…スゴイ!)離れた場所でスシを口に放り込みながら、豪快にノダチを振るうパワーのイクサぶりに感動する。
(ニーズヘグ=サンがあんな風に楽しそうに戦うって聞いたことあるけど…パワー=サンもそうなんだ!)(アタシも見習わなきゃ…!)
その目は純粋なソンケイに輝いていた

フィアレスの憧れが一つ増えた瞬間であった


◆ラストターン◆

残り精神1なら一発食らったら死。泣いても笑ってもラストターンです。
敵の初動は回転蹴りでパワー=サンとグリムリバー=サンを殴り、続いてランダムダイスで選んだPC一人を攻撃する…とのこと。
さあ運命のダイスロール!

/nd d3 #誰でもいいから殺すべし!! : 1d3 = (2)

NM:フィアレス!!
私:あのー
PL:ブッダふざけんなよ!!!
PL:ブッダは血に飢えておる・・・
NM:しかし回転蹴りの範囲外とは運がいいな…

本当にな

俺じゃねえか!!!
直前のターンで逃亡重点してなかったらヤバかった

というわけで最初の回転蹴りは通常通り、フィアレスへの攻撃は即応ダイス6個突っ込んだカトン強化滅多蹴り4連撃となりました。アイエエエエ!!
フィアレスはスシを食ったので今の体力は6だが…4連撃は普通に死ぬ!

NM:ワクワクを受け取って!
PL:もう散々受け取ってるよ!!!
NM:なお本来1度しか回れない回転蹴りも、分割し2連回転になっている。
二人にもちゃんとワクワクを上げるよ!!
PL:バカナー!?
NM:行くぞ!!!!!!

湧苦湧苦

まずは回転蹴りだ!!

/nd h6,6[s] #集中回転斬撃強化つき強化回転蹴り(回避4消費),1+1火炎*2発
: 6d6>=5[=6] = (2,6,3,5,2,2 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1)
+6d6>=5[=6] = (3,3,6,2,6,5 :成功数:3 , サツバツ![=6]:2)

NM:2*3回避ハード!

急に本気出すセイジ

この時点で計6ダメージが飛んでくる!
マジでフィアレスこの場にいたら終わってましたね


そして…フィアレスへの滅多蹴りだ!!

/nd u3,3,3,3 #カトン強化滅多蹴り(回避3消費),1+1火炎*4発
: 3d6=6 = (6,5,3 :成功数:1)
+3d6=6 = (3,5,1 :成功数:0) ※失敗
+3d6=6 = (4,6,3 :成功数:1)
+3d6=6 = (3,5,5 :成功数:0)※失敗

PL:^^
NM:所詮セイジ

セーーーーフ

セイジが力尽きかけたおかげで2×2で収まった!
これで仮に両方ヒットしてもギリギリ持ちこたえられるな…。

だけどこれでもしフィアレスが回転蹴りの範囲内にいた場合、2ダメージを連続5回食らっていたことになるので本当に助かりました。
そしてさらに上記の回転蹴りがU-hardでなくHARD判定だった場合も、上記の出目なら全部成功されていたので2×4ダメージ…。

つまりMAX2ダメ×7=14ダメージ(時間差)が飛んできていた!!!
いやあTRPGってどこでどう展開が変わるか分かりませんね…。

なお最後の滅多蹴りについては

NM:あのさぁ!!
ほんとはここでアドブ切って集中して
ハードでやるつもりだったのに!!
そこのダイスデーモン野郎が!!!!

むしろダイスエンジェル

とのことだったので
この世にはダイスデーモン様のおかげで助かる命が…ある!

「AAAARRRRGGGHHH!!」
ニンジャスレイヤーは全身の傷口から炎を噴き出しジェット火砕流めいて破壊をまき散らす!! その脅威は回復を図るフィアレスにも飛ぶ!躱すのだ!!

パ:「カカカッ、気迫はよいが精彩に欠くのぅ?」とノダチで破壊を逸らす!
髪:「AAAAARGH!!」 髪の巨人が吼える!その身を盾に、恐るべき破壊からグリムリバーを守り抜いた!
フ:(来た!!)先程のフィアレスならおそらく食らっていた、しかしスシを補給した今は…違う!
「イヤーーーッ!!」カラテの連打!連打!見境なく襲い来る業火を撃ち落とす!

「AAAARRRRGGGHHH!!」一人も殺せぬ!ニンジャスレイヤーはニンジャを殺す者ではなかったのか!??なぜ!?

ちなみにPC全員回避成功しました

さてこのターンのボス手番は全部終了しました。あとはPC三人の誰かが一発当てればヨシ!
といっても最初に行動するのはグリムリバー=サン、彼女は例の如くシコ攻撃持ちなのでGシコをぶっぱするだけで回避と体力ダメージが飛んできます。

/nd h12 : 12d6>=5 = (1,5,4,6,1,6,5,4,4,2,4,6 :成功数:5) 合計値:5
PL:回避3点、体力3点!

当たれば勝てる!

さあどうするセイジ!!このあとスリケンも飛ぶ予定だぞ!

NM:ハァーッ!ハァーッ! 残り回避が2、精神1
NM:Uハードでシコをよけ、さらにスリケンもハードで避ける!!
PL:ウオオーッ!?
NM:ニンジャスレイヤーはそれができる!!





回避判定:/nd u1 : 1d6=6 = (2 :成功数:0)

NM:まぁできないのでこいつはニンジャスレイヤーではないですね。
PL:はい

はい

はい

フィニッシュムーブ!!


③ニンジャスレイヤー・ドットコム

髪:「……フィアレス=サン、この間、カラテ、教えてくれてありがとう。私も、ちょっとできるようになったんだ」 黒髪がニンジャスレイヤーの……ニンジャキラーの足を止める。歩み寄るグリムリバーの髪が拳めいて握られ……
「イヤーッ!」 振り抜かれた!

「AARRGGH!!」ニンジャスレイヤーは、狂乱のままにその拳に襲い掛かり―――

「アバァーーーーーー…………

「サヨナラ!」

遠くの空で爆発四散!
◆戦闘終了な◆

キランッ(効果音)

ニンジャスレイヤー討伐…終了!!
フィニッシュムーブでフィアレスに教えてもらったカラテを実践してくれるグリムリバー=サンに山盛りクッキーをあげたいね

こうして胡乱と狂気に彩られたイクサは一旦の終息を迎えました。
周りにまだ炎とモータルが散らばる中、三人のニンジャ娘達が集まります。

髪:グリムリバーはヌバタマを解き、フィアレスに駆け寄る。 「ダイジョブ?スシ、もっと要る?まだモータルいる※と思うし……」

フ:「………」グリムリバーのカラテは、自分のスタイルとは異なるし、ごくごくシンプルなカラテだ。 それでも彼女のカラテは…
フ:「グリムリバー=サン!アタシはまだ、人のカラテ評価できるようなスゴイニンジャじゃないけど…でも、すごくあなたらしいカラテだと思う!」
「きっと練習頑張ったから倒せたのよ」「これからもガンバッテ!」

パ:「うむうむ、全員生き残ったのじゃから上出来じゃわい!」

髪:「うん。……がんばる」「パワー=サンも……ありがとう。その……最初、あなたのこと、コワイ人だと思ってた。ゴメンナサイ」

パ:「まぁ?ワシのカラテに恐れおののくのはしょうがないところもある故?許してやるわい!ワシは寛大じゃからな!」とかんらかんら笑う

フ:「パワー=サンのカラテ…すっごく強くて、すっごくステキでした!!」「パワー=サン見てたら、アタシもまだまだ力不足だなって…」「いつか、パワー=サンみたいに力強いカラテできるようになりたいですっ」完全に師匠に憧れる弟子ムーブである

パ:「よいぞよいぞ!もっとワシを褒めるがいい!」ハナたかだかー


NM:死線をともにしユウジョウが育まれていますよ、ナナチ。感動的ですね
PL:ユウジョウ!ザイバツニンジャだって王道成長ストーリーがしたい!

※「まだモータルいるし」ひでえ!!(by kinoko=サン)


やっぱりモータルの命は羽より軽いのだなと噛み締めつつ、オオモノミニンジャ達はワイルドハントの元へ向かうのであった――

キンボシ・オオキイ!キミたちは見事ニンジャスレイヤーを倒したのだ!
ボーツカイの信号は、ロストしている。残念だ、おそらく到着したときには既にやられていたのだろう
だが仇は討った!戻ってワイルドハントに報告だ!

ユウジョウ深めたオオモノミのキミたちはワイルドハントの待つ拠点へ凱旋した!

やっぱボーツカイ=サン死んでるやんけ

◆◆◆

NM:拠点にはPVCテープで補強した戦略チャブと、浮かない顔のワイルドハントの姿。どうしたのだろう。

フ:「ただいま帰還しました…アレ?」「ど、どうかしたんですか…?」
パ:「大丈夫かえ?スシ食べる?」
髪:「戻りました。ニンジャスレイヤーは真のニンジャスレイヤーで……。……?」

パワー=サンがうっかりぶっ壊したからねチャブ

ワイルドハントは相変わらず表情も顔色も優れない様子。スシを食うかと気遣うパワー=サンのやさしさがひかる。
そしてワイルドハントが重々しく口を開くと、まさかのマタグラユニコーンとモスキートが3人のニンジャスレイヤーに囲まれて殺されたという衝撃情報が!なんだこのツッコミどころの多い情報は!!

「お前たちが倒したニンジャスレイヤー二人組、さらに8位と抜かしたのか。つまり、馬鹿げた話だが、ニンジャスレイヤーは、組織なのか?
フ:「組織…?」フィアレスは先刻撃破した二人のニンジャスレイヤーを思い出す。「えーっと…そこはよく分からなかったですけど…ポイントがどうとか言ってたような…」
パ:「ふむ。まだいるのか・・・だが8位であれなら、それ以下のやつらは正直有象無象ぞえ?」
髪:「……モスキート=サンが……?」先のイクサで見た、モスキートの姿を思い出しかけ、やめた。

賢明!(by kinoko=サン)

まあモスキートに関しては壁に張り付いて達したりしてたから思い出さない方が良いわな

謎が謎を呼ぶ「ニンジャスレイヤー」の正体。4人がどうしたもんかと頭を抱えている(多分)と、手練れめいて油断ならぬアトモスフィアを漂わせるニンジャが入室。その名は…

「ドーモ、ブラックヘイズです。アンバサダー=サンからの密書を届けに来た」 そのまま懐からマキモノ、そしてオリガミメールを取り出し、ワイルドハントに手渡す。

ブラックヘイズ!!固ゆで・アトモスフィア漂うイカした旦那です。
葉巻に火をつけ…たけどグリムリバー=サンを気にしてすぐに火を消してくれる、さりげない振る舞いも素晴らしきかな。
まさにダンディズム溢れる大人の男ニンジャを前に、三人はというと…

フ:(ちゃんとやめてくれるんだ…)ちょっと好感度が上がった
髪:「おお……紳士……これがダンディ……」グリムリバーは目をかすかに丸くする。
パ:「ワシ的にはもう少し筋肉があったほうが・・・」

ここでフィアレスは紳士・男前ムーブに弱いという設定が生えた

男前ニンジャの品評会が始まりかけていた
※なおNMは誰もニンジャスレイヤーのことを聞かねえので困ってた

:ワーッヘイズの旦那だ!うれしい
:ヘイズいいよなあ
:固ゆで・アトモスフィアがたまらん・・・
:フィアレスはこういう紳士ムーブとか男前ムーブに弱いという設定を今生やした
:初恋泥棒されちゃうやつだ・・・
:サラマンダーと蛇殿に憧れるくらいだからハードボイルドのナイスガイに心動かぬわけがあるまいて
:グリムリバーからも高評価 初恋というよりはこいつ顔が良い推せるくらいの感覚?
:パワー、筋肉ダルマをソンケイしている故に筋肉量で判断しているところはあるな・・・
:レッドゴリラ=サンの筋肉量に敵うニンジャはまあ限られるかもしれない 筋肉があればあるほど強い!

実況チャンネルより

まあPL達もこうして盛り上がるだけの魅力あるキャラだからね、仕方ないね


ワイルドハントは密書マキモノを読むと、なぜかトイレにこもってしまいました。相当トンチキな内容が書かれていたのでしょうか。今更だが。
しょうがないのでフィアレスがマキモノについてヘイズの旦那に聞くも、彼は傭兵ゆえに余計な詮索はしていない。つまりマキモノの中身は誰にも分かりません。そこでグリムリバー=サンがぽつりと「ニンジャスレイヤー」の名を出したところ…。

手持無沙汰だったブラックヘイズは、その独り言を拾ったのか、不意に言葉をつづけた。
「ニンジャスレイヤー?なんだ、罪罰=サンも連中に手を焼かされているのか」

ようやく話が進んだ

何?
ブラックヘイズはニンジャスレイヤーを…知ってる!?

そういうわけで不意に忍殺の手がかりを得た三人は、ブラックヘイズから以下のような話をされました。

ニンジャスレイヤー。ニンジャを殺す者。ニンジャを知らないモータル世間から言ってしまえば、これは金星人ハンターやドラキュラキラーのような馬鹿げた名前だろう?」
「だから、なんだ。流行った
「あれは完全にミームとなり、今やネオサイタマのあちこちでニンジャスレイヤーを見るようになった」
「そして、それに目を付けたどっかの阿呆が妙なサイトを立ち上げた」

「それがニンジャスレイヤードットコムだ」

髪:「……………………なんて?」 宇宙の深淵を垣間見た猫めいた表情でフリーズ。
フ:「ニンジャスレイヤードットコム」わけもわからず復唱!

何を言うとんねんという内容ですが事実です


ニンジャスレイヤードットコム??

「ニンジャスレイヤードットコム、要はアダウチ専門の傭兵サイトだ。始めは恨みつのる快楽殺人者を見つけ出して殺してほしい、親の仇を討ってほしい、そんな依頼ばかりだったようだが、やがて復讐の対象がニンジャになり、当然のように登録できる傭兵もニンジャだけになり」

「今やどうやっているのか知らんが、ネオサイタマ中の”オイタの過ぎる”ニンジャは賞金首めいてサイトにさらされている」

そういうとブラックヘイズは自分の携帯UNIXを操作し、キミたちに見せる。

『ニンジャスレイヤードットコム』

あなたは12154123025451人目の訪問者です!

なお訪問者数はDDos攻撃が過去に何回かあり、それでめっちゃ増えた。

桁数よ

なんか急に胡乱が生えてきた
最初のランダムイベントフェーズも十分胡乱だったけどさあ!

「ふむぅ・・・そのミーム発生源は誰なのかえ?」
「わからん。いつの間にかIRC上で蔓延し、このザマだ」
スクロールすればランキングだの、ポイント交換だの、殺忍対象手配だの。
8位は同ポイントが5忍ほどおり、ひとりはあのニンジャスレイヤーだ。
だが「規約違反により資格はく奪処分な」の文字。
違反内容は、【◉◉ニンジャソウルの闇×2は流石にニンジャスレイヤーとしてダメ】

それはそう

まあ奴がニンジャスレイヤーとして登録できた事実がまずクレイジーだが

フ:「あ、ポイント!アタシ達が倒してきた奴もポイントがどうこう言ってました!」
パ:「これワシらもポイントげっとしたんかのぅ」
ヘイズ「登録審査が通れば、お前も今日からニンジャスレイヤーだぞ。そうしたいかは知らんがね」
フ:「じゃあ…あいつらもここに登録してて、それでアタシ達を見つけた…とか?」
ヘイズ「さてな、やたらとニンジャに関する諜報に長けているのか、連中の言う邪悪なニンジャはすぐに掲載される」

NM:そして殺忍対象手配にはキミたちの情報もある。
【罪状:組織的ネオサイタマ放火犯】

フ:「あ……ヤバイ!アタシ達の顔とか名前とか色々出てる!!」
髪「……このサイトを運営してる人がいるはず。それを見つけて殺せば、ニンジャスレイヤーはいなくなる?」
へイズ「似たようなことをした連中はいたぞ?最重要指名手配されてニンジャスレイヤーの大襲撃にあって死んだがな

パワワード

ニンジャスレイヤーの大襲撃
悪夢みてえなフレーズだあ…。

フ:「ネオサイタマ放火…って、あの日の出撃のこと言ってるのかな」「だからあんなに…」
NM:しかもだ。もはや掲示板サイトが勝手に自治をやりはじめた有様なのだ。つまり、犯人がいない。
ミームがネオサイタマを浸食している。

忍殺ですよろしくおねがいします


えー、先程からお前は何を言ってるんだと言いたくなる話が繰り広げられていますが、上記全てセッション内の実際の発言なのでこちらからは何も言うことがありません。
とにかく何者かが「ニンジャスレイヤードットコム」というサイトを作り、仇討ちしてくれる傭兵の紹介を始めたところ、なぜか次第にニンジャを殺すニンジャ向けサイトに変貌したというわけです。そう考えるとニンジャスレイヤーという名前も別に間違ってはない…か?

こんなトンチキ胡乱話を聞かされ続けたせいか、パワー=サンもさすがに自力で解決案を出すのが難しくなってきた模様。ここで彼女のニューロンに降臨するは…偉大なる何暴メソッドの考案者!

パ:「うむむむ・・・厄介じゃのう。どうすれば壊滅できるのじゃ・・・教えてくれ、レッドゴリラ=サン!」

レッドゴリラ(来た順に殺せばヨシ!)

パ:「ここにのっている全員殺せばよいのじゃな!」

面倒は殺すに限る!(by レッドゴリラ)

ニンジャスレイングの無限回廊と化しそう

ただ、サイトの壊滅を目論めば忍殺の大襲撃に遭い、登録してる傭兵を追いかけようとしてもゴンベモンめいてニンジャスレイヤーを名乗るので正体が掴みづらい。「今のネオサイタマの闇はちゃんと名前を名乗るヤツとニンジャスレイヤーの二色」というのはブラックヘイズの弁です。もう宇宙猫顔の次元越えてるよこちとらよ

ただこのサイトのおかげでネオサイタマの治安は3%向上しているらしく、完全に不要なクソサイト(暴言)とも言い難いのが難しいところ。どうしたもんかと思っているところでトイレからワイルドハントが帰還!

髪:「深刻なニンジャスレイヤー問題……社会……シーライフが……」目をぐるぐるさせている。情報過多だ。
フ:「あ、オカエリナサイ」「あの…何か良くないことでも書いてあったんですか…?」

「ヌゥーッ……!」
ワイルドハントは頭が痛そうに、そして申し訳なさそうにキミたちを見渡し。

すごく

すご~~~く

胃が痛そうな顔で

「お前たちに、ニンジャスレイヤーになってもらう必要がある」

そう言った。


フ:「エ」
髪「……え?」
パ:「・・・登録審査に通るしかないようじゃな」

………………?

◆◆◆

「チィ!なんだってこんなところにアババーーッ!!サヨナラ!!」
ネオサイタマの路地裏。
今もまた快楽殺人ニンジャが一人、ニンジャスレイヤーの手で殺された。
「ニンジャ、殺すべし!」


そのニンジャスレイヤーは、豊満であった。


◆ワット・イズ・ニンジャスレイヤー?◆


◆第三話へつづく◆


7,おわりに

以上が第二話【ワット・イズ・ニンジャスレイヤー?】の感想記となります。オツカレサマドスエ!
最初から最後まで胡乱7割くらいだった気がしないでもないですが、セイジ戦は普通にヤバイ場面もあったので気が抜けねえ!近接重点のメンバーが多かったのもあって殺し殺されという感じでした。

忍殺のキャラシ内の記述(例:狂気8個)といい、ダイスの出目が引き起こす面白ワールドといい、kinoko=サンの個性が存分に発揮された卓だったんじゃないかと私は思っています。いや決してNM=サンの出目運がどうこう言いたいわけじゃないんですけどセイジがセイジすぎたもんでつい
あとはあれですね、NMにダイスデーモンとすら言われるヒフミ=サンの出目6率の高さでしょうか。他のPLも同氏のダイス運の良さは周知しているようで、実況チャンネルで胡乱話が生えてきたのもその共通認識があるからだろうなと思っておりました。いや~面白いな~~

でも実際、人によってダイス運の偏り(ボスを動かした時の出目が冴えがち・肝心な時に必ずサンメンタイを出す・サツバツ6に被弾しがちなど)はあると思うんですよね。私も「攻撃する時なんか妙に6出してくるPC」「サツバツで脚部破壊しか出さないPC」「絶妙に出目が1つ足りないPC」「忍殺やると無駄に1ダイスで生き延びるかPCに対し試練の出目を出す」などの前例があります。NMやってる時にボスの回避冴えるのは戦闘長引く原因になるので勘弁してほしいところですが…。

このCPサーバーでは別日に同じシナリオを別のPC構成でやってますが、どの卓もそれぞれ展開が異なってくるのでまたタノシイ。第三話のメンツは果たしてどうなるのか?そもそも第三話のシナリオはどうなるのか?NMの温情で死を免れたフィアレスは今度こそ生きて帰れるのか?

その辺に期待しながら、次のメインストーリー更新を待とうと思います。
NMのkinoko=サン、同卓してくださったヒフミ=サンとハム=サン、改めてありがとうございました!!
あとこんな長い感想記事を読んでくださったそこのアナタもありがとうございます。それだけ盛り上がっていたのだということで一つお願い致します。次回もヨロシクオネガイシマス。

2024.9 がーねっと



◆おまけ◆

・第2話(9/24)時点での各PCのステータス
※現在は余暇を経て成長しているので、実際のステータスとは異なる点があります

◆パワー◆

◆PC◆ パワー (種別:ニンジャ)
カラテ  12 体力 27
ニューロン 3 精神 9
ワザマエ 4 脚力 7/UH
ジツ   4 

攻撃/射撃/機先/電脳 12/4/3/3
回避/精密/側転/発動 8/4/2/9


◇装備や特記事項
ノダチ、ゴリラ・インストラクション(レリック)


『●連続攻撃2』
『☆◉踏み荒らし』『☆◉ニオーの系譜』『★◉オニに金棒』
『◉知識:高級嗜好品』『◉知識:伝統的アート』『◉知識:貴族の流儀』


☆巨体化の秘儀lv4
★巨体の怪力

「何事も暴力で解決するのが一番だ」その時、パワーの迷いが消えた!
暴力を振るい傍若無人に振舞うヨタモノ。レッドゴリラ=サンをメンターとして日々力に溺れている
上流階級の貴族子女として育ち、言動の節々に育ちの良さが伺える。
モータルネームはサンゼンイン・ヤチヨ

パワフルな御仁ですが、設定文にもある通り「上流階級の貴族子女」なので決してただの野蛮なヨタモノというわけではありません。実際他セッションでは完璧な礼儀作法を見せたり、貴族として育っていたことが分かる発言がちらほら見受けられます。それでも彼女はレッドゴリラに憧れるのだ!
なおブラックヘイズに「筋肉が足りない」的なことを言ってましたが、レッドゴリラから指令を受けた時には赤面してたので実際筋肉量の多い男が好みなのかもしれない。まあでかくて強い男はやっぱかっこいいからな…。

◆グリムリバー◆

◆PC◆ グリムリバー (種別:ニンジャ)
カラテ  3 体力 12
ニューロン 6 精神 12
ワザマエ 5 脚力 4/H
ジツ   5 

攻撃/射撃/機先/電脳 3/5/6/6
回避/精密/側転/発動 5/5/5/12


◇装備や特記事項
◉ニンジャ存在感のオーラ(魔術的な)


『☆◉暴髪制御(ニオーの系譜)』『★◉ひねりつぶし』『◉◉グレーター級ソウルの力』
『◉知識:悪趣味な服』『◉知識:伝統的アート』『◉交渉:威圧』『◉交渉:超然』


☆巨体化の秘儀lv5
★ヌバタマ・スワンプ(アースクエイク・シコ)
★★ヌバタマ・ストリーム(グレーター・アースクエイク・シコ)

異常な長さの黒髪を備えた少女ニンジャ。髪を操作する奇妙なジツ、ヌバタマ・ジツを持つ。
戦闘時には束ねた髪でビッグニンジャめいた巨躯の怪物を作り出し、身を守る盾や鎧、
あるいは触れた相手を絡め取る罠としても使う。
ソウルは一種の暴走状態にあり、髪は切られてもすぐさま伸びる。暴走をある程度制御しているため、
際限なく伸びたり意思に反して味方を巻き込んだりすることはない。
モータルネーム:アカネ・コマチ。

第一話に引き続きグリムリバー=サン。フィアレスと一緒にカラテトレーニングをがんばってくれたみたいで私はとても嬉しいです。
甘いものが好きで結構な食べっぷりを見せてくれるニンジャですが、本人はかなり細身。多分フィアレスよりもスシが食える。実際出撃前はスシをたくさん食べて体力を3増やしていました。どっかのお菓子食って飯が入らないニンジャとは大違いだぜ!今後もたくさん食べて成長してほしいです。

◆フィアレス◆

◆PC◆ フィアレス(種別:ニンジャ)
カラテ  6 体力 9
ニューロン 5 精神 5
ワザマエ 9 脚力 4/N
ジツ   0 万札

攻撃/射撃/機先/電脳 6/9/5/5
回避/精密/側転/発動 9/9/9/5


『◉レッサー級戦闘系ソウルの力』『◉頑強なる肉体』『◉◉タツジン:ボックスカラテ』
『◉特殊近接ステップ』『◉空中殺法』『◉トライアングル・リープ』
『◉交渉:威圧』『◉交渉:共感』『◉知識:ファッション』


戦闘系ソウルなのでジツもサイバネも持てない。一人称は「アタシ」。モータル年齢25歳。
今回のセッションを経て、パワー=サンのカラテに憧れを抱いた。男前ムーブに弱い。

前回から変わったのはワザマエくらいですね。しばらくワザマエを伸ばし、名声10になったらリビルドでカラテ重点にする予定です。(今回のCPはリビルドが許可されている)そうすればサツバツも出せる!
私は元々カラテ重点ビルドを好むのですが、ワザマエで発動できる精密ジャブ連打(ボックスカラテのスタイル)の手数に惹かれてそちらを優先しました。でもやっぱりサツバツが出してえんだ俺は…体力も欲しいんだ…。

最近「このCPの育成ルールだと戦闘級が十分に発揮できないのではないか」と思い始めた


・セッション終了後の与太話

①個人的にこの会話がすごく好きなので勝手に紹介します

NM:本当にオツカレサマ……ワクワクを届けられたかな?
PL:ダイスデーモンもといエンジェル様がいなければ死んでいた楽しかったです!!
死の瀬戸際に立たされるのは恐ろしいと同時にワクワク(錯乱)が味わえますね
PL:基本常に生きた心地がしなかったワクワクが止まりませんでした!
PL:ボクの名前は湧苦湧苦さんだよ!今日はみんなでニンジャスレイヤーTRPGをやろう!
PL:ゴロリ(ダイスが転がって1を出す音)
PL:じゃあハッカーニンジャでレーザーぶっぱするね・・・
NM:キェェェェェ!!

ゴロリで駄目だった

※なおこのCPでは★◉サモン・オービタル・レーザーは禁止されています
観光都市を破壊してはいけないのだ!
(どうも別CPではレーザーが猛威を振るいすぎてヤバかったようです)


②スキル名の謎

チラ見せしたセイジ(カトンスレイヤー)のキャラシに「◉◉滅多蹴りとランスキック」と書かれていたのを覚えてらっしゃいますでしょうか。
本来なら◉ランスキックと◉滅多蹴りで独立してるスキルですが…。

えーこれはですね

9/24時点ではセイジが◉ランスキック持ってなかったんですね~~
じゃあグリムリバー=サンやフィアレスが食らったランスキックは一体…?

これは24日中は誰も気づかず、翌日別メンバーがセッション中に指摘したことで初めて発覚しました。その結果、NM=サンがリアルタイムでキャラシに「◉◉滅多蹴りとランスキック」を書き込んで解決というエピソードが発生したという話です。そんな解決の仕方ある?


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