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⑤診療科オリエンテーション

本日は、器械出し前オリエンテーションについて!

私の病院では、診療科で看護師を固定しません。
オールマイティーにどんな急患が来ても、
誰でも対応出来るようになるという教育方針。

1年目に入れる診療科は、
眼科・口腔・耳鼻科・産婦人科・泌尿器科・脳外科(穿頭)・形成皮膚科・整形(インプラント入れないもの。)など。

オリエンテーションが始まってから、毎日診療科担当の看護師からそれぞれの科の特徴や器械の説明を受けます。デジカメをもって行き、写真を撮って📸
器械の名前とモノを確認できるようにしてました。

とにかく覚える量が多すぎて、
毎日毎日同期と器械の名前を言い合ったりしてました。
看護学校時代に一切学んでこなかった手術道具。
それも診療科によって使うもの使わないもの様々です。

似てる鉗子1つでも、
長さや鈎(こう)の有無で名前が変わるのです。

例えば一見同じに見えるこの器具。

ペアン。

画像1

コッヘル

画像2

図にも書いてある通り、似ていますが、
鈎の有無や、線の有無で名前や用途が変わるのです。

鈎がついてるものは、ガッシリ把持したい時。
(表皮や筋肉など)
ペアンなど鈎が無いものは優しく掴みたい時。
(鈎があると破けてしまう腹膜や、血管を掴んで一時的に止血したい時など)

他にも沢山使用方法は有りますが、、。


手術内容と器具の説明で、1週間ぐらい座学です。
人間の集中力って30分が最適で、それ以降になると眠気との戦いです。なので、座学の部屋の冷房は、
強めに設定して同期10人で寝そうだったら、肩ぶつけあったりして何とか乗り越えました。


そして先輩が来る前に、人数分の椅子を同期で手分けして集めたり、必要な器具を集めたりと。
社会人1年目とししての態度も徐々に学ぶのでした。


長い座学は終わり、次回ついに初の器械だし!

短い!短すぎる!


今回は短いですが、こんな感じで。

頂いたサポートは活動費へ!本当にありがたい話です、期待応えられるように切磋琢磨します🐒。