ザ・ゴールデン大喜利2と札幌で大喜利イベントを開催するということ
ザ・ゴールデン大喜利2
10/14-15にザ・ゴールデン大喜利2というイベントを開催しました!
5月に開催したザ☆ゴールデン☆大喜利の続編イベントです。
まどろっこしいので、続編のタイミングで「ザ・ゴールデン大喜利」という表記に変えました。
なぜ、続編にしたかというと前回来ていただいたお客様に「要はアレをまたやりますよ」というのがすぐ伝わるからですね。
多分ですけど、今後も似たような乱痴気をやるときは「ザ・ゴールデン大喜利」の名前を使う気がします。
逆に似たような内容なのに「ゴールデン大喜利」の名前を使わない時は、何らかの理由があるはずだと思います。未来の自分のことなんでわからないですけど。
前回のゴールデン大喜利と大きく違う点を挙げると
前回は二日で11企画やるという大ハシャギっぷりだったのですが、今回はギュッと絞って5企画にしました。
単純に供給過多なのでは?という気がしたり、お客さんが疲れちゃうよねとか、理由は色々あるんですがともあれ、今回は5企画のみでの開催にしました。
それじゃあ、全体的にパワーダウンしているかというとそんなことはなく
むしろ密度はかなり濃いものができたのではないかと思っております。
というわけで、具体的にどんな企画をやったのか書いていこうと思います。
第二回大喜利あけぼの杯
フリーエントリーの大喜利大会です。
今やすっかり「札幌大喜利界の雄」「札幌大喜利親善大使」と(僕の心の中だけで)呼ばれている及川広大a.k.a.おいちゃんの主催する大喜利会・カイタクの影響で少しずつ大喜利会文化が根付きつつあります。
ですが、私が普段大喜利ライブにお声がけする人と、カイタクメンバーが一緒に大喜利する機会ってなかなか無いので、汽水域みたいな役割もかねて開催しました。
あと東京の六角電波さんと交流を持って、「大喜利会」「大喜利ライブ」とは別の「大喜利の大会」というジャンルを知りました。
ここらへんの練度はまだまだ足りていないので、もっと研究していかなきゃいけないなぁと思い、ちょくちょく今後も開催していければなぁと思ってます。
ともあれ、あけぼの杯は対戦カード発表で「おぉ~ッ!」という声が上がるなど、関係性など前提条件が共有されているクローズドな空間だからこそ発生する盛り上がりなどがあってアツかったですね。
巨大クロスワード大喜利~後半戦~
まず「クロスワード大喜利」の説明から。
クロスワードパズルの要領で、クロスワードの枠を大喜利で埋めていく変則大喜利です。
なので、最初は文字数制限だけなんですが、そのうち回答に使用する文字も縛りをうけるという、なかなか脳みそ大爆発な変則大喜利になっております。
ちなみに、誤解されがちなんですがこのルールの発案は私じゃなくてうちの団体の代表・上田龍成さんです。
ただ上田さんがやってたのは3×5マスとか、5×8マスみたいな小さいサイズだったんですが、それを巨大化させた形式のお題監修などを僕が始めて、折に触れ積極開催しているって感じです。
そんな巨大クロスワード大喜利なんですが
過去、25×25マス/20×30マス/24×24マスで開催してどれも120分以内で収まっていたので30×30でもイケるやろ!と思って開催した5月。
テクニカル面でのバタバタと、想定外の平場のワチャワチャで完結せず!となってしまったわけです。
そして、前回のラストで「またできる限り同じメンバーで後半戦をやりましょう!」と私からアナウンスして、無事有言実行できた形になります。
とはいえ、少しばかり心残りはあるのですがそれは後程。
上記に書いてあるテクニカルのバタバタっていうのは、具体的に何かというと「デジタル化の失敗」です。
今まで、紙を貼り合わせて紙で巨大クロスワード表を作成していたのですが、会場や準備リソースの兼ね合いからデジタル化しよう!とExcelで対応したのですが上手くいかず。
そこで「iPadに手書きで書き込み、それを投影する」というデジタル・アナログ併用方式を採用して札幌・東京で2度ほど巨大クロスワードを開催して満を持しての今回。
無事、テクニカルのバタバタをなくしつつ、平場のワチャワチャはそのままという大変理想的な形で幕を閉じることができました。
「巨大クロスワードの華」である最大文字数(30文字)の回答。
過去の巨大クロスワード史上、一番爆発した長文回答でもあるので是非見てほしいですね。
2in1~ダイヲモンド&大喜利アキネイター~
私が発案したお手軽ながらめちゃくちゃ楽しい大喜利ライブ詰め合わせライブです。
《ダイヲモンド》
ダイヲモンドは「お題もその場で考える大喜利ライブ」で、出題者もその場でお題をホワイトボードに書いて出題→回答者の人が考えるというライブです。
とにかく手軽!
事前準備するものナシ!ホワイトボードと出題者と回答者がいれば、いつでもどこでも開催できる
とてもシンプル!
→出題→5分回答→出題→5分回答が繰り返されるだけ)
そしてストイック!(通常だと回答者はずっと60~70分大喜利をやりまくる)
というお気に入りのライブです。
《大喜利アキネイター》
アキネイターよろしく「大喜利の回答を はい/いいえ/どちらでもない の質問で当てられるか?」といったライブになっております。
どんなルールや企画の特性については、コチラの記事にめちゃくちゃ書いてます。
このライブも個人的にはすごくお手軽で、大喜利のお題を5~10題用意するだけでめちゃくちゃ楽しいライブになるんですよね。
そして、そんな僕のお気に入りのライトかつエキサイティングなライブ二つをショート尺にしてハーフ&ハーフにしたライブです。
今回も例に漏れずめちゃくちゃ楽しくて、出演者の皆様の良いところがバッチリ出てて素敵なライブになりました。
タッグ楽しんだもん勝ちリーグ
巨大クロスワードで書いた「平場のワチャワチャ」ってなんなのかというと【東京ゲスト・ミネさんと、札幌の役者さん・楽太郎さんの遭遇】だったんですが、ザ・ゴールデン大喜利2をやるってなった時に、まずやりたいのはミネ&楽太郎タッグのイベントだろうなぁ~とすぐ思いました。
ライブの全体構成を考えている中で、あけぼの杯・巨大クロスワード大喜利・アイアンギグなどが確定していってタッグの対決企画をやると、大喜利対戦ばかりになってしまうなぁというのがあって。
大喜利ってバトルだけじゃないので、最初は一切の勝敗をつけない「タッグ楽しんだもん勝ち」を想定していたのですが、ただのタッグ大喜利が並列で行われてるだけだとライブが締まらないんですよね。
そこで思いついたのが「どのタッグが一番楽しそうだったか」を最後に決めるというアイディアです。
過去、私は札幌オーギリングというイベントを作ってたんですが、そこではプロレスに倣って「タッグベルト」というものをやっていて色んなタッグの形式をやっていたんですが、タッグの魅力ってパートナーとヒソヒソ作戦会議して笑いあってる瞬間がめちゃくちゃ良くて。
【ヒソヒソ笑いながら作戦会議→回答→めっちゃスベる→タッグの二人だけ大爆笑】みたいな光景があって、この幸せな感じってタッグ大喜利でしかみれない要素だなぁと。
そんなこともあって「タッグ楽しんだもん勝ちリーグ」の方向性が決まりました。
ただ、そこで一つ心配事が。
「タッグ大喜利が楽しくて二人の世界に入りすぎて、ウケもしない回答を延々と続ける可能性があるッ・・・!」です。
そうすると回答者は楽しいですが、どんどんお客さんは置いてけぼりになって冷めていっちゃうのは避けたかった。
最初は、減点とかも考えたんですがこのライブでは少しでもネガティブな意味合いのものは排除したくて。
そこで考えたのが「バウムクーヘンシステム」です。
これがいったい何なのかはライブを見ていただければと思います。
良い感じで場の雰囲気を壊さず、心配事を解消していたと思います。
アイアンギグ
そして最後がアイアンギグです。
ご出演いただいた俺スナさんはオーギリングの形式やってみたい!ということを言ってくれてたり、過去やってたオーギリングでの変則ルールをそのまま押し入れの奥にしまっておくのは勿体なさすぎるっていうので企画しました。
ルールが盛り上がるのは実証済み=テッパン
ライブより激しいイメージの言葉にしたい=ギグ
でアイアンギグです。
タッグ楽しんだもん勝ちで「対戦ばかりは嫌だ!」と言いつつ全体を見渡すと勝ち負けにこだわる対戦ライブがあけぼの杯しかなかったので、最後はちょっとピシッと締まるイベントのほうがいいなぁと思いラストに配置しました。
そして蓋をあけてみた感想としては、やっていることはオーギリングの試合形式だけど決してオーギリングの空気ではない。
というのが、とても新鮮でした。
また、オーギリングの空気感ってめっちゃ独特なので、そういった意味ではオーギリングよりもっとカジュアルに見れる変則大喜利対決になったのではないかと思います。
とはいえ、オーギリングの変則的すぎるルールにガンガン適応してくる俺スナさん、ミネさんの大喜利基礎体力の高さは本当に驚きますね。
そして、その基礎体力がゆえにライブが大幅に早く終わってしまったので、単語をもらってその場で大喜利のお題にして回答するっていう企画をやったりしました。
こっちは配信に収録するかは未定ですが、テーマをもらってお題を即興で考えるのは六角電波さんが既にやっているので、同様のライブをするのであればもっとブラッシュアップをかけて「単語やお題の形式をもらって即興でお題を作って大喜利をするからこそできる面白」みたいなものを考えないとなぁと思うなど。
5つの企画
そしてなんでこんなにそれぞれの企画についてガッツリ書いたかというと、やるライブを5つにしたことにより全企画を配信するということが可能だなぁと思ったんです。そして実際、配信します!
しかも価格は全部見れて1,500円。正直、めちゃくちゃ安いです。
この値段設定にした理由は、どのライブもしっかり編集したのにAのライブだけ売れてBのライブが全然売れないみたいなのが、逆にコストパフォーマンス悪いなって思ったんですよね。
ならば、配信ライブを気軽に買える値段で全部見れるようにしちゃったほうがいいよなぁと。
なので、一つだけ気になるライブがあっても問答無用ですべてのライブが見れる仕様になっております。
札幌で大喜利ライブをやっている理由
なんですべてのライブを見てほしいかっていうと、札幌の大喜利を全国の大喜利が好きな人にみてほしいんです。
ライブを開催・収録したところはお客さんが20名も入ったらパンパンの小さな場所なんですけど、大喜利ライブとしては全国に引けをとらないめちゃくちゃ素敵な内容になったと思っています。
こと、大喜利ライブだけならば札幌という場所に住んでいながらも
「日本でこの瞬間一番面白いライブ」をできる可能性があるなと思いながら主催しています。
そりゃ、出ている芸人の豪華さ・会場の規模感なんて東京や大阪に太刀打ちできるはずはないんですが、札幌でに大喜利の回答だけであればめちゃくちゃスゲェの観れるかもしれないじゃないですか。
その可能性があるのが、面白いな・ロマンがあるなと思って僕は札幌で大喜利ライブをやっています。
最後に
今回のザ・ゴールデン大喜利2ですが出演者の方が急遽降板するということもありました。
色々デリケートな部分が多いので、何とも言えないところではあるのですが「ペンとボードさえあれば大喜利は簡単にできます。気が向いたらまた一緒にやりましょう!」です。まずは元気に暮らせるのが一番ですね!
そして!最後にもう一回だけ宣伝です!
ゴールデン大喜利2の配信!ここまで付き合ってくれた貴方には絶対楽しめること間違いないと思ってます!
めちゃくちゃ楽しい5つの企画、観れます!
ぜひ購入して、感想を言って回りに広めてくれると嬉しいです!
その声が次のゴールデン大喜利3につながりますので、何卒…!何卒よろしくお願いします…!
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出題されたお題(有料記事です)
あとコレは完全にお好みで・・・なんですが今回のイベントで出題されたお題のほとんどを置いておきます。あと本番直前で微調整かけたので、ちょっと出題されてモノと少し違うお題もあります。(その場で考えたダイヲモンドのお題/アイアンギグ後のアフター大喜利での出題は未収録です)
労力をかけて作成したやつではあるので、生意気にも有料公開にさせていただくんですが、「デイブルー」や「がりん」に課金してあげてもええで!って方いましたら、ぜひご購入ください。
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