【メカニカルMOD】コイル抵抗値によるワット数の早見表
芸能人の名前がほんと出てこないガリゲーです、こんにちは。 しかも若い子はみんな一緒にみえます。
特にロックバンドのボーカルとか前髪長いじゃないですか。よほど個性的な顔してないと覚えられないんです。
だけどVAPEの世界において覚えなきゃいけないことって少なからずありますよね。特にメカニカルMODを扱うには電池の危機管理とオームの法則は必須です。
しかし、そんな中でもメカニカルMODの「出力」っていったいどのくらいなの?っていう疑問はありませんか?私はありました。
つまり、テクニカル(レギュレーテッド)MODから始めるVAPERが多いのでワッテージで見えたほうが運用を把握しやすいんじゃないかと思うわけです。
ご存知の通り、メカニカルMODやセミメカでは電圧と抵抗値でしか出力を変えることはできません。なので抵抗値とその出力値を覚えておかないと非常に運用し辛い。
本日はデリケートな内容ですので少し前置きを読んでから換算表をご覧ください。
オームの法則を毎回使うVAPERっているのかな?
オームの法則では電圧(E/V)、電流(I/A)、抵抗(R/Ω)のうち2つさえ分かれば残り1つを割り出すことができます。
上画像でいえば「縦が割り算」で「横は掛け算」。割り出したい文字を隠せば数式が出ます。
電圧(V)=電流(I)×抵抗(R)
電流(I)=電圧(V)÷抵抗(R)
抵抗(R)=電圧(V)÷電流(I)
電圧は「Energy of Potential」(E/Volt)、電流は「Intensity of Current」(I/Amper)、抵抗は「Resistance」(R/Ω:Ohm)らしいです。
オームの法則でよく使われるイニシャルは単位と表記に分かれてるみたい。分かればなんだっていいです。IはA(アンペア)のほうが分かりやすいよね。
それで、そこから出力(ワッテージ)を求めるには・・・
電力(W)=電圧(V)×電流(I) 電力(W)=抵抗(R)×電流(I)^2(二乗) ていう感じ。
しかし、抵抗値や運用電池を決めるのにいちいち数式に当てはめるのなんてメンドウだと思いません?
現代人は何かと忙しいんですよ。子供の送り迎えや町内会の清掃とかさ。あと、ゲームもしなきゃいけないし。
だから予め、ある程度の抵抗値による出力を把握しておけばそれで済む話なんじゃないんですか?2位じゃダメなんですか?ってこと。
もちろんしっかりとしたビルドや電池の危機管理は当然のことなので各自注意を払いながら楽しんでくださいね。
ここではメカニカルMOD運用におけるビルドコイル抵抗値とそのおおよその出力(Wattage)を表にしてみました。
抵抗値による出力(ワッテージ数)概算表
抵抗値は0.1Ωから1.5Ωまで0.05Ω単位でのみ載せてます。各リチウムイオン充電池の定格電圧3.7vと満充電時の4.2v時のワット数。 実際の運用ならばその中間あたりを目安にするといいかもしれません。
見てもらえば分かりますが電圧降下でかなりダイナミックレンジが激しいです。 出力が明らかに変わったな・・と思えば要充電の合図かもしれません。
そして、アンペアの数値は4.2v時の数値です。電池の連続放電目安が数値以上になっていることを確認してください。※3.7v換算でとるかは人それぞれ。
例:推察値)VTC4=30A / VTC5A=25A / VTC5=20A
算出はオームの法則での計算ですが、便宜上小数点第二位以下は切り捨ててあります。
あと、これらは数値だけの結果です。VAPEには様々な要因がありますので当然この通りというわけでは絶対ありえません。
同じワッテージ数値でもワイヤー特性やMODにより体感出力はかなり変わります。 あくまで「おおよそ」として捉えてください。
ちなみにシングルバッテリーのみです。※内部・接触抵抗は加味していません。 パラレル(並列)ならアンペアが等倍。シリーズ(直列)なら電圧が等倍します。
まとめ:メカニカルMODは裏切らない
メカニカルMODはテクニカルと違い構造はいたってシンプルです。電池に導線をつなげて豆電球光らせるのと同じこと。
もし光られなければ電池残量が少ないかうまく接触していない、または球が切れている等、自分で不具合を見つけやすい。
そういったこちら側だけでコントロールする道具というのは裏切らない反面、ずさんな管理だとそのまま自分へかえってきます。
何よりリチウムイオンバッテリーの取扱には慎重を期し、あなたやあなたの大切なMODを末永く大切にしていきたいものですね。