おもしろいってなんだ

社会人になって発表することに「おもしろさ」を求められることが増えてきた。この場合のおもしろさの正解ってなんだろうか。

個人的に日本語の「おもしろい」が示すのっていくつかに分解できると思う。

一つ目は「interesting」 な面白さ。「興味深い」とか訳されることあるけど興味深いものっておもしろいじゃん?「未発見だった生物が発見されました!」とか他人の表現の仕方とか。「へ〜そんなのおもしろい生き物見つかったんだ」とか「こんなおもしろい表現するのか…」みたいな。学術的というべき…尊敬の意味をこめた面白さというか…どういう表現が正しいのかはわからないけどそういう面白さ。

二つ目は「funny」な面白さ。これは表現しやすい。お笑い芸人の面白さ、笑えるような面白さ、これだけで十二分に伝わるだろう。パッと「おもしろい話してよ」って言われたらこのタイプのおもしろさを求められているような気がしてくる。

おもしろいって1言に言っただけでも複数の意味がある。また、どちらのおもしろさを求められているとしても他人の興味ある分野(他人のギャグセンス)なんてわかるわけもない。特別、私はゲラなので何でもかんでも面白いと感じてしまう。でもそれってみんなが適切な時に適切なタイミングで適切な量「おもしろいこと」を言ってくれてるだけで、私に「適切な」なんてわからない。

適切ってなんだ。おもしろいってなんだ。ついでに言うならレシピの中の適量とかひとつまみとかってなんだよちゃんと小さじとかg数とかで書いてくれよ!

…話がそれたが定量的じゃない表現って他人を困惑させるって話がしたかった。「頑張ります」とか「本気でやれ」とか最たる例だと思う。

適切とか適量とか、どの程度なのかを具体的に示したサイトなり書籍なりがあれば教えていただきたい。


こんな文章でも誰かが「面白いなぁ」と思って読んでくれたらいいなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?