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価値観の押し付けとかいう悪魔の言葉

「価値観の押し付けはよくない」

なんてのはもう良い人達にとっては常識みたいなもんだけど、実際どこまでが "価値観の押しつけ" にあたるのか、私は納得できるラインを見つけられずにいるんだよな。

物事なんてだいたい表裏一体で、価値観を押し付けてる側に「価値観の押しつけはいけないよ」っていうのって「『価値観の押しつけはいけない』という価値観を押し付けてる」ってことなんじゃないか。「少数派の意見は大事だから無闇矢鱈に否定しちゃいけないよ」ってのは、それ自身を否定したい人たちに押し付けてるんじゃないか?

そこまで考えた上でみんな「価値観の押しつけはいけない」とか「あの人は価値観を押し付けてる」とか言ってるのか?なんてこの言葉を聞くたびに思うのです。


まぁ「お前の考えすぎだ」と誰かから価値観を押し付けられてしまっては黙るしかないんですけど。


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