【デッキ紹介】箒星の救済者
こんにちは。ガレリオです。
今回はこちらの動画で使用したデッキの紹介です↓
【カード紹介】
今回は海外先行販売のカードであるMOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALを使いたくてデッキを考えてみました。
Lv.1 光属性、戦士族、攻守100、Pスケールは11と、ステータスは色んなカードで触りやすい印象です。
効果はPスケールに貼ってある時は、P召喚した時に"強制効果"で、デッキのトップかボトムに戻る効果と、モンスター効果は"ドローをした時"に"手札からの"P召喚の追加ができるという効果です。
デッキに戻る効果もP召喚の追加も何かと遊べそうな効果ですよね。
トップに戻して、ドローで引きにいったり、ボトムに戻すのも何かに使えるかもしれません。
P召喚の追加は類似効果として、EXPが挙げられますが、あちらはEXデッキからのP召喚の追加なので差別化ができそうですよね。
【コンセプト】
そんなMOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALを何と組み合わせて使おうかな…と考えて僕が辿り着いたカードはエッジインプ・コットン・イーターでした。
エッジインプ・コットン・イーターを選んだポイントは以下の3つです。
・条件を満たすと1ドローできる
・Pスケールの相方として幅が広い
・EXPとの差別化
デストーイ融合モンスターの特殊召喚に成功すると1ドローできるので、P召喚後にデッキのトップに戻したMOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALを引く事ができるので、手札からのP召喚の追加を行う事ができます。
2つ目の理由はPスケールが"1"と"11"なので、2〜10のモンスターが特殊召喚できる幅広いスケールでP召喚を行う事ができます。
3つ目の理由は、リンクモンスターの採用のしやすさという観点での話になります。
EXPであれば、"EXデッキから"のP召喚の追加になるので、一度P召喚をした後に、リンクモンスターを展開し、リンクマーカーの準備をするなどして、展開を更に伸ばしていく事が必要です。
しかし、手札だけのP召喚となると、特にリンクモンスター等を展開する必要が無く、融合モンスターをなるべく採用したいファーニマル、エッジインプ、デストーイにとってはEXデッキの枠を節約できるので合わせやすいかなと思いました。
そして、もう1枚使ってみたいなと思ったカードはマグナム・ザ・リリーバーです。
『融合』をデッキに戻す事ができるので、融合を多用するファーニマル、エッジインプ、デストーイと相性が良いのは勿論、ドローをする際に"シャッフルする行為が入らず"そのままドローができるので、トップに戻したMOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALをそのまま引く事ができるので、効果のトリガーも引く事ができます。
これらのカードを纏めつつ、デッキにしてみました。
【デッキレシピ】
霧の王→ MOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALです。
基本的には融合+αで動いていく事を想定しています。
エッジインプ・コットン・イーターやファーニマル・ペンギン、暗黒界の門の効果でドローを繰り返してデッキを掘り進めていきます。
ファーニマル・ペンギンは2ドローした後に、手札を1枚捨てる動作が入るので、MOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALはタイミングを逃してしまいます。
なので、2回目のP召喚後にトップに戻したMOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALを引く為に効果を使うか、デッキを掘り進める為に効果を使っていきたいですね。
暗黒界の門はタイミングを逃さずMOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALの効果を発動できるので、こちらはいつドロー効果を発動しても大丈夫です。
ファーニマル・ペンギンと暗黒界の門を採用している理由は他にもあります。
まずファーニマル・ペンギンの話からすると、ペンギンモンスターをサーチできるロイヤル・ペンギンズ・ガーデンというカードがあるので、このカードを使ってファーニマル・ペンギンをサーチするのですが、ペンギンモンスターのLv.を変動させる為に手札を1枚"効果で"捨てる事ができるので、後述する色々なカードとの繋がりを持たせる事ができるようになります。
ファーニマル・ペンギン自身も"効果で"手札を捨てる事ができるので、ロイヤル・ペンギンズ・ガーデンと同様に様々なカードと繋がっていきます。
暗黒界の門をサーチする事ができる暗黒界の門番ゼンタは除外される事で、特殊召喚ができるモンスターです。
MOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALを引き込む為だけに暗黒界の門を採用するだけでも充分ではあるのですが、折角なので、デストーイとも関連付ける事にしました。
デストーイ・マイスターのモンスター効果の②をご存知でしょうか?
自分の場の悪魔族モンスター2体以上をリリースする事で、リリースしたモンスターのLv.の合計と同じLv.のデストーイ融合モンスターをEXデッキから融合召喚扱いで特殊召喚するという効果です。
場に出てきてくれるのであれば、この効果の足しにできるのではないかと考えたので、暗黒界の門+暗黒界の門番ゼンタを採用しました。
また、デストーイ・マイスターの出力方法としてP召喚以外にも欲しかったので、七精の解門を採用して、ファントム・オブ・カオス+暗黒界の門番ゼンタができるようになり、加えて、暗黒の将来神→転生炎獣アルミラージとする事で、マグナム・ザ・リリーバーを融合召喚しやすくしました。
また、2体目以降のマグナム・ザ・リリーバーは彼岸の旅人ダンテ+手札のモンスターで融合召喚していく事にしました。
エッジインプ・シザー、七精の解門(カオス・コア)、怨念の邪悪霊、ファーニマル・ペンギン(ロイヤル・ペンギンズ・ガーデンでLv.を1つ下げた)のいずれか2つから、彼岸の旅人ダンテを繰り返しX召喚し、融合素材等で墓地に送られた場合、1体目の彼岸の旅人ダンテを回収する事で、繰り返し、マグナム・ザ・リリーバーを融合召喚する事ができます。
マグナム・ザ・リリーバーを融合召喚しやすくする為とMOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALで追加した手札からのP召喚を活かす為に採用しているのが、悪夢再びと魔竜将ディアボリカです。
悪夢再びで加えたモンスターを追加されたP召喚で展開する事で、EXPには無い強味を引き出す事ができます。
このデッキは融合素材としてや効果で手札を捨てる行為が多いので、魔竜将ディアボリカの①②のどちらの効果も使いやすいです。
また、このカード自身も悪夢再びでサルベージする事ができるので手札に加えた後に特殊召喚し、デストーイ・マイスターや魔竜将ディアボリカ×2でランク8を出す事も狙っていきます。
X素材になったデストーイ・マイスターは素材から抜かれると墓地へ送られるので、七精の解門で蘇生が可能になり、魔竜将ディアボリカは自身の効果で出ていたとしても、除外されずに墓地に残す事ができます。
こんな感じでマグナム・ザ・リリーバーもしくはデストーイ融合モンスターを繰り返し特殊召喚しながら、デッキトップに戻したMOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALをドローしてモンスターを一気に展開して戦います。
【採用カードの説明】
エッジインプ・チェーンと魔玩具補綴はこのデッキの要です。
エッジインプ・チェーンを七精の門、暗黒界の門、ファーニマル・ペンギン、ロイヤル・ペンギンズ・ガーデン、融合素材、リンク素材などなどで積極的に墓地へ送り、魔玩具補綴を始めとしたデストーイカードに如何に早く触れるかが鍵です。
魔玩具補綴からは融合とエッジインプ・チェーンかエッジインプ・コットン・イーター、エッジインプ・シザーに触れるので、このデッキのシステム系に絡むカードのほとんどに触る事ができます。
怨念の邪悪霊は相手のアクションに合わせて墓地からLv.8の悪魔族を蘇生する事ができるので、Lv.8のデストーイ融合モンスターや魔竜将ディアボリカを特殊召喚して肉壁や各種素材として使います。
悪魔の技は相手のテンポを遅らせつつ、魔竜将ディアボリカなどを墓地へ送る事で自身のアドバンテージを回復できるので採用しています。
鉄騎龍ティアマトンとNo.48シャドー・リッチは先攻を渡された場合や、相手のテンポを阻害したい時に使います。
七精の解門+エッジインプ・シザーなどで召喚権を使わずランク3を出す事ができるので、七精の解門と同じ縦列のEXモンスターゾーンにNo.48シャドー・リッチをX召喚しておき、相手ターン中に幻影トークンを自身と同じ縦列に出す事で3枚が同じ縦列に揃うので、鉄騎龍ティアマトンの召喚条件を満たす事ができます。
これでもう片方のEXモンスターゾーンの前に鉄騎龍ティアマトンを特殊召喚する事で、相手はリンクモンスターを特殊召喚する事ができなくなります。
また、幻影トークンが"悪魔族"なので、悪魔の技を発動する為の悪魔族を用意できるという利点もあります。
鉄騎龍ティアマトンとNo.48シャドー・リッチはどちらも守備力が0の闇属性モンスターなので、悪夢再びのバリューを高める為にこの2枚を採用しました。
ペンデュラム・スイッチを採用しているのは、デストーイ・マイスターをPスケールから特殊召喚できるのと、エッジインプ・コットン・イーターの特殊召喚時の効果を発動させる為に採用しています。
エッジインプ・コットン・イーターには特殊召喚時に、自分の墓地のデストーイモンスターの数×200ポイントのダメージを与える効果があるので、相手をじわじわと追い込んでいきます。
ただ、あまりにもダメージ量が少ないので、他のデストーイ融合モンスターの効果や攻撃と合わせて、相手のLPを4000以下まで追い込む事ができたら勝てる様にGO-DDD神零王ゼロゴッド・レイジを採用しました。
リリースのコストも七精の解門やエッジインプ・シザーなどで稼ぎやすく、Pスケールが0なので、MOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALの相方としても優秀です。
デストーイ融合モンスター(Lv.8)たちは普通に融合する事もできますが、デストーイ・マイスターの効果で特殊召喚する際に、ファントム・オブ・カオス+暗黒界の門番ゼンタのペアを使えば特殊召喚する事が可能です。
もしくは暗黒界の門番ゼンタ+エッジインプ・シザーorカオス・コアのペアでLv.7の融合モンスターを特殊召喚する事ができます。
これらの融合モンスターたちで相手のLPを削り、GO-DDD神零王ゼロゴッド・レイジでのフィニッシュを決めやすくします。
融合で出すガーディアン・キマイラは効果の対象にならなくなるので、安心感があります。
盤面を捲りたい時に出すか、融合を2枚以上持っている時にガーディアン・キマイラで整地した後に、ガーディアン・キマイラをマグナム・ザ・リリーバーに変換して、デッキを掘りながら相手ターン中に1妨害を構えたりもしています。
彼岸の旅人ダンテはマグナム・ザ・リリーバーの素材用です。
2体目の彼岸の旅人ダンテで1体目を回収する事で、ダンテダンテループをします。
余程困っていない時以外は墓地肥やし効果を使う事は多分ないですが、暗黒界の門を先引きしている時に暗黒界の門番ゼンタを落とせる可能性や、悪夢再びのサルベージ対象を増やせる可能性などがあるのでやってみる価値はあります。
宵星の機神ディンギルスは破壊耐性持ちを貫通する為と、Pスケールや永続魔法など店を構えているのでその保護、そして②の効果は"効果として"素材から外されるので、魔竜将ディアボリカの効果を誘発する事ができます。
スプリガンズ・シップ・エクスブロウラーも効果で素材を抜く事ができるので、魔竜将ディアボリカの効果を発動させる事ができます。
魔法罠ゾーンに干渉できるカードの採用が少ないので結構頼りにしてます。
また、素材を抜いた後はこのデッキでは特に効果を持たなくなってしまうので、マグナム・ザ・リリーバーの融合素材にしやすいです。
No.1インフェクション・バアル・ゼブルはデストーイ融合モンスターで削りきれなかったLPを更に追い込めるので採用しています。
また、このデッキには無い相手のEXと墓地への干渉もできるのも頼もしいです。
魔法・罠に触れるのも良いです。
MOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALはEXPと違ってリンク先を作る必要が無く〜と書きましたが、念の為デコード・トーカーは採用しました。
宵星の機神ディンギルスと合わせて盤面がより固くなるのと、スケアクロー・トライヒハートなどのモンスターを出されてしまうと詰んでしまうので、その対策でもあります。
ヴァレルロード・ドラゴンやリンクメイル・デーモンでも良いなと思っています。
【まとめ】
①海外先行カードであるMOISSA KNIGHT, THE COMET GENERALを使いたい。
②↑を使う為にデッキの主軸をドローにしたい。
③手札からのP召喚の追加を活かす為に悪夢再びと魔竜将ディアボリカでP召喚できるモンスターを確保する。結果としてマグナム・ザ・リリーバーとガーディアン・キマイラの融合素材の確保にも繋がった。
④悪夢再びのバリューを上げる為に鉄騎龍ティアマトン+No.48シャドー・リッチを採用
【終わりに】
今回初めて海外先行のカードを使ってデッキを組んでみました。
いつもは『日本で発売されるまで公の場で使えないしな…』と避けていたんですけど、先日遠方から友人のオスカーさんが遊びに来てくださった際に、ご贔屓にさせて頂いている店舗でこのカードを見つけて、『考えてみるだけなら良いかも』と思ったので買ってみました。
ファーニマル、デストーイ、エッジインプも暗黒界も使った事がなかったので、右も左も分からないままデッキ作成に取り掛かりましたが、何とかyoutubeやnoteに投稿しても良いかな…?と思えるまでに漕ぎ着けました。
久しぶりにドローのデッキを組んだので、回していて楽しいのですが、まだまだ完成形には至っていないと思うので、改造を続けていきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
またよろしくお願いします。
最後にもう一度だけ宣伝させてください🙇♂️