デッキ紹介『外様大名』
こんばんは。ガレリオです。
最近動画で使用したデッキの話をしたいと思います。
あんぷらさんのデッキの動きが見たかった方、安心してください。撮れてますよ。
デッキレシピ
コンセプト
タルタロスの徊神を使ってみよう。
池の水ぜんぶ抜いたら出てきた化け物みたいな見た目をしていますが、掃除する側の効果を持っています。
このカードは自分の手札と盤面のカードを好きなだけ減らす事ができるので、煌々たる逆転の女神を使って戦う事にしました。
煌々たる逆転の女神を使うにあたって考える事はその発動条件の満たし方と何を出すか、という2点だと思うのですが、発動条件はタルタロスが整えてくれるから良いんですけど、このデッキでは特に出すモンスターは決めていません。
あくまでもこのデッキの主役はタルタロスの徊神であり、下手にエース級を呼び出そうとするとデッキ内に不和が生じてしまうので、煌々たる逆転の女神を決めた後も再びタルタロスの徊神で戦える状況にできるモンスターを出したり、環境を整えられるカード選びをしました。
その①リターン・ゾンビ&焔虎
はい、懐かしの無限(有限)ランク4システムです。
このデッキは煌々たる逆転の女神を使う為に、もしくは使った後は基本的には手札も盤面もスカンピンです。
そこで、墓地で準備ができていればデッキトップに頼らずにとりあえずランク4を作って戦えるこの2枚を採用しました。
ランク4で出すモンスターはモンスターゾーンを空ける事ができるクロノダイバー・リダン、手札がなくても墓地からサルベージして戦える星騎士セイクリッド・カドケウスをX召喚します。
星騎士セイクリッド・カドケウスの効果で、星守の騎士団をサルベージして、セイクリッド・トレミスM7をX召喚して、煌々たる逆転の女神を拾って何度でも逆転する気概を示す事ができます。
その②霊道士チャンシー
煌々たる逆転の女神で呼び出すモンスターがデッキの障害になりかねないという話をしたんですけど、このカードは墓地に送っても良いし、自分でデッキに戻ってくれるのでタルタロスと逆転の女神のカップリングの障壁にならない、且つ、デッキのエンジンとして採用している魔妖のコストにもなれるので採用しています。
タルタロスの徊神を墓地に送るという同じ目的で採用できるカードでありながら、魔妖壊劫は墓地効果で、魔妖を特殊召喚できる効果を持っているのでタルタロスの効果を使った後や、手札と盤面にカードが無くても戦えるカードとして使う事ができます。
また、魔妖廻天は余ってもタルタロスのコストとしていつでも消費する事ができるので、手札に抱えやすいモンスターではなく、魔法カードのサーチカードがあるテーマという見方でも相性が良いと評価できます。
その③トイ・ソルジャー
タルタロスの徊神との相性抜群なカードです。
その後の展開が伸びるだけでなく、タルタロス単騎の盤面になりがちなので、防御カードとしてトイは十分な活躍をします。
また、トイ・ボックスという分かりやすい標的を置いておく事で、魔法・罠カードの除去がこのカードに集中しやすく、後ろにセットしている他の魔法・罠カードへの除去を逸らす事ができます。
その④王魂調和
モンスターゾーンが空きやすいので発動機会が多く、頼りになる一枚です。
メインデッキにはゾンビ・キャリアしかチューナーはいないのですが、トイ・ボックスから精霊コロゾを出して墓地へ置いておく事によって王魂調和の準備をします。
精霊コロゾは魔法使いモンスター+F・S・X・Lモンスターを墓地へ送る事で特殊召喚できるモンスターなので、Emトリック・クラウンを経由して出す事で少しズルをします。(展開に+1できます。)
星騎士セイクリッド・カドケウスも星守の騎士団で簡単に特殊召喚できる魔法使い族モンスターとして精霊コロゾの素材にはうってつけです。
トイ・タンクで煌々たる逆転の女神を蘇生させて、精霊コロゾの効果で手札に戻す事もできます。
その他の採用カード
原質の円環炉は上記の展開の上振れ札として使用できます。
トイ・タンクの効果で手札・墓地からEmトリック・クラウンを特殊召喚し、トイ・ソルジャーとトリック・クラウンでX召喚をして、原質の円環炉でトリック・クラウンを引っこ抜く事で、召喚権を温存しながら上記の展開ができます。
また、外神ナイアルラの効果で墓地のトリック・クラウンをX素材にしても同じ事ができるようになります。
このカードも手札を何枚でも捨てる事ができるので、逆転の女神を狙う事ができるのと、墓地からタルタロスをX素材に入れる事で爆弾になる事もできます。
タルタロスとステータスが真逆なのも良いですよね。
この2枚は魔妖壊劫で除外したタルタロスの徊神をデッキに戻す為に採用しています。
また、場にセットされるのでタルタロスで墓地へ送る枚数を確保する事もできます。
打点アップ効果も無視できたものではなく、タルタロスの打点が3600になるので戦闘にも強くする事ができます。
王魂調和で除外したモンスターやこれらのカードを循環させる目的でPSYフレームロード・Ωを採用しています。
タルタロスの墓地送りに巻き込まれない、焔虎の邪魔をしない点も魅力的です。
クロノダイバー・リダン、PSYフレームロード・Ωそして、骸の魔妖-餓者髑髏もタルタロスに巻き込まれないモンスターとして採用しています。
骸の魔妖-餓者髑髏は墓地からの特殊召喚に成功した場合、他のカードの効果を受けなくなるので、タルタロスの被害を躱す事ができます。(タルタロスは効果で墓地へ送る)また、墓地へ送った後に魔妖壊劫で墓地から蘇生ができるのでどちらが先でも良いです。
骸の魔妖-餓者髑髏は白き森の妖魔ディアベル+燐廻の三弦猫で出します。
燐廻の三弦猫は白き森の妖魔ディアベルの効果でEXデッキから特殊召喚する前提ではありますが、正規召喚しておくと後々便利なので、王魂調和でS召喚する場合もあります。
垂氷の魔妖−雪女は氷の魔妖−雪娘が場に存在するとEXデッキから魔妖しか特殊召喚できなくなってしまうので、その逃げ道としてと、③目当てで採用しています。
王魂調和でS召喚する決め札です。
王魂調和はS条件を無視できるので花札衛−雨四光−をS召喚する事ができます。
タルタロスの直接攻撃でLPを削りやすいので、雨四光で勝ち切れるデュエルが多いです。
おろかな埋葬はデッキの潤滑剤になるカードとして採用しています。
ユニゾンビや牛頭鬼じゃないのは、魔法カードの方が機転が効きやすいからです。
タルタロスの徊神で一気にカードを消費できるので、大量ドローができる事を期待して採用しています。
後から説明する罠カードたちもトイ・ボックスの存在のおかげで潜む事ができるので、発動タイミングが難しいこのカードも使いこなす事ができます。
昨今のカードは1枚でアドバンテージを稼ぐパワーが高いので、タルタロスで荒らした後も相手がもりもり手札と盤面を増やしてくれるので、裁きの天秤でドローできる枚数も3枚〜以上とまあまあドローできています。
スキル・プリズナーと巨神封じの矢はタルタロスで墓地に送ったとしても機能するカードとして採用しています。
また、これらのカードが相手に見える事でも魔法・罠カードを破壊させる意欲を削ぐ事ができる場合があります。
スキル・プリズナーはトイ・ボックスを守るカードとして、巨神封じの矢はトイ・ボックスと同じく注意を引けるカードとしても機能します。
最後に隠された魔導書です。
ここの枠は好きなカードを入れよう!の枠で、王家の財宝と悩んだ結果、こちらを採用しました。
裁きの天秤を使って複数枚ドローができるので王家の財宝を採用していたのですが、トイ・ボックスがデッキから抜けるスピードが早いので、運否天賦で墓地から好きなカードが拾えるよりも確実にデッキに戻してくれる隠された魔導書にする事にしました。
煌々たる逆転の女神や焔虎の為に手札を増やしたくなかったのと、常に手札0〜1枚で戦う事も多く、一撃必殺!居合ドローなども採用し辛かったので、結構ハマった採用となりました。
終わりに
ここまで読んで頂きありがとうございました。
最近は体調不良だったり、動画を優先していたのでなかなかnoteを更新できていなかったので、久しぶりに書いてみました。
タルタロスの徊神はイラストを見た時点で興味津々だったのでとりあえずデッキにできて良かったなと思います。
お互いのLPが尽きない限り永遠とタルタロスと逆転の女神の効果を発動できるデッキです。
激推しカードの王魂調和も組み込む事ができたので一旦は満足してます。
オフ会等に持ち込む事もあると思うので、相見えた時は決闘しましょう!
またよろしくお願いします。