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#32 『ノンデザイナーズ・デザインブック[第4版]』 ロビン・ウィリアム / マイナビ出版 2016

こんにちは!
会社のモヤモヤを読書で解きほぐしたい
40代ワーママのKです。

主に仕事用に読んだビジネス本の記録を
投稿しています。

この本は、デザインやタイポグラフィの学習に割ける時間や関心はないものの、自分の作るページを見栄え良くする方法を知りたいという人を対象にしています。(中略)私はこの本で良いデザインの仕事なら実質的に必ず利用されている4つの基本コンセプトを提示します。これらのコンセプトは明確で確固たるものです。いちどこれらのコンセプトを認識してしまえば、それがページに適用されているかどうかがわかるようになります。

ノンデザイナーズ・デザインブック
ロビン・ウィリアム


もっとこなれたパワポのスライドを作りたい!

上司から資料作成を頼まれては、いつも自分のセンスのなさに打ちのめされてきました。

その場凌ぎにデザインの本は何冊も読むのですが、付け焼き刃はやはりなかなか身に付かず。

そのなかで、この本は一番わかりやすくて役に立ちました。ロングセラーにはやはり理由がある。

4つの基本コンセプト、もう忘れません!

資料作り、チラシ作り、わりと好きなんです。。


【読書メモ】


デザインの4つの基本コンセプト

  1. 近接 関連する項目をまとめてグループ化して配置する 関連しない情報は近づけてはいけない

  2. 整列 ページ上のすべての要素がほかの要素と視覚的につながりを持つようにする 中央ぞろえ、左ぞろえ、など 強い整列はふさわしい書体と組み合わされて洗練された表現、フォーマルな表現、真剣な表現を生み出す

  3. 反復 デザイン上の何かの特徴を作品全体をとおして繰り返す 反復は、断片をまとめて一体性を与える 一貫性は統一感を生む 反復はアクセントをつけること 黒いドレスに赤いリップと赤いハイヒールを

  4. コントラスト 文字の大小、線の太さ細さ、寒色と暖色、画像の大小 コントラストで異なる要素の間に組織的な階層構造を作り出す そのためには強いコントラストが必要

避けること

  • ページ上に個別の要素を作りすぎない

  • ただ空いているという理由だけで隅や中央に何かを貼り付けない

  • 中央ぞろえは意識的に選択する

  • 同じページで二種類以上の文字ぞろえを用いない

  • 要素をうるさく感じさせるほど反復しない


本書にはたくさんのサンプルが掲載されており、良い例イマイチな例の対比から、4つの基本コンセプトが理解できるようになります。

職場で過去の資料を使い回しするときも、気に入らないデザインの修正ポイントがわかるようになりました。

(いくら使い回しとはいえ、私の作った資料として出すからには、あまりに美意識に欠けるものはちょっと…)



ところで、最近の職場の若手たちって、資料作りが上手な子が多くないですか?

パワポのスライドも、ちょっとしたチラシも、さらさらさらーっと作ってくれる。

学生時代から作り慣れているのでしょうね。とくに理系の子が作るグラフなんか、○○総研さんにお願いした?ってくらい完成度が高くて、度肝を抜かれたことがあります。

私が新人の頃はまだ、紙の資料を切り抜いて、A4紙にいくつもペタペタ貼り付けて、別の資料にするよう指示される上司もありましたが。20代にこんな話したら、化石認定されますね。。

伝えたいことが、伝わることが第一。

そのために、よい中身を、よく見せる努力をすることにしましょう。

いまは便利なツールもたくさんありますし!


ではまた。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!

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