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ガーデナー(庭師)養成講座 第2期 第15日~立木刈込・モチノキ玉造り編~
シラカシの剪定、ハナミズキの剪定と、ここのところ剪定続きでした。
シラカシは常緑樹、ハナミズキは落葉樹、ということで、複数のパターンの剪定の経験を連続して積むことで、色々と気づきがあったのではないかと思います。
そして、今回は刈込に戻ります。
刈込については、これまで、立木の刈込ということで、コニファーの刈込を、
(こちらは、エレガンティシマですね。)
生垣の刈込では、ウバメガシの生垣を、
刈り込んでいただきました。
今回は、モチノキの玉造の刈込にトライしていただきます。
まずは、養生から。
そして、いつものように、講師の細川から、刈込の仕方をレクチャーします。
やり方をご説明した上で、一部分だけ、細川が仕上げる様子をみてもらい、実際の進め方を理解してもらうだけでなく、スピード感も体感していただきます。
そして、早速実技へ。
皆さん、鋏を動かす速度は向上しています。
ただ、悩まれていたのは、
「どこまで切ってしまって良いものなのか?」
これって、自宅のお庭のお手入れをしているときなどに、悩んで立ち止まってしまうポイントなのではないでしょうか。
そういった悩みをその場で解決できるのが、この講座の良いところでもあります。
実際の木を前に、講師の細川が解説し、悩んでおられたポイントをクリアにしていきます。
玉造の刈込でポイントになるのが、玉の下側(裏側)をきちんと整えること。ここをきちんとやっておかないと、仕上がりが綺麗に見えないんです。
最後にブロワーでかかった葉を飛ばします。
これをやると、また葉が立って、整っていない箇所が浮き彫りになります。
最後はそれを仕上げて終了です。
施工前がこちら。
施工後がこちらです。
初めてのチャレンジですが、綺麗に仕上がっています。
次回も同じ、モチノキの刈込にトライしていただきます。
今回学んだことを活かすだけでなく、繰り返すことで「モノに」していただけたらと思います。
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