2021年9月20日 ガーデナー(庭師)養成講座 体験講座を実施しました。
先月、第3期ガーデナー養成講座が終了し、10月からは第4期の開催を控えています。
その合間に、体験講座を実施させていただきました。
体験講座の開催は、7月以来です。
今回のテーマは、立木の剪定。
エゴノキ、モクレン、クロガネモチなどが題材です。
こちらはエゴノキ。
ちなみに、今回は5名の方にご参加いただきました。
うち、2名の方は初めてのご参加、1名の方は7月の体験講座に続いてのご参加。
さらに2名の方は、本講座の卒業生。
「せっかく本講座で学び、経験を積んだから、せっかく学んだことを忘れないように場数を踏みたい」とのことで、参加してくださいました。
まず、講師の細川より、テキストをもとに、基本的な剪定の方法を解説させていただきます。
解説した内容をもとに、実際の樹木の一部分を題材に、細川が説明をさせていただきながら剪定していきます。
一部分を仕上げ、仕上がりのイメージを皆さんと共有。
そこからは、早速皆さんに剪定にチャレンジしていただきます。
やはり、初めてご参加いただいた方は、最初にどこから鋏を入れて行けば良いのか悩まれいて、手が止まっていました。
最初に講師の細川が一部分を仕上げ、完成のイメージを共有しているとはいえ、やはり完成形がわからない。
どこまで透かして良いのか?
どこまで枝を減らして良いのか?
枝ぶりはどうすれば・・・?
それが掴めないので、手が止まってしまいます。
本講座では、刈込からスタートし、段階を踏んでスキルを修得していただけるのですが、今回は体験講座ということで、どうしてもある程度端折って進めていく必要があるので、1度の体験講座ですべてをしっかり理解していただくのはさすがに難しいです。
「徒長枝は剪定して良い」と言われても、いわゆる樹冠がどこだかわからないし、どれを徒長していると言うのかもわからないし、樹冠からはみ出しているのかもわからない。
そのため、何度も脚立から下に降りては、ラインを確認し、剪定を進めておられました。
今回は、7月の体験講座と比較し、樹木が大きいものだったので、限られた時間内では仕上げることができない方もおられました。
しかし、卒業生はさすが。
体験講座の参加者の方より高さもボリュームも大きい樹木を、登り込んで剪定し、きっちり仕上げておられました。
剪定前がこちらで、
剪定後がこちら。
スッキリです。
今回、初めてご参加いただいた方からは、
●今回が初体験でしたので、仕上がりはともかく、記念すべき1本になりました。また、機会があれば体験講座に参加してみたいです。
●作業前、とても詳しくわかり易い説明を聞いて、頭で解った気になっていました。実際に脚立に登ってみると、枝や葉が迫って見えて、切る枝の選別に迷い、時間の過ぎるのが早かったです。時折、講師の先生が後ろからアドバイスを下さりとても心強く思いました。ありがとうございました。
といったご感想をいただきました。
少しでも皆さんにとって学びの多いばになっていれば幸いです。
今後も定期的に実施していきたいと思います。
※今後の体験講座の情報は、ガーデナー(庭師)養成講座Twitterで告知予定です。
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