ガーデナー(庭師)養成講座 第3期 第13日~工程管理(カナメモチ&レッドロビン生垣)編~
時折小雨が降る、ぐずついたお天気。それでもなんとかの講座が終わるまではもってくれました。良かった良かった。
今回は、前々回に引き続き、『工程管理』です。予定では、今回で終了させる予定です。皆さん、予定通りに終わらせることができるのでしょうか。
ちょっと期間が空いてしまったので、少しおさらいをしたら、
早速スタートです。
皆さん、アグレッシブに進めていかれます。
工程は組んであったものの、当日、途中の休憩までにどこまでを終わらせるのか、という共通認識をつくらないままでスタートしていましたが、そこはあえてこちらから指摘せずに進めていただきました。
午前の休憩のタイミングで、自然と何時までに刈込を終えて、掃除にどのくらい時間が必要で、何時に終わらせる、という擦り合わせができていました。
進めていきます。
「刈る」そのスピード自体は、皆さん格段にアップしていました。
そのため、講師の細川からは、一歩踏み込んで、鋏の使い方の応用編として、刈込鋏の持ち方や使い方により生垣刈込の効率を上げるポイントをお伝えしました。
午前の部の皆さんは、予定より早く完了。
午後の部の皆さんは、15分ほど予定をオーバー。
オーバーした理由は、刈込そのものではなく、掃除でした。
掃除が想定より時間がかかってしまった。
そのため、最後の振り返りでは、刈込そのもののテクニックよりも、掃除も含めた全体の工程について、皆さんの発言が多くありました。
刈るスピード自体よりも掃除のほうが、全体の時間に影響を及ぼしたこと。
だからこそ、掃除を考慮した養生の仕方が重要であること。
かかり枝を掃除することを考慮した刈込の進め方。
皆さんがそのあたりに言及されていたのが印象的でした。「目の前の1本の木をいかに速く刈るかによる効率化」から「工程全体としての効率化」に意識が向かっていることが明確でした。
2回にわたっての工程管理により、その目的や重要性を感じていただけたのではないかと思います。
最後はいつも通り、道具のメンテナンス。
今回の講座も終了です。
次回からは、また剪定に戻ります。
この2回、工程管理を学び、実践することで習得したこと、意識すべきポイントを抑えながら、進めていただきたいと思います。
※今後の体験講座の情報は、ガーデナー(庭師)養成講座Twitterで告知予定です。
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