ガーデナー(庭師)養成講座 第3期 第15日~立ち木剪定・金木犀編 vol.2~
6月も間近。
さすがにあたたかく・・・むしろ汗ばむくらいの陽気でした。
今週も、先週に引き続き、金木犀の剪定に取り組んでいただきます。
先週、ゴールイメージを描くのに苦労されている方が多かったため、その点に重きを置きながら、先週の振り返り。
ゴールのイメージと、そこに至るために、具体的にどういう枝を選べば良いのかを解説していきます。
そこからは、とにかく皆さんに、鋏を握って切っていただきます。
これは、剪定だけでなく、刈込でもそうなのですが、ラインを『見つけて』から手入れに入ることで、圧倒的にスピードが変わります。
また、先週・今週と剪定を進めている金木犀は、まだサイズがさほど大きくないので、脚立も必要がありません。
そのため、上から枝を開いた状態で枝ぶりを見て、ラインをどこで出すか、そのためにどの枝を間引いていくのかを考えている場面がありました。
しかし、まず金木犀の特性上、上から見ると、多くの枝が間延びしているように見えて、どれを切るかの判断が難しいこと。
また、枝が絡みあっている金木犀を、枝を開いた状態で見てしまうと、立体的にどう絡み合って全体を形成しているのかを無視して不要枝を判断してしまうので、単体で見ると不要枝、しかし現状の樹形を考えると残すべきだったはずの枝を切ってしまいます。
そのため、都度都度、悩んでおられる方には、枝の辿り方をアドバイスさせていただきました。
今日は、多い方で3本、剪定を完了させていました。
仕上がりました。
最後は、そうじをして、
道具メンテナンスをして、
今週も終了です。
第3期も残すところ、あと5回となりました。
ここから先は、脚立に登っての剪定、実際に木の中に登りこんでの剪定と、ハードルが上がっていきます。
皆さんに剪定の基本をきっちり習得していただけるよう、引き続き場づくりをしていきたいと思います。
※今後の体験講座の情報は、ガーデナー(庭師)養成講座Twitterで告知予定です。
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