ガーデナー(庭師)養成講座 第3期 第16日~ロープワーク・男結び~
先週まで、2回に渡り実施してきた金木犀の剪定が終了。
しばらく刈込の実技が続いていましたので、脚立を使用する必要のない大きさの金木犀の剪定を通して、剪定の勘を取り戻していただけたのではないかと思います。
この勢いそのままに、もう一段階難易度の高い剪定にチャレンジしていただく予定でしたが、あいにくの雨予報。
そのため、先の日程で予定していたロープワーク&男結びの講座を前倒して実施しました。
ロープワークは、軽トラックに脚立など道具、剪定枝などを積み込んだあと、それらが落ちないように固定するために必須のスキルです。今回は、「南京結び」というロープを固定する方法についてお伝えし、実践していただきました。
まずは、講師の細川から、南京結びのやり方をレクチャーします。
その上で、細川が結ぶ様子を隣で見ながら、一緒に取り組んでいただきます。
そこからは、ひたすらご自身で練習していただきます。
正直、基本的なやり方は、動画でいくらでも学ぶことができる時代です。
しかし、いざやってみるとうまくいかない。そして、そのうまくいかない理由が自分では客観的に理解することができない。そして挫折してしまう。
そのため、何度も実践していただきながら、失敗ポイントを講師の細川が補正していきます。
最終的には、速い方で15秒程度で結ぶことができるようになっていました。
ひたすら練習されていたので、終盤には「手が痛い」とおっしゃっていたのも印象的でした。
続いては、結び物です。
たとえば木を植えたときに支柱設置をするのですが、その固定の際にシュロ縄という紐を使用して結ぶ上で必要なスキルです。今回はその中で最もメジャーな「男結び」という結び方についてお伝えし、こちらも実践していただきました。
南京結び同様、細川からレクチャーした後は、皆さんに取り組んでいただきます。
簡単そうに見えるのですが、やってみると意外と難しい。
上手くいかずに苦戦されている場面もありましたが、その都度、講師の細川がその壁に打ち当たってしまう上での課題とその解決策をお伝えしていきます。
難しいと感じるポイントは個人差があったりしますから、実際にぶち当たった壁を一緒に解決していくことが、上達の近道です。
男結びの次には、綾掛けにもチャレンジし、今日の実技は終了。
第3期のガーデナー養成講座も残すところあと4回となりました。
ここからはひたすら剪定が続きますし、徐々に難易度が上がっていきます。
さぁ、ラストスパート!
※今後の体験講座の情報は、ガーデナー(庭師)養成講座Twitterで告知予定です。
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