ガーデナー(庭師)養成講座 第6期 第13日~工程管理@生垣刈込編~
これまでの12回の講座の中で、『刈込』と『剪定』について、座学と実技を通して学んでいただきました。
今回からは、少し趣向が変わり、『工程管理』をテーマにして実技を行っていただきます。
この講座は、ガーデナーの現場で役立ち、即実践可能な基礎的な知識・スキルを修得することを目的にしています。
では、ガーデナーの現場で役立つ知識やスキルとは何か?
これまでの講座を通して学んで来た「刈込」や「剪定」の技術ももちろんそのひとつです。
ですが、それだけでは十分ではありません。
それはなぜか?
実際の現場にはご依頼してくださったお客様が存在します。
そして、お客様との間には、事前にお約束した納期があります。
その納期通りに仕上げなければならない。
「限られた時間」の中で、「お客様のご要望にお応えする」仕事をしなければなりません。
「時間」という制約の中で、プロの仕事をしなければならない。
そこで必要になってくるのが「工程管理」のスキルとなります。
今回から3回にわたり、工程管理について学び、実践していただきます。
まずは講師の細川から、工程管理のポイントをレクチャー。
それから、実際に皆さんに図面をとっていただきます。
今回は初回ということで、講師の細川も一緒になって工程設計を行いました。
その上で、その工程に添って進めていただきました。
久しぶりの刈込ではありましたが、皆さん刈込にはすっかり慣れておられ、特に戸惑うこともなく、取り組んでおられました。
何より、「マイ刈込鋏」をお持ちになられる方が数名おられたのが印象的でした。やはり自分の道具を持つと、愛着が変わりますよね。
工程としても、予定通りに終了させることができていました。
本日分の仕上げと掃除が終わった後は、皆さんで打ち合わせ。
2回目の次回の工程を組んでいただきました。
次回は、皆さん自身でリーダーやタイムキーパーといった役割を担っていただき、進めていただきます。
そして、3回目は工程設計自体も皆様にお任せ。講師の細川もタッチしない予定です。
段階を踏んで工程管理についての理解を深めていただければと考えています。
★第7期の講座、今後の体験講座等のご案内は、ガーデナー養成講座Twitterでも告知予定です。