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前職の成果を数値化しよう、という考え方【転職】

私が何者であるかはコチラをお読みくださいませ。

この記事は「数値化」を誰でも身近に、そしてすぐ実行出来るような初心者版として読める内容です。

人の力量を客観的に図る際、数字で語られることがほとんどです。

こんなアピール、耳にしませんか?

A「今まで、月間の売上が100万だったが、3ヶ月200万にすることが出来ました。」
B「前職では、私の店舗は売上げランキング常に上位にいました。社長にも認められ、社内でも数々の賞を獲得しました。」

どうでしょう。一目瞭然でAの力量が分かりますよね。

この”数字”は、今後自分から「会社」「ブランド」の肩書きを剥がしたときに、
誰にでも客観的にアピール出来る実力値です。

とは言え、

  • どのように数字で表すの?

  • 売上やお金に関わる部署ではなかったんだけど・・・

と言う方も多いはずです。

この記事では、

  1. 数字で自分のステータスを表したい!

  2. 数字にしにくい業務を数値化したい!

と言う考えをお持ちの方に役立ちます。

数値化しやすいもの、しにくいもの

数値化しやすいもの

まずは数値化しやすいものをピックアップしましょう。

お金
売上・単価・達成金額
比率
達成率・前月比・昨対比

会社員であれば、耳にタコができるくらい聞いてきた数字だと思います。
更に深堀ってみましょう。

数値の単位

円 例)売上100万円、単価15,000円、年間2億円
% 例)前年比120%、昨対比150%、達成率200%
人 例)3名採用、離職者0名、20名のマネジメント経験
位 例)1位、3位/20位
件 例)5件成約
分 例)15分短縮、120分の講演

あくまで一例ですが、普遍的に数値で表される単位は上記が代表格ではないでしょうか。
どうでしょう、自分の実力値を構成する”単位”は見つかりましたか?

数値化しにくいもの

一方で数値化しにくいものも多くあります。一例ですが紹介します。

  1. 社員エンゲージメント

  2. モチベーション

  3. お客様の感謝(NPSなど仕組みはあり)

ドラゴン○ールのスカウターのように見ることが出来ればベターですが、人の心を覗く事は最も困難であり、不可能に近いです。

数値化しにくいものをどのように数値化するか

では数値化しにくい部署・仕事内容をされている方々はどのように表現すればよいでしょうか。
一部方法を紹介します。

モチベーション

与えられたミッションにもよりますが、管理職の方・人事・採用関連の方が当てはまるのではないでしょうか。
実は表現することが可能です。

社員アンケートを取る
一番手っ取り早い方法です。
自分自身の会社への満足度を1~5Ptで表し縦軸に、期間を期ごとに横軸とします。

あとはアンケート結果を集計し、前期比を出すだけで数値化が可能です。


私の経験ですが、
メンバーが口々に「時間がない」と話しているものの、どれくらいの人が悩んでいて、何分(何時間)単位で「時間がない」と感じるのかが分かりませんでした。

原因をより詳らかにするために、Googleフォームを使って、5分アンケートを取ることにしました。

  • 1日に検索や調べ物(誰かに聞く事も含)をどれくらい行っているか

  • 1日に待機している時間(返答待ち時間も含)はどれくらいか

選択肢はそれぞれ、10分以内、30分以内、60分、120分、180分以上。

※「具体的にどんなシーンで上記の時間を消費しているか」も解答欄として設置。

結果的に、メンバー全員(当時は30名弱)の1日の無駄な時間が判明し、
具体的に何を改善すれば良いかも明らかになりました。

この経験から、私だったら
「今まで1日8時間勤務の内、平均○時間無駄な時間に費やしていた組織の課題を明らかにし、○ヶ月で○時間まで削減することに成功しました。」
とアピールすることでしょう。

明日からのアクション

まずは、お金以外の単位も数えてみましょう。
次に図りにくい、人の気持や組織のエンゲージメントなどは、手っ取り早くアンケートを取ってみましょう。

たったこれだけで、あなたの市場価値は明白に、そしてご自身の今までの軌跡はアピールできるんだ、と気づくはずです。

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