【月刊/NISA】資産運用通信簿 2023/12(Vol.003)
プロローグ(慌てて始めなくても良し!)
今年も残すところあと1ヶ月、新しい NISA が始まるまではあと1月足らずというところにきました。
証券口座もお持ちでない方が今から NISA 口座を開設するとなると、今年中に新 NISA の活用準備を整えるのは難しいのかもしれませんが、「間に合わせなければ」という類の思考で結論を急ぐ必要はありません。
今まで預貯金のみで蓄財をされてきたのであれば、まずは減る可能性もある “投資” という行動に対する理解を深めるのが先。
現金(円)だけを持ち続けることにも明瞭な弱点があること、“投資” と “ギャンブル” が同義ではないことなどに合点し、結果として “投資” を始めたくなったら、それから証券口座、ひいては NISA 口座の開設検討に入るくらいでも十分です。
NISA が新しくなるという話題は、あなたが資産計画や運用について詳しくなろうとするきっかけに過ぎないと捉え、まずは自分のペースで考えて “ハラオチ” することを目指してみましょう。
さてそれでは 2023年11月末日 時点の運用実績、いってみたいと思います。
2023年 11月 30日 時点の運用実績
①運用状況サマリ
2021年 から積立を開始。満額積立を継続しており、今年が3年目
つみたて NISA の購入上限額(非課税投資枠)は 40万円 / 年
1ヶ月の上限積立額は 40万 を 12 で割った 33,333円
2023年も月額 33,333円 の積立で推移しており、現行枠は総額ほぼ120万の買付にて終了となる見込
“資産合計” の黒字は、これまでの投資額に損益の実績が加味された数字
上記、つまりこれまでの投資額は 1,166,659円 で、それに対して 227,933円 の含み益(赤い字)が出ており、故に“資産合計”額が 1,394,592円 と増加している
含み益は前月比 92,678円 、総資産額は 126,011円 の増加
赤い字の%値は損益率。例えば100万円投資して125万円になっていれば25%、50万になってまうと-50%
損益率は先月の 11.93% から 19.54% へ、7.5% 強の上昇
②保有商品一覧
毎月積立買付している投資信託(ファンド)はスタート時からずっと同じ、3商品。それぞれの積立額は1枚目のキャプチャを参照
評価損益は現状、どの投資信託でもプラスになっている(含み益が出ている)が、その利益率は異なっている
③資産推移
去年の今頃は約 20,000円 の含み損(含み益の対語)が出ていた。誰もが恐れる “元本割れ” の状態
旧 NISA で積み立てた投資信託を取り崩す(売却・現金化する)のは早くとも18年後と考えている
旧 NISA 積立の非課税運用期間は20年間。つまり2021年に積み立てた40万円分の投資資産について、2041年以降も運用を継続することで生じた利益分に対しては課税されるということ
いかがでしたでしょうか。今月のレポートでは、
先月目減りしたところから一転、今月は含み益が大きく増加した
2022年12月のように、長く運用を続けているとマイナス(含み損が出ている)の状態を味わうことも当然ある
主に上記2点のポイントが伝わっておればと思います。
次回は積立最終月にして保有商品一覧に変化が生じます(新顔登場)ので、その辺りについて軽く触れてみるつもりです。
それでは来月の通信簿もどうぞお楽しみに。
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