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【月刊/NISA】資産運用通信簿 2024/11(Vol.014)

運用10ヶ月目、総評価額は前月比+6%超と急伸。
どうする NISA 移管? 
年間投資枠は埋めるべきか?
 


皆さんこん〇〇は。
独立系 FP 事務所、ガーデン・イールズの藤岡です。
今日この1日も24時間しかない中、本記事をお選び頂き本当に有り難うございます。


プロローグ

NISA 移管検討の時期

まずは 前号 の終わりで予告していました、NISA 口座の移管について。
予定通り、別記事(FPコラム)として書かせて頂きました。
移管ってなに? という方から、来年初頭の移管で検討を進めたい方まで、幅広くカバーする内容に仕上げてあります。
実は NISA 口座って、どこで開設しても同じという訳では無いんですよ。
ご自身の資産を運用することに慣れてきたら、今の自分のスタイルによりふさわしい NISA 口座が無いか、この記事を見て考えてみましょう。

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年間投資枠は無理して埋めるべからず

今年も残り2ヶ月を切るところまで来ました。
最近は証券会社の広告や Youtuber の動画などで、年間の投資枠(つみたて 120万 + 成長 240万)を年末までにどうやって埋めるか、という内容の話をチラホラ見掛けます。
一応、改めて念押ししておきたいのですが、NISA の投資枠って、その年に使い切らないと無くなるものではないですからね。
来月出るボーナスの余剰を NISA 口座での投信買付に上乗せたりするのは大いに結構なのですが、それで手持ちの現金が薄くなることに少しでも不安を感じるようなら、止めておいた方が良いです。
NISA 枠を使った投資は長く継続することが何より大事で、その為には心安らかに続けられるペースを守らなければなりません。
トータルの投資枠、つみたて 600万 + 成長 1,200万 が減ることは無いのですから、妙な煽りに駆られて心を乱さぬよう、気を付けて下さい。

それでは続きまして本編、2024年10月末日 時点の運用実績にいってみましょう。

2024年 10月 31日 時点の運用実績

①資産推移(前月比 2ヶ月連続 含み益: ↑ / 利益率:↑ )

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  • つみたて投資枠は年間120万、月額10万ずつの積立(買付)が上限

  • “取得額” は、これまでに買い付けた投資信託の買付総額

  • “評価額合計” は、買い付けた投資信託の現在の価値を示す

  • 評価額合計が取得額を上回っていれば、運用状況として利益が出ている状態。この見込利益を “含み益” と言う

  • 上記、逆に損失が出ている状態ならば、その見込損失を “含み損” と言う

  • “評価損益” は、取得額に対する評価額合計の増減の具合を記した数字。含み益なら赤い字、含み損の状態に陥れば緑の字になる

  • 評価損益のカッコ内、%の数値は “評価損益率”。例えば100万円投資して125万円になっていれば25%、50万になってしまうと-50%

  • 含み益は前月の 43,264円 から約 67,500円 増えて 110,859円に、評価損益率は 3.24% ⇒ 4.80% ⇒ 11.08% とここに来て急伸

  • これまでの総投資額(1,000,000円)に対し 110,859円 の含み益(赤字)が出ており、両者を加算した 1,110,859円 がこの時点の総資産額となる

②保有商品一覧(前月比 全ファンド利益率上昇)

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  • 全世界株インデックス(ACWI:アクウィ)に連動する投信を集中買付

  • モニター目的で S&P500 指数連動、新興国指数連動、日経平均連動の各ファンドを小額買付

  • 今月は保有全ファンドで利益率上昇しているが、やはり日経平均インデックスが頼りない感じ

③積立設定 (2024/4 から半年以上変更無し)

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  • 毎月8日、クレジットカード決済のみで10万円分を一気に買い付ける設定にて積み立てを継続中

  • インド株インデックスをモニターするのに丁度良い投資信託があれば加えたいと考え中。楽天・プラスシリーズにラインナップされることを期待

  • 為替ヘッジ無しのコモディティ(金)投資信託にも興味を持ち始めているが、今利用中の NISA 口座ではお目当ての投信が購入不可
    ※あくまでメインの買付は全世界株インデックス連動型。当面は方針の再考を迫られる世界情勢の激変など生じないであろうとタカを括っている

エピローグ(米大統領選の影響やいかに)

今号の記事を書き上げた今の時点で、次のアメリカ大統領がどなたになるのかはまだ分かっていない状況です。
皆さんがどういったファンドに投資しているかにもよりますが、それでも海の向こう、この選挙の結果が手持ちの運用中資産に何らかの影響を及ぼしてくることは間違いないはず。
私にとっても良き学びとなりそうなので、何かしら得られたそれが言葉に出来そうなクリアーなものであれば、次号で頑張って記してみようと思います。


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それでは来月の通信簿もどうぞお楽しみに。

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